『まんがタイムきららMAX』2011年4月号、昨日の続きです。
『こずみっしょん!』、榛名まおの新連載です。友達のいない真木鈴子。高校に入学したのはいいけれど、きっかけを掴めなくて誰とも話ができてないっていうの、よくよく見てみたら、きっかけ云々関係なく、コミュニケーションが苦手なんじゃないですか。隣の席の女の子、星垣臣美に話しかけたはいいけれど、話題が本当に意味不明。宇宙人、アブダクション、インプラントときて、ああ、もう、なるほど、コミュニケーションが苦手というわけだ。けれど、これで星垣さんと近付きになれて、ええとこの人、地球外から派遣された監察員なのだそうです。あまり有能とは感じないそんな臣美と、鈴子の、でこぼこな友達ものになりそうです。しかし、ふわふわな鈴子、ちょっとボーイッシュで猫耳っぽいリボン? カチューシャ? なんだありゃ、臣美。ふたりともに可愛いです。
『ゆる漫。』ゲストです。すんません、最初、こんだてがタイトルかと思いました。というか、このタイトル、どうなんだ。ええと、漫研ものです。ヒロイン明くんは、夏の会誌のために漫画を描いている。桐生部長はコスプレイヤー。自宅で漫画を読めないからと、大量に漫画買ってきて部室に置いていくカナちゃん。このあたりがメインの登場人物みたいですね。他にも部員はいるけれど、その人たちはモブというか、名前の与えられない扱き使われる男子、そんな雰囲気です。ちょっとおとなしめの漫画ですが、大学もの、サークルメインで講義もちゃんと存在している、そんな空間。そうした大学生活、サークル以外も多少描かれるの、彼女らの学生としての存在感があってよかったです。
『LSD — ろんぐすろーでぃすんたんす』は、もうじき中間テスト、というわけで部活を離れて試験勉強話です。一応、補習を回避したいとか、試験の後に適正距離を調べますとか、部活に関係する話題も出ていて、けれどやっぱり圧倒的に勉強回です。いや、高山ゆっこちゃんは遊ぶ気満々でありますが。で、そのゆっこちゃんですよ。できると思っていた英語なのに、椿との差、圧倒的だったりする、その焦ったり弱ったりする表情、なかなかによい感じ。というか、椿も舞も英語のレベル高いなあ。つうか、高校生だとこれくらいはできるものなの? 私、圧倒的に負けてるんですけど。勉強会の雰囲気で、舞の椿に対する気持ちに気付く優子。おう、気付いてなかったのか。そして、舞が学年3位、安食先輩に至っては学年首位。すごいな文武両道だ。いや、今回、地味でわりと普通の話であったんですけど、それでもテンポがよいのか見せ方がよいのか、面白く楽しく読めました。
『コスプレの神!』、ゲストです。タイトルにもあるように、コスプレ扱った漫画です。とりあえず扉絵が可愛くて、今や可愛いというのは当然あるべき前提となってるな、そんなこと感じさせます。メインのキャラクターは、コスプレする姉妹があって、その妹、学校ではコスプレイヤーであること隠してるのに、そのおっぱい感から友人のしずにばれてしまった。妹、とうか、コスプレをしてること知られるのは恥ずかしいけれど、いったんコスプレすればぱっと明るく積極的になるっていうんですね。そのとうかが、しずと一緒にコスプレをして、仲良くなっていく? そんな話である感じです。で、お姉さん、生徒会長なんですが、この人はいろいろと変態的なお嬢さんみたいです。妹をどういう方向に向かわせたいというのか!? また、しずさんもお姉さんに振り回されそうな感じ。その展開、楽しみに見ていきたいです。
- 『まんがタイムきららMAX』第8巻第4号(2011年4月号)
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