『まんがタイムLovely』2011年3月号、昨日の続きです。
『ココロナヤミに小鶴堂』。漢方薬店小鶴堂の求人に応募し採用されたヒロイン柿岡もろこ。採用されたという理由が、毒に耐性があるからというもので、なんて酷い理由。というか、酷い選考方法。だって、毒盛るんだもの。で、ひとり平気な面してた。それがヒロイン。夜の小鶴堂、昼は漢方薬を扱うけれど、夜は毒を扱ってる? その店番? なんともいえず剣呑な雰囲気でありますが、実際どうなのでしょう。多分、そういう裏稼業的なものになるんでしょうけれど、ヒロインのキャラクターからするに、なんだかわいわいとにぎやかなコメディになりそうに思います。
『カフェは今日もにくきゅう日和』。ネコが売りの喫茶店? いや、そうではなく、肉球メインである模様。調度食器料理にいたるまで肉球モチーフ。でもって、兄弟経営であります。兄は動物を管理しグッズ他を作る、弟は調理をする。そのための教育を受けてきて、で、その教育をさずけたのは姉。この店のオーナーですが、幽霊? しかも猫? どういうこったろうと思ったら、なにか具合を悪くして入院している模様。やっぱり一味加えるのが基本みたいですね。
『とりにてぃ』。突然押し掛けてきた女の子、娘だっていうんですが、覚えがない。そう思っていたら、次々と娘を名乗る女の子がやってきて、そしてその父がみな違う。三人で同居している男性たち、そのひとりひとりに突然娘ができた、というか、やってきたというんですね。作曲家、画家、作家の父、そして娘たち。きっとにぎやかになりそうな漫画です。で、これ、ぱっと見たときに、『ぱれっと』っぽい? とか思ったんですね。なぜかはわかりませんけれど。
『くるくるまきまき』、これもちょっと『ぱれっと』ぽく感じた漫画です。街で出会った不思議な女の子。トラックにはねられて動かなくなった女の子、メイドさん。けど、動かなくなったのはどうもトラックにはねられたからではないみたい。注意書きにあった、背中のゼンマイをまいて下さいというお願いにしたがってみれば見事に復活して、ゼンマイ仕掛けのロボットなんですね。そのロボット、クルクルと同居することになったヒロインまき。このクルクルの、たびたびゼンマイがきれて巻かないといけなくなるっていう、そのストップするタイミングがよくて、なかなかに面白かったです。
- 『まんがタイムLovely』第18巻第2号(2011年3月号)
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