2011年2月15日火曜日

『まんがタイムLovely』2011年3月号

『まんがタイムLovely』2011年3月号、昨日の続きです。

『帰宅部活動中!』。中学生の時分、陸上に青春を捧げていたというのに、足を傷めてしまったのかな。そんなヒロイン、渡辺は高校では帰宅部に入った。って、そういう部がちゃんとあって、ミーティングがあり、どうも割と熱心に活動しているみたいです。このおかしな部活、買い食いとかしながら、一緒に家に帰るって感じですか? そうした活動に付き合いながら、陸上部に未練があるような様子を見せるヒロイン。ただただコメディタッチではない、そんな漫画であります。

『おばけの学校』、灯幻郷という名前なのか、村に住むことになった風太郎。そこで出会った変わった女の子。そして物の怪。命狙われてみたり、そうかと思ったらさっきの女の子、アヤと呼ばれてる、その子に助けられたりして、なかなかにハードそうな幻想的四コマです。しかし、女の子、暑いのに半纏着てマフラー巻いて、カラス、ええと烏天狗ですな、連れてる、そんな子なんですが、見ればランドセル背負ってるから、学校で再会したりするのかな? 日常に寄り添う怪異の世界、そんな雰囲気。あおりにはファンタジーとあったけれど、ファンタジーというよりか最近のはやりというの? 伝奇もの? そんな感じがしています。

『あまえび書店のクララさん』。これ、コマ割り漫画ですね。姉たちから、お前は器量がよくないといわれて育った桃沢くん。慣れない都会で頑張ってバイトしながら学生生活送っているのですけど、そのバイトが続かない。その度に求人誌買うものだから、書店のお姉さんに覚えられて、そして判明するバイト先でいびられた理由。もう、ベタなんですけどね。眼鏡はずしたら美形。その事実のため? お姉さんにバイトしないかと誘われて、しかしこのお姉さんもクールというか一癖ある感じ。ちょっと気になる雰囲気、悪くないって思いました。

といったわけで、ざっと新生『Lovely』読んでみて、これ、ただの日常もの、みたいなのはほとんどない、どこかしらに一味加えてあるといった感じでして、それは怪異や幻想、あるいはBLっぽいの、そういったのですね。BL傾向持つものはわりと明るくあっけらかんとしていて、怪異幻想傾向は少々陰鬱な雰囲気を持っている。ええ、陰りといったらよいでしょうか、そういうニュアンスはそこかしこに感じられました。だから、明るい、楽しい、そういうのを押し出してくる漫画はぱっと目立って、そのコントラストでよりいっそう印象が強くなっていたように感じました。

  • 『まんがタイムLovely』第18巻第2号(2011年3月号)

2011年2月14日月曜日

『まんがタイムLovely』2011年3月号

『まんがタイムLovely』2011年3月号、昨日の続きです。

『ココロナヤミに小鶴堂』。漢方薬店小鶴堂の求人に応募し採用されたヒロイン柿岡もろこ。採用されたという理由が、毒に耐性があるからというもので、なんて酷い理由。というか、酷い選考方法。だって、毒盛るんだもの。で、ひとり平気な面してた。それがヒロイン。夜の小鶴堂、昼は漢方薬を扱うけれど、夜は毒を扱ってる? その店番? なんともいえず剣呑な雰囲気でありますが、実際どうなのでしょう。多分、そういう裏稼業的なものになるんでしょうけれど、ヒロインのキャラクターからするに、なんだかわいわいとにぎやかなコメディになりそうに思います。

『カフェは今日もにくきゅう日和』。ネコが売りの喫茶店? いや、そうではなく、肉球メインである模様。調度食器料理にいたるまで肉球モチーフ。でもって、兄弟経営であります。兄は動物を管理しグッズ他を作る、弟は調理をする。そのための教育を受けてきて、で、その教育をさずけたのは姉。この店のオーナーですが、幽霊? しかも猫? どういうこったろうと思ったら、なにか具合を悪くして入院している模様。やっぱり一味加えるのが基本みたいですね。

『とりにてぃ』。突然押し掛けてきた女の子、娘だっていうんですが、覚えがない。そう思っていたら、次々と娘を名乗る女の子がやってきて、そしてその父がみな違う。三人で同居している男性たち、そのひとりひとりに突然娘ができた、というか、やってきたというんですね。作曲家、画家、作家の父、そして娘たち。きっとにぎやかになりそうな漫画です。で、これ、ぱっと見たときに、『ぱれっと』っぽい? とか思ったんですね。なぜかはわかりませんけれど。

『くるくるまきまき』、これもちょっと『ぱれっと』ぽく感じた漫画です。街で出会った不思議な女の子。トラックにはねられて動かなくなった女の子、メイドさん。けど、動かなくなったのはどうもトラックにはねられたからではないみたい。注意書きにあった、背中のゼンマイをまいて下さいというお願いにしたがってみれば見事に復活して、ゼンマイ仕掛けのロボットなんですね。そのロボット、クルクルと同居することになったヒロインまき。このクルクルの、たびたびゼンマイがきれて巻かないといけなくなるっていう、そのストップするタイミングがよくて、なかなかに面白かったです。

  • 『まんがタイムLovely』第18巻第2号(2011年3月号)

2011年2月13日日曜日

『まんがタイムLovely』2011年3月号

『まんがタイムLovely』2011年3月号、昨日の続きです。

『幽霊だから!!』、これは結構オーソドックスというか、教室にいる幽霊、一緒に授業を受けてるのに気付いて、けどまわりの人には見えていない、見えているのは私と教師だけ? そんなシチュエーションで展開していくコメディ? であります。絵柄としては女性向け、ちょっとヤング向けといった感じでしょうか。ただ幽霊が見えてしまうというだけでなく、日常、人生を退屈しているヒロインに刺激を与える、そうした展開になっていくのかな、なんて予想がされます。シンプルなコメディではなく、ちょっと陰鬱というか、陰のあるところがこの雑誌のジャンル、であるのかなあ。絵柄によっては、既存の四コマ誌に載っててもおかしくない、いやこの絵柄でもいける雑誌はありそう、そんな気もする漫画です。

『子執事は社長の夢を見るか?』、これはBLっぽい匂いがする、といいきってしまっていいものか迷いますが、けれど何本かあったBLっぽいニュアンス、雰囲気を持った漫画の中では、これが一番その傾向を強く押し出していたと感じます。まずは絵の雰囲気がそうでした。リーマン系なのか? けれど冒頭、ひつじのぬいぐるみを抱いて眠ってる美少年からスタートです。あとはもう、やんちゃ系、ええと、何系なのか? 浅黒い肌、エキゾチックな美青年が駆け付けてくる、社長は眼鏡も凛々しい美青年、美少年美青年美青年美青年、この4人が一緒に暮らしているというシチュエーションまでBL/MLライクだ! けど、もちろんそうした表現が描かれているわけでなく、あったといえば、目覚めのキス的なものくらい。でも、男が二人出るだけで[中略]官能小説といった方々には、もうこの漫画はそうでしかないのではないか。なんて思うくらいです。実は、こういうの割と好き。楽しそうなコメディですよ。

『みん☆うた』、これなんかは、そのまま『きらら』誌に掲載されてもおかしくなさそうな風に思います。合唱もの。高校入学、合唱部でがんばるぞ、やる気のある一年生、赤根詩幸と美紀のふたり。けど、頼みの合唱部はろくに活動していないという状況で、ふたりからがんばろう、そんな展開かと思ったら、あれれ、幽霊なのかい? それとも違うのかな。普通の部活ものにはせず、一味加えてきますね。で、この人は神父? なんかっかこいいお兄さん。これ、『きらら』掲載だったらお姉さんになってたろう、そんな感じでありますね。

『世界で一番美しいのは誰?』、性格悪い女の子が主人公。美人、けど性格が残念。よって彼氏がいたことがないっていう女の子。萌子。幼なじみの男の子、三四郎ってのがいるんだけど、やっぱりちっともそういう風にはなりそうにない。いえね、ツンデレと呼ばれるものっぽい雰囲気を微細に感じさせながら、実際的には自尊心高めのわがまま娘、ツンもデレもない、ええ、そうした文化に属する漫画ではないのですね。でも、実はこういうの好きです。絵柄は結構シンプル。恋愛もの風味のコメディですね。楽しんで読めそう、そんな感じです。

  • 『まんがタイムLovely』第18巻第2号(2011年3月号)

引用

  • 野々原ちき『姉妹の方程式』第1巻(東京:芳文社,2004年),13頁。

2011年2月12日土曜日

『まんがタイムLovely』2011年3月号

『まんがタイムLovely』2011年3月号、発売されました。新装、まったくのリニューアルでありますね。さようならラブリー、こんにちはLovely! ってな気分でありますよ。というわけで、『Lovely』新創刊、知ってる漫画は『ココロ君色サクラ色』だけ、残る22タイトルは全部新作新連載、もうまったく知らない雑誌といっていいくらいで、いや、知らない雑誌です。とりあえずの印象は、これまで自分が読んできたどの雑誌とも違うという感じで、だからもしこれが『ラブリー』の継続でなかったら読まなかったろうなあ。そんな感覚もしたのでした。

さて、いつも書いている雑誌感想。4タイトルを目安にピックアップして書いているわけですが、その際にはなるたけゲスト、新連載について書くことにしていて、それやっとくとひと月たってからが違うんです。忘れにくいんですね。以前なら、あれ、これなんだっけ? となってたのが、Blogで触れておくと記憶に残ってる。ああ、あれだあれだ、と思い出せるんですね。けど、さすがに新作22本となると、全部触れるのは無理。一日4本で5日かかってしまう。つらい。というわけで、ちょっと特色あると思ったのをピックアップしてみたいと思います。

とりあえず取り上げるのは、面白い面白くないというよりも、一色これという傾向がまだ定まっていないこの雑誌の、多種多様、あっちこっちに向かっている、枝の先の漫画。それをピックアップしたいと思います。それがきっと、新しい雑誌の雰囲気をつかむのに、一番よいと思います。けどそれは明日から。今回は雑誌全体の雰囲気、感じたままを大雑把に書いておこうと思います。

第1話ばかりで、なかなかスムーズに読めないという嫌いはあるけれど、極端につまらないというようなものはなくて、だからその漫画の雰囲気が好きかどうかが重要になるように感じます。ただ漫画の雰囲気が結構自由というか、ヤング向け女性漫画誌に載ってそうな雰囲気のがあるかと思ったら、ばりばりBLですみたいなのもあって、かと思えば『まんがタイムオリジナル』とか『スペシャル』に載っててもおかしくないなって思うようなのもあって、さらにいうと『きらら』にゲストとして載ってても違和感なさそうなのもあります。私は入手困難のため数ヶ月読んだだけで継続しなかったのですが、『まんが4コマKINGSぱれっと』っぽく感じるものもあったりして、だからまだ本当に安定していないのですね。

読者がついて、その傾向を反映して、また互いに影響したりされたりもあるでしょうか、そうやってだんだんにこの雑誌という傾向を作っていくのでしょう。思えば『きらら』系列誌が創刊されるごとに、そうしたプロセスを踏んできていたっけなと思い出します。

しかし、驚いたの、少し前に『ラブリー』リニューアルってのありましたけど、あの時とはまた全然違うんですね。いや、ほんと、あの時のリニューアルをもう一度ではなく、まったくまったくのリニューアルだったんですね。

  • 『まんがタイムLovely』第18巻第2号(2011年3月号)

2011年2月11日金曜日

Demon's Souls

 今、バレンタインデーを目前として、イベントが行われていますね。恒例の最黒イベント、なんですが、いつもみたく全エリア最黒にしてしまうと、初心者お断りのバランスになってしまう。いえね、最黒だと最初の要石を出たところで、凶悪な黒ファントムが襲ってくるエリアがあるんですよ。出た瞬間にマークされる。こちらに向かってきやがるから、逃げ帰るか迎え撃つか、どちらかを選ばなければならない。瞬時に。青ファントムに助けを呼ぶ暇なんてありゃしない、っていう怖ろしいイベントがあるのですよ。だから、全エリアが黒になると、ちとまずい。からなんでしょうか、最黒エリアは日替わりとなった模様です。

でもって、『Demon's Souls』2周年なんだそうです。発売は2009年2月5日だったんですね。ベスト版の発売は2010年2月25日、それから数えても1年がたってるわけですけれど、プレイヤーは健在。今はイベント中だから、ということもあるかも知れませんが、けど体感的に、イベント関係なくプレイヤーは一定数いるという印象があるんです。

プレイヤーがいるというの、このゲームにおいては重要で、協力プレイがある。妨害プレイもある。プレイ中のヒントも他プレイヤーがくれるものですから、他プレイヤーの存在がないと物足りないんですね。だから、プレイヤーが継続的にプレイしてくれるよう、年末とかクリスマス、バレンタインといったタイミングでイベントが打たれるのです。といっても、さっきもいいましたように、ゲームのシステムを利用して、難易度があがるように調整されるというようなのですけどね。でもこれがてきめんで、ぞろぞろとプレイヤーが集まってくる。私もそのひとり、といいたいところですが、私がプレイしたのはたまたまだったりします。いえね、ふた月ぶりくらいにプレイしてみたら、たまたまイベントだったというわけです。

しかし、このゲーム、難度高めであるのですが、バランスがよいのでしょうね、無茶苦茶理不尽っていうようなことはなくって、理解すれば進めるようになる。けど、それでもひとりではきついから、仲間をつのる。けど、仲間を呼べる状況だと、敵対プレイヤーの侵入がありうるという、またまたハードな状況。この、簡単には進ませませんよというシステムが、プレイヤーを途切れさせないんでしょうね。こうした状況は日本だけでなく、アメリカ、ヨーロッパでも同じであるようで、本来ならサービス停止になるところだったのに、まだプレイしている人間が多いからサービス継続します、みたいな話がついこのあいだあったところでした。

さて、『Demon's Souls』の続編が制作中であるのだそうです。名前は『DARK SOULS』。詳細はまだ出てはいませんが、エリア制が廃止、ソウル傾向も廃止となるらしいという情報は出ています。さらに難度が上がり、ボリュームも1.5倍くらいになる模様。今度はサーバを置かないらしく、また日本と海外プレイヤーのマッチングも可能になるらしいとの話。これは長くプレイできそうだぞと、今から楽しみにしています。

書籍

2011年2月10日木曜日

『まんがタイムきらら』2011年3月号

『まんがタイムきらら』2011年3月号、昨日の続きです。

『うちのざしきわらしが』、豆まきですよ。ざしきわらしが、鬼の面で驚き、そしてさらわれかける。鬼役やれば楽勝でのされ、ほんと、こののされるパターン。ざしきわらし、ざしきわらし、後輩。面白かったです。あの、鳩の存在がなにかナンセンスというか、おかしいですよね。なにがおかしいかわからんのですが、おかしいのです。しかしね、あの先輩大好きな後輩が、先輩も鬼やるのならってことで、ちょっと嬉しそうだったりしたのに、思いっきり裏切られるっていう展開、あの裏切り方が、猫でしたー、って。なんともいえん味わい。ほんと、なんともいえず面白かったです。

『だいすき!』、新連載です。『PONG PONG PONG!』のリサリサですね、新連載とのこと、これはすごく嬉しいです。新作『だいすき!』は、お兄ちゃん大好きの妹が主人公、いや兄が主人公かな? ともあれ、ブラコンコメディであります。妹が高校生になって、兄と同じ学校に通うことになった。妹、千夜。兄、太一。妹の猛烈アタックに兄たじたじといった風なのですが、この妹、朝から夕食なみの食事用意したりと、いろいろ困った行動で状況をかきまわすタイプである模様です。そして、ここに幼なじみ久谷志津がかかわってくる。この人がつっこみなんでしょうね。なんのかんのいっても、妹に甘く、ペースをあわせてしまう兄とは違い、シビアに状況を観察する志津、この人の視点があることで、ただの甘々コメディにはならないぞという感じをさせて、このへん、なかなかによさそうです。しかし、志津さん、えらい美人です。

三者三葉』、薗部さんは本当にいいキャラクター。私服で登場、西山に暴言を吐くという、これ、どう考えてもお願いしてる態度じゃないよ。バレンタインデーを目前に、バイトを補充したい。ということで、西山に声をかけ、葉子さま経由で双葉、葉山にも声をかけ、けどバイト当日の状況、めちゃくちゃな感じで、ほんと、なにやってるんだろう。面白かったですよ。葉山ちゃんの服を作るのに夜なべして、肝心のオーナーが居眠りをきめこむとかね。山Gは山Gで、めずらしく役立たずだし。双葉の西山勧誘の殺し文句、いかしました。この一言で、ころっと機嫌なおしてのってしまう西山って、なんか可愛い人だと思いますよ。しかし、ほんと、大人がどうしようもない。そのどうしようもなさがおかしくて最高です。

最高といえば、バイト中の双葉さん、すきっとして、スタイルよくて、素敵でした。最高です。

『学園タイムズ!』、ゲストです。新聞部ものですね。特ダネ、というかキャッチーなネタを求めて、話をどんどん膨らませたがる、そんな傾向を持った新聞部。転校生がくれば、宇宙人と決め付ける。で、転校生エリス・バックヤード如月、この人もなかなかの曲者らしく、宇宙人のマスクかぶって登場するなど。エリスの下校をつけてみれば、庭にはUFOが飛んでいて、まさかの宇宙人なのか、と誤解させる、こういうところ、面白かったです。実際には母が映画監督、その仕込み、であったというのですが、新聞部が誤解したまま終わった今回、なかなかに収集つかない感じで面白かったです。読み切りらしいけど、どうかこの状況引き継いで、続きを見せてほしいと思います。

My Private D☆V、なんにゃかであります。いや、嬉しい。私、この人の漫画はものすごく気にいっているんですが、それはなにをやっても楽しそうなキャラクター、その力がかなり大きいと思うんです。というわけで、My Private D☆V、描かれたキャラクターもまさにそんな感じ。いかにも冒険するぞ! って雰囲気がありまして、いいですよ、なんか、わくわくします。こういうキャラクターがわいわいと探検冒険する、そんなアニメ、昔はたくさんあったように思うんですけど、このキャラクターでそういうの見られたら、きっと私は仕合せだろうなって思ったんですよ。ええ、すごくいい。なんか、楽しいもの見付けてやるぞ! って、好奇心というかわくわくする気持ちを感じさせてくれるのですね。

ところで、あの細っこい足。このニュアンスがなにかすごく魅力的。ええ、キュートであります。

  • 『まんがタイムきらら』第9巻第3号(2011年3月号)

2011年2月9日水曜日

『まんがタイムきらら』2011年3月号

『まんがタイムきらら』2011年3月号、発売されました。表紙、バレンタインデーですね。『ゆゆ式』の三人が、チョコレトートを持っている、可愛くていいですよね。落ち着いてる唯、ゆずことゆかりはそれぞれちょっと違った風に元気というか、動きがあって、こういうところもすごくいいなって。ああ、そうだ、そういえば私がBlogに雑誌感想を書くようになったのって、『きらら』2009年4月号の『ゆゆ式』表紙があんまりによかったから、だったんでした。ええ、今月もそんな感じ。この表紙はいいですよ。

『「超常現象研究部」VSエイリアン』、ゲストです。オカルト研のふたり、葛城芥子(からし? けし? どっち? それとも違う読み?)と信貴寺葵(山葵と関係する? だったらやっぱり芥子ってからし?)のふたりが、UFO呼び出すつもりで悪魔を召喚してしまうという漫画です。葵の方が変わり者みたいね。で、呼び出された悪魔が、宇宙人と呼ばれたことをもって、悪魔のことを人は宇宙人と呼ぶのかと勘違い。それで宇宙人と自ら名乗って、いろいろややこしいことになっていくという展開、なかなかに面白かったです。どういう風に話を膨らますのか、それはこれからだろうけど、なかなか悪くないかもって思います。

『2-B!』、ゲストです。女の子三人組の漫画。朝に弱いちびっこツインテールヒヨコと、茨城育ちのハーフ、金髪娘のよしこさん、いやアリスでいいのか? ちょっと迷惑なくらい元気な日向、この三人に委員長寿つかさが主な登場人物なのでしょうか。実家が美容院っていう日向、前髪切ってあげようか、って、うわヒヨコの事例が酷い。このヒヨコの日向に対するアタックぶりもナイス。わきをムニムニ、頬をギリギリ、加えて廻し蹴り。いかします。で、ヒヨコ、前髪も身長も伸びないのか。いや、でも、そんな君も可愛いよ! テンポ、ノリ、元気さ、なかなかによくって、これは面白いです。とても楽しく読めました。

『ねーちょこ』、ゲストです。姉寧子、妹ちょこ、ふたりの仲を描く、そんな感じの漫画ですね。ちょこがとにかくねーたんのことを好きで好きで、カップルつなぎの100倍かわいいの、もうものすごいのですが、そのちょこに合わせてあげるねーこはやっぱり姉なんだって思わせられますね。ほのぼのなんだと思います。

『少女公団アパートメント』、バレンタインのお話なんですが、チョコレートを選んでるところ見られたなつみの、驚くほどの落ち込みよう。なんなんだろう、そこまで大層なことなのか? なんだかすごくおかしくて、そしてちさの安請け合い、これも実に面白かったです。トリュフチョコは簡単だよ、って、作ったことないのに言い切るちささんは素敵です。で、ふたりで台所作業、チョコレートとクリームをまぜているちささん、なんだか素敵だな。しかしね、付け焼刃のちささん、ばれるところとか、ほんと面白い。で、ラム酒がないからブランデー。一番奥の持ってきたということは、秘蔵の一品か。これは、絶対、ものすごくおいしくできあがるに違いない。そう思わせる展開ですよ。ええ、昔、タルトを作った時に、クリームにいいブランデーをぶちこんだら、めっちゃくちゃおいしいのができたことがあって、だから、これ、すごくおいしいトリュフになると思います。初心者のふたりが、紆余曲折しながらも、なんとかトリュフを完成させました、そんな話だったんですけど、できたトリュフも、なんだか団子だか饅頭だか、そんな風なのだけれど、このお菓子づくりの風景、その頑張ってるっていうのが見えるところなど、すごくよかった、面白かったです。

ところで、私、以前チョコレートケーキを作った時、ガナッシュが丼一杯あまったことがありまして、分量間違った覚えはないんだけど、丼一杯のガナッシュ……。あの時はラップかけて冷蔵庫保存して、ひと月くらいかけて食べ切りました。トリュフにしたらっていわれたんですが、問題なくいけましたね。ええ、そんなこと思い出しました。うん、一度に食べ切る必要なんてないんですよ。チョコレートは保存食です。

  • 『まんがタイムきらら』第9巻第3号(2011年3月号)

2011年2月8日火曜日

教師諸君!!

 『教師諸君!!』の単行本が出ましたよ。『まんがタイムファミリー』にて連載されている、教師が主役の学園もの。主役、西名先生は世界史が専門で、しかし注目すべきはその格好でしょう。サリバン先生風。私は服飾史にはうといのですが、19世紀アメリカにおける婦人といえば、こうした衣装が一般的だったのでしょうか。オルコットの『若草物語』なんかも、ああした印象ありますよね。と、こういった具合に、歴史をはじめとする社会科の小ネタの飛び出してくる漫画でありまして、西名先生コスプレがあれば石窯コレクションなんてのも面白いのですね。けど、ただそうした小ネタが楽しいだけの漫画ではないというところが重要で、教師たちの趣味嗜好が前面に押し出されるところなども面白く、またそうした教師たちのいる職場の風景、それが楽しそうでならないのです。

主役は西名先生、であるのですが、狂言回しとでもいいましょうか、話を動かしていくのはむしろ新任の深沢先生だったりします。日本史の教師、産休の代理としてやってきて、その後正規の教員になるのですが、ちょっといろいろ夢見がちというか、自信過剰というか、けどやっぱり教師としてもまだまだいたらず、加えて変わり者の西名先生や、西名先生と一緒になんやかややってる生物の笛田先生、このふたりですよね、趣味性を前面に押し出してる教師の代表格、彼女らにちょっとたじたじとなっていて、まあそうした点でもいたらないわけです。けれど深沢先生のそんなところが描かれることで、西名先生をはじめとする先輩教師たちの変わり者でありながらエネルギーのあふれているところが強調されている、そんな気がするのです。

しかし、この漫画、うまくキャラクターが生きてるなって思います。考えてみればですよ、コスプレで授業する西名先生とか、ものすごく漫画的なキャラクターで、非現実的であるわけです。けれど、こんなに非現実的なキャラクターなのに、どことなく身近とも感じられる、そんなところがありまして、それはこの漫画の登場人物たちの感情の動きなど、もろもろの描かれかたが自然であり、またうまいからなんだと思うのですね。好きなもの、好きなことに一生懸命な、それこそ常識はずれな人たちでありながらも、仕事となれば常識的あるいは妥当な、それこそ普通のコメントが出てくる。ああ、この人たちは精一杯に楽しみながらも、よき教師たらんとしてるんだな、そんな気がします。いや、テストの問題作るのに四苦八苦して、もう駄目だあってなったりもしてるんですけど、でもそういう苦手が描かれるところなど、また親しみを感じる要素であるのでしょう。

私、この漫画を見ると、教師というのも面白そうだなって思ってしまうんです。実際の話、正規教員ともなれば、残業月80時間とかいう過激な話も聞く昨今、おいそれと教員など憧れちゃいけねえな、そんな気もするんですけど、でも自分の好きで選んで学んだことを職業にできる。知識を伝え、また自分自身学ぶこともできる。ええ、この漫画に描かれる教員たちの仕事の風景は、すごく楽しそうで、ちょっと憧れてしまう、そういった雰囲気がすごくよいのですね。ある意味、理想なのかも知れない、そんな風に思ったりもするけれど、自分の好きなことを深め、人に伝えるというのは、すごく魅力的。加えて、登場人物が皆チャーミング。これで面白くないわけがない、なんて思うのです。

  • 駒倉葛尾『教師諸君!!』第1巻 (まんがタイムコミックス) 東京:芳文社,2011年。
  • 以下続刊

2011年2月7日月曜日

『まんがタイム』2011年3月号

『まんがタイム』2011年3月号、発売です。表紙は、『おとぼけ課長』をメインに、バレ、蟹だー! 課長はなんでか傷だらけで、けどニコニコ蟹を食べています。『ひまじん』は鍋、『らいか・デイズ』は肉まん、『パパロバ』はグラタンです。冬の味覚といったところでしょうか。暖かい食事はよいものです。

『天然☆無農薬一家』、もう、農業とか関係ない! でも、面白かったなあ。母さんが息子の部屋で発見したものは、なんとドレス。どう見ても女物のサイズではない。オヤジジャストフィット、はいいんだけど、それからずっと女装で苦悩してるってのが、もうね。でもって、男の写真が出てくる。これはいいわ、素晴しいわ。まあ、以前からあれな言動が目立つ鈴木くんなんですけど、この鈴木くんに大好きと抱き付かれてるところを、妹ヒロミに現認されるとかね、いやもう、えらいこと面白かったです。

『教師諸君!!』、単行本発売ということで出張だそうです。でもって、これまで語られてこなかった衣装の秘密。なんと、冷え性だからですか。教頭に諭されて着替えたのがもんぺにどてら。生徒には不評、というか、ジャージはいたらいいじゃんか。スカートの下にジャージは可愛いよ。しかし、卒業アルバムの集合写真。サリバン先生風で写って、この人、人気あったんだな。でも、その人気があるだろうっていうのわかります。枠にはまってる人じゃない。自分の好きという気持ちを貫いている。そうしたところがよかったのだろうって思うのですね。

『わさんぼん』、なんか草太の馬鹿さ、久しぶりに全開な感じです。おかみさんの厳しさに思わず謝る草太。いや、ほんと、でもって、ここからは草太と萩くんですよ。仲いいなあ。あの、素直になれない萩くんが素敵。でもって、手ぇ握り会うってか。でもね、こうしたいちゃラブコメディ展開しながら、若い人たちの情熱みたいなのも感じさせる、そうした話はよかったです。

『恋は地獄車』、こちらもゲストですね。しかし、後藤さん編、めちゃくちゃ面白いですよ。どうもこうもなく、正論だかひねくれた意見だかをぶつけまくる、それで顰蹙も買いまくるっていうのね、素晴しいですよ。でもさ、教訓ひとつ目、こういうの私も思ったことあるし、急な脱線は勘弁して欲しいってお願いしたりしたこともあったっけ。だから、実際私は後藤さんに結構共感してるんですね。

『原稿むすめ』、ゲストです。8年前に作家をしていたという主人公のもとに、原稿が帰ってきた。人の姿になって! って、なんだかいろいろ不思議な漫画です。いえね、原稿が擬人化とかって、なんともようわからんわけですよ。恥ずかしい過去を知られている。これがなんの原稿だったかは思い出せない。このなんの原稿であるかというのが、なにか意味を持ってきたりするのかな、なんて思わされますね。

  • 『まんがタイム』第31巻第3号(2011年3月号)

2011年2月6日日曜日

『まんがタウン』2011年3月号

『まんがタウン』2011年3月号、発売されています。表紙は『新クレヨンしんちゃん』、雪でできた、ええとぶりぶりざえもんでいいんだっけ、あのブタがメインといった風。その後ろにはしんのすけと、『はいぱー少女ウッキー!』のうつき、元気そうに飛び跳ねています。

『ほほかベーカリー』はバレンタインの話題を扱っているのですけれど、店に届けられていた謎の花束、誰からだろうというのですね。ベーカリーさかい、ただひとりの男性であるタミオあてなのか? となったら、はやりのタイガーマスクに展開して、これは面白かったです。でもって、ふわちゃん。なんだろう、すごくいい。花束ひとつで、ひとりひとりをうまいこと動かして、面白かったです。誘導尋問とかもね、実によかったです。

『70's 愛ライフ』は昭和の冬の情景でありますね。とはいうものの、うちはこたつこそないものの、石油ストーブは現役です。湯も沸かすし、鍋も煮えるぞ。あんまり火力が強くないので、室内はほどほどに肌寒く、ええ、手は冷たいし、息も曇るし、ほんと、膝掛けの毛布、綿入れ半纏(いわゆるどてら)は必須なのです。ほんと、うちは昭和だなって思います。

『かしこみっく』、普通に読んでいたのですけど、あのアゲアゲのオチ、ものすごく面白かったです。変な髪型にされて、人形がへそまげるのかな、とか思ってたら、素直に嬉しかったのか。でもって、アゲアゲだなの台詞。駄目押しでしたね。参拝返しなんかもそうなんですが、ちょっとした言葉、台詞におかしみがあって、独特の味になってるように思います。

『みねちゃんぷるー』、またまた驚きの展開ですよ。峰が美少女として話題になってて、以前のやんちゃだった頃の峰と出会ってる人間でさえ、気付かないときたもんだ。これ、黙ってれば可愛いのに、そのバリエーションですよね。というか、峰は元気でにぎやかで、そうしたところも可愛かったのですが。さて、このおしとやか峰、とんでもないこと企んでて、なんと、もう恋なんてしない、だけでなくて、恋をさせないときたもんだ。いろいろあって、すっかりこじれちゃいましたね。でもって、恋愛的動きを察知するや妨害に出ると宣言して、予想しない展開だったけれど、峰らしいなって思うのも確かなんですね。それはそうと、開きなおった雅さん。なかなかによい感じですよ。ええ、わりきっちゃって、これは本当にようございました。

  • 『まんがタウン』第12巻第3号(2011年3月号)

引用

  • 池尻エリクソン「かしこみっく」,『まんがタウン』第12巻第3号(2011年3月号),190頁。

2011年2月5日土曜日

『まんがタイムジャンボ』2011年3月号

『まんがタイムジャンボ』2011年3月号、昨日の続きです。

『はなな大増刷!!』、漫研部誌作りがスタート、ですが、頑張ってる部員たちに刺激されて、先生がえらいこと張り切っちゃってるっていうのが面白いです。ジェネレーションギャップや未熟な部員たち、それも面白いのですけれど、やっぱり先生ですよ。スキャナ買ったのを皮切りに、漫画描くためのPC環境、整えているふしがあって、しかもこれ、がんがん描いてんだろうな。いや、ほんと、面白いです。以前に出てきた部誌の、あの上手だったっていう人ね、それが先生っていうのでしょうけど、そういうのが予想できるだけに、今の展開、面白くてなりません。

『アニモー』、前回の猪、まさか再登場するとは思いもしませんでした。戌居さんも再登場。しかし、面白かったですよ。猪が戌居さんに懐くことになったいきさつ、馬鹿馬鹿しくって面白い。兎耳山もだんだんに普通じゃなくなってきているってところ、けど先輩たちはどうやっても兎耳山が追い付けないくらいに普通じゃないっていう、それがいいですね。

『すいーとプロミス』、綾からもらったチョコレートを椿に奪われていたというの、単にチョコレートが欲しかったのか、それとも光介が好かれている、それに嫉妬していたからなのか。いや、チョコレートが欲しかったんだろうな……。とはいえ、今となっては、自身気付いていないみたいですけれど、光介に対し、意地だからというだけではない、そんな雰囲気もあるように思います。しかし、入浴中の椿、あの髪をおろしてる椿、姉そっくりですね。なんか、ちょっと、意外でした。

『アイスボーイズ!』、カーリングを真面目にやってる。ええ、面白いですよ。全然強くない。理論はしっかり、けどそのとおりに投げられなかったりするっていうの、こういう駄目さが描かれてきて、けど負けるのは平気じゃないっていうのも描かれて、だから最後の展開、あれが生きるのかと思います。狙ったとおりにデリバリーができた! 会心の一投、逆転に繋がるかもしれない、そんな状況だったわけですが、そこで反則があった。そのままにしてたらばれなかったかも知れないのに、自己申告した夏。どうなる!? 勝ちたい、負けっぱなしは嫌だ、という気持ち、それがあったと感じられるからこそ、この展開はよかったと思うのです。次回、どうなるんだろう。きっと負けるのだろうけど、それが次に繋がる負けなのだとしたらそれはよいなあ。なんて思うのですね。

  • 『まんがタイムジャンボ』第17巻第3号(2011年3月号)

2011年2月4日金曜日

『まんがタイムジャンボ』2011年3月号

『まんがタイムジャンボ』2011年3月号、発売です。表紙のテーマはバレンタインデーですね。『じょしもん』美々をメインに、『レーカン!』天海、『でり研』あきら、『おねがい朝倉さん』朝倉さん、皆それぞれにチョコレートを手にしています。そして『桜乃さん迷走中!』のイラスト。こちら、ゲストであります。

『でり研』、単行本が出るのですよ。これは嬉しいことであります。そして今回はバレンタインに浮かれる男たち。大仏ウキウキ、浦飯屋もウキウキ。もうどうしようもない連中だな、っていうんですが、浦飯屋はともかく大仏くんは期待どおり、どころか、以上じゃないか。しかし想像以上に恋愛方面に焦点あててきていますね。素直、といっていいのか、思い切ったまこ、けど海原は出遅れて、ここに生じた差。ああ、大仏くんモテモテで困っちゃう、って話じゃないな。むしろ主役は彼女らで、大仏くんは彼女らを動かすきっかけ、そんな感じもうけますね。

『桜乃さん迷走中!』、ゲストです。ヒロイン桜乃芽吹が出社したところ、会社の前、人だかり。なんだろう? って、倒産ですってよ。けど、桜乃さん、天然ってやつなのか、あるいはあまりのことに現実を受け入れられないのか、いまいち状況わかってないみたいで、職を失う、社宅を追い出される、意地があるから実家に助け求められない、っていうんですね。いや、でも、帰った方がいいよ、事情話してさ。といったら話は進まないわけで、そして状況はなおさら悪く……。なんともいえん味わいですね。なんというか、不憫とはちょっと違う。わびしいというか、なんというか。でも、シビアさよりも、なんとかなってくれそうな、そんな印象与えてくれるものですから、楽しく読んでいけそうに思います。

『レーカン!』、前後編になってるんですね。前編は巻頭近くにあって、そこで気になるお爺さんと、そのお爺さんにチョコレートを渡そうとする天海さん、えええ? どういうことですか!? そうした気持ちを持たせて、後編に続くわけです。いやあ、しかし、気合いはいってますよ。後編、ページをめくったらカラーページですよ。これには驚かされました。でもって、仕掛けが明かされる。ああ、これ、すごくうまいよね。ああ、そうか、そういうことか、理解して、そして、またページめくって、これは訴えますね。ぐっときますね。駄目ですよ。通勤の車内で泣きそうになっちゃうじゃないですか。しかし、本当にうまい、力の入った話でした。

パドラーズハイ』、暑い日ほど、ラフティングはよいという話。以前から、ラフティング部の活動に興味もってくれていた女の子ふたり、さっきーとりこりん、彼女らも一緒に川下りすることになって、人数が変わったことでまた違ってくるラフトの挙動。昔を思い出したりしてる。ああ、この三人はちゃんと成長してるのだなってわかる話でした。しかし、車の乗員制限あるからと、部員増やせないっていうの、ちょっと残念ですね。登場人物が増えて、わかりにくくならないようにという配慮なんでしょうけど、それでもたまにはこうして交流があるといいなと思いました。

  • 『まんがタイムジャンボ』第17巻第3号(2011年3月号)

2011年2月3日木曜日

『まんがホーム』2011年3月号

『まんがホーム』2011年3月号、昨日の続きです。

『ゆとりの手もかりたい』、ふたりの貧乏せいかつ。猫熱源のねコタツ、これは好きな人にはたまらんものがあるでしょうね。でも、こうしたけちけち生活。水の話もビデオの話もそうですが、節約だかなんだかわからない、ちょっとかわったゆとりの振る舞いが、貧しいながらも楽しい我が家といった雰囲気作り上げていて、それがすごくいいんですね。しかし、定番のゆとりビデオ、飛び降りるの、ふりだけじゃ駄目なんだ。

『横浜物語』。お隣さん、まだ名前出てきてなかったんだ。で、南さんの方が先につぶれちゃってたんだ。って、そんな雰囲気、先月からもう出ちゃってましたよね。ふたり揃って二日酔い。ちょっと焦ってる南さん、その気持ちはちょっとわかるように思います。けど、ぐっと近付くようで、基本的なところが近付いていない。名前もわからない、そんな関係、すごく微妙で、面白いです。

『桜の頃あなたは』、ほぼひとり芝居ですよね。桜の季節に、夫に先立たれた。だから、桜が苦手というヒロイン。電話、ひとりごと、猫への話しかけ。この奥さんの台詞、そして描写を通して、心情が切々と描かれるというの、やっぱりうまいなって思います。ちょっとしたスケッチ、けれどその描かれるもの、しみじみとしてよいのですね。

『おきばりやす』、面白いです。最初はちょっといけずなお嬢さんかと思ってた春子さんですけど、ちょっときつい感じがするだけで、根はすごくいい子だっていうのがわかる、そんなところもとてもいい。お姉さんや置屋のお母さんも、厳しい、けれど優しい、そんな人間関係がよいのですね。さて、舞妓一年目は飾りや口紅のさしかたで、ちゃんと一年目とわかるようになってるとい話。その最初の一年が終わったんですね。ということは、新人が入ってきたりするのか、まめ富さんたち、先輩として頑張る、そんな様子も見られたりするのかも知れませんね。

  • 『まんがホーム』第25巻第3号(2011年3月号)

2011年2月2日水曜日

『まんがホーム』2011年3月号

『まんがホーム』2011年3月号、発売されました。表紙のテーマはバレンタインですね。『らいかデイズ』、チョコレートを持って照れている? らいかをメインに、ポッキーっぽいの食べてる『夫婦な生活』のふたり、チョコレートを飾り立ててる『孔明のヨメ。』月英、そして大きく『はっち・ぽっち』ハチにチョコレートならぬ骨をあげているポチ子、ハート型のチョコレートくわえた『センセイあのね?』つぐみさんであります。それはそうと、背景、上が板チョコの包み紙、銀紙はがした風になってるんですね。ちょこっと凝ってて面白いです。

笑って!外村さん』、関西弁の彼が、えらいこと思い切りましたな。外村さん今度一緒に帰らへん? けど、この男子、いつもボケだのツッコミだのやってる、それが災いしましたな。春野さんに相談して、ボケ、ツッコミのスキルを身に付けた外村さん。けど、どう考えても逆効果。もっと自然に、当たり前に答えたら誤解もとけただろうに、より一層に誤解が強化されて、面白いなあ。そして、この彼、外村さんのこと好きになっちゃったか! いいですね、いいですよ。なかなかに面白そうな展開です。

『センセイあのね?』、連載になりました。いやあ、よかったです。でもって、つぐみさん。えらいことおもてになるんですね。自分が 貰ったチョコレート、そいつがつぐみさんの山の中にもあるって気付いた先生、気にしてるのか。なんだか可愛いな。で、その次のコマのつぐみさん、もっとえらいこと可愛くって、いやもうすごいことになりそうです。そして焚きつける真理さん、その目的はというと、つぐみ観察。いかしますよ。ほんと、この人、つぐみのことどんだけ好きなんだ。でもって、早乙女、この人もつぐみのこと好きよね。でももちろんつぐみは先生のことが好きなわけで、でも先生は誤解しちゃっててっていうのね。舞い上がってしまって、家に帰りつくまで気付かなかったつぐみ。気付いてしまって、次はどうなるんだろう。すごく楽しみにさせてくれます。

『まりかちゃん乙』、なんと冒頭からまりかちゃんが普通。ってのをまりかちゃん自身がアピールしてる、メタな表現といったらいいんでしょうね、今回は全編がそんな感じでしたよ。読者に語りかけるまりかちゃん。いつにも増して可愛いなと思ってたら、頭身が違ってたそうで、それいってるのはゆな。常識人のゆなまでそんな感じ。で、チョコレートを手作りするんですけど、ものすごくあっさりと終わらせて、理由がナイス。この漫画クッキング漫画じゃないんだよ。手作りチョコに関するまりかちゃんの辛辣なコメントなんかは、いつもの調子でありますけれど、そうかと思えばまたもやこの世界を漫画といってる云々、けど今度はメタ的なニュアンスがとっぱらわてて、この揺らし方。いい感じに振り回してくれてます。

『あなたなんか大嫌い』、ももとちきり、ふたりの世界といった漫画でしたが、新たにひとり参入。みのっち、みのりが加わって、ちょっとしたアクセントになりそうな人ですね。今回も、いつもだったら、ももが気持ちもてあそばれて、いろいろ反応引き出されて、って感じで終わったろうところが、そこにみのりが加わることで、ちょっとポーズが生じまして、ほどよい緩急がつくんですね。また、嘘だか本当だか、ちきりの意図が明言される。その際のみのりの反応もいいのでした。ですが、やっぱりももの反応、これがいいなと思って、ほんと、この漫画、なかなかに気にいっています。ちきり、酷いやつだなって、けどそれがいいんですね。

  • 『まんがホーム』第25巻第3号(2011年3月号)

引用

  • 水森みなも「笑って!外村さん」,『まんがホーム』第25巻第3号(2011年3月号),17頁。
  • ユキヲ「まりかちゃん乙」,同前,110頁。

2011年2月1日火曜日

『月刊アフタヌーン』2011年3月号

『月刊アフタヌーン』2011年3月号、昨日の続きです。

いもうとデイズ』、驚きの展開、きましたよ。そろそろお母さんが退院だ、だからディアナと兄貴のふたり暮らしも終わるのかな、なんて思っていて、けど離れがたい、どうたらこうたら、みたいになるのかな、そんな予想してたんです。いやあ、全然違いました。まさかの離婚発言。えええー、っていうね、さすがに驚きまして、ディアナの母、この人の結婚したというその理由が語られて、けれどそれを受けてなお引き止めようという悠太のおやじさん、すごい人だな。それこそ、裏切りだといって怒ってもおかしくない。なのに、思いやりなのか、引き止める。ちょっと、未練っぽくもあるけれど、ただ未練や執着ばかりでないとないとも思える。なにやら情の世界。ほんと、どうなるのかなあ。これまでが穏かだっただけに、この急転換、ざわざわとしますね。

『友達100人できるかな』、最終回目前なんですね。道明寺が裁判にて裁かれる。無に帰される、そうした判決を前にやっぱり直行は黙ってられないんですね。刑の執行されるまでの一ヶ月で、100人の友達、残る68人との友達成立してみせるっていうんですね。これまでのやり方を忘れ、確実に友達を増やそうと工夫する。しかし、思うようには増えなかった……。その状況をどうやって打開するか。途方に暮れる直行に対し、感情を爆発させる椎名。このシーンは屈指であったな。そして、椎名の提案。もしかしたら、というのを本当にやってみせて、これはすごく爽快。でもって結果は次回に持ち越しですよ。きっとうまくいくだろう。けど、その前に少し窮地を演出するかも知れない? いずれにしても、楽しみです。面白い漫画でした。その最後の話、次号を楽しみに待ちたく思います。