『まんがタイム』2011年3月号、発売です。表紙は、『おとぼけ課長』をメインに、バレ、蟹だー! 課長はなんでか傷だらけで、けどニコニコ蟹を食べています。『ひまじん』は鍋、『らいか・デイズ』は肉まん、『パパロバ』はグラタンです。冬の味覚といったところでしょうか。暖かい食事はよいものです。
『天然☆無農薬一家』、もう、農業とか関係ない! でも、面白かったなあ。母さんが息子の部屋で発見したものは、なんとドレス。どう見ても女物のサイズではない。オヤジジャストフィット、はいいんだけど、それからずっと女装で苦悩してるってのが、もうね。でもって、男の写真が出てくる。これはいいわ、素晴しいわ。まあ、以前からあれな言動が目立つ鈴木くんなんですけど、この鈴木くんに大好きと抱き付かれてるところを、妹ヒロミに現認されるとかね、いやもう、えらいこと面白かったです。
『教師諸君!!』、単行本発売ということで出張だそうです。でもって、これまで語られてこなかった衣装の秘密。なんと、冷え性だからですか。教頭に諭されて着替えたのがもんぺにどてら。生徒には不評、というか、ジャージはいたらいいじゃんか。スカートの下にジャージは可愛いよ。しかし、卒業アルバムの集合写真。サリバン先生風で写って、この人、人気あったんだな。でも、その人気があるだろうっていうのわかります。枠にはまってる人じゃない。自分の好きという気持ちを貫いている。そうしたところがよかったのだろうって思うのですね。
『わさんぼん』、なんか草太の馬鹿さ、久しぶりに全開な感じです。おかみさんの厳しさに思わず謝る草太。いや、ほんと、でもって、ここからは草太と萩くんですよ。仲いいなあ。あの、素直になれない萩くんが素敵。でもって、手ぇ握り会うってか。でもね、こうしたいちゃラブコメディ展開しながら、若い人たちの情熱みたいなのも感じさせる、そうした話はよかったです。
『恋は地獄車』、こちらもゲストですね。しかし、後藤さん編、めちゃくちゃ面白いですよ。どうもこうもなく、正論だかひねくれた意見だかをぶつけまくる、それで顰蹙も買いまくるっていうのね、素晴しいですよ。でもさ、教訓ひとつ目、こういうの私も思ったことあるし、急な脱線は勘弁して欲しいってお願いしたりしたこともあったっけ。だから、実際私は後藤さんに結構共感してるんですね。
『原稿むすめ』、ゲストです。8年前に作家をしていたという主人公のもとに、原稿が帰ってきた。人の姿になって! って、なんだかいろいろ不思議な漫画です。いえね、原稿が擬人化とかって、なんともようわからんわけですよ。恥ずかしい過去を知られている。これがなんの原稿だったかは思い出せない。このなんの原稿であるかというのが、なにか意味を持ってきたりするのかな、なんて思わされますね。
- 『まんがタイム』第31巻第3号(2011年3月号)
0 件のコメント:
コメントを投稿