『まんがタイムスペシャル』2011年4月号、先日の続きです。
『少女カフェ』は、前回を引き継いで、あのパワフルな女子高生の話。というか、メインはお父さんですよね。いや、あの娘が大好きってお父さんはすごくいいんですが、娘たちがちょいと距離置いてたり、それから葉月さんに訴えるつくし、いい表情を見せてくれます。で、面白いの、みおとつくし、名前を覚えてもらえていて、好感度あがったり、でもそれが逆だったりして、やっぱり下がったのかな? ショックうけるみお、抗議するつくし、実にナイスですよ。そして、葉月さんに切り込む。うん、実は気になってました。きっとそうなるんじゃないか、なんて思ってたんですが、お父さんはそんな気がないにしても、葉月さんとしてはどうなのか。なにかいおうとしたところを軽く否定されて、うん、なおさらわからなくなりました。でも、葉月さんはそうだと思うんだけどなあ。どうなんでしょう。こうしたもろもろ、私の願望がいわせているのかも知れません。
『たまのこしかけ』、係長が素敵。いや、ほんと、この人は美しい。職場の後輩の結婚式に参加したたまこさんと係長。たまこさんは結婚とか意識してるのかしてないのか、十条さんについてもどう思ってるのか、あまり恋愛めいた話にはならないっていうの、それは実にらしいのだけど、かといって男性を意識しないかといったらそういうわけでもない。なかなかに微妙なポジションにある人であります。しかし、今回は係長がすごかった。冒頭から美しく、途中、かっこよく、ほんと、すごくいい。これは、たまこさん、十条さんと係長の間で揺れるとかそんななのか? いや、あんまりそんな感じはないような気もする。ええ、たまこさん、スローですからね。
『早乙女寮別館ものがたり』、面白いです。あのお姉さまで、かつ母ですといった彼女。いったいあれはなんだったのか? 嘘だったのか、かついだのか? そんなこと思っていたわけですけれど、なんと、お姉さまでかつ母であるというのですか。この展開のとんでもなさ。まずは七恵さんの妄想として提示して、けれどそれがただ妄想だったってわけじゃない。そのまま事実だったっていうのがいいですね。そして、感情を爆発させる松子、これが一番によかったと思います。割り切れなかった感情を、けれどだんだんに飲み込んでいって、受け入れていって、そんな様子、ああ松子にとってこの場所はすごくよい場所なんだな、そんなこと思ったのですね。しかし、ほんとに面白かったです。
『ポンチョ。』、今回はカレシメインですね。卒業旅行、いってないって気付いて、でもそんな焦ることじゃないっすよ。で、卒業旅行。そのからみで誤解が広がったり、そういうの実に面白い。で、あの先輩と彼女のたまみさん。ああ、たまみさんはいいよ。なんというか、元気はつらつですよね。ハロー! 登山をおすすめする時のポーズもすごくキュート。で、ななみさん、出てこない。それ知ってショック受けるのはいいけど、そこまでなのか? このカレシ、今回は傷心ではじまり傷心で終わる、そんな感じで、いや、ほんと、いつも以上にどたばた。すごく面白かったですよ。
- 『まんがタイムスペシャル』第20巻第4号(2011年4月号)
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