『まんがタイムジャンボ』2011年3月号、昨日の続きです。
『はなな大増刷!!』、漫研部誌作りがスタート、ですが、頑張ってる部員たちに刺激されて、先生がえらいこと張り切っちゃってるっていうのが面白いです。ジェネレーションギャップや未熟な部員たち、それも面白いのですけれど、やっぱり先生ですよ。スキャナ買ったのを皮切りに、漫画描くためのPC環境、整えているふしがあって、しかもこれ、がんがん描いてんだろうな。いや、ほんと、面白いです。以前に出てきた部誌の、あの上手だったっていう人ね、それが先生っていうのでしょうけど、そういうのが予想できるだけに、今の展開、面白くてなりません。
『アニモー』、前回の猪、まさか再登場するとは思いもしませんでした。戌居さんも再登場。しかし、面白かったですよ。猪が戌居さんに懐くことになったいきさつ、馬鹿馬鹿しくって面白い。兎耳山もだんだんに普通じゃなくなってきているってところ、けど先輩たちはどうやっても兎耳山が追い付けないくらいに普通じゃないっていう、それがいいですね。
『すいーとプロミス』、綾からもらったチョコレートを椿に奪われていたというの、単にチョコレートが欲しかったのか、それとも光介が好かれている、それに嫉妬していたからなのか。いや、チョコレートが欲しかったんだろうな……。とはいえ、今となっては、自身気付いていないみたいですけれど、光介に対し、意地だからというだけではない、そんな雰囲気もあるように思います。しかし、入浴中の椿、あの髪をおろしてる椿、姉そっくりですね。なんか、ちょっと、意外でした。
『アイスボーイズ!』、カーリングを真面目にやってる。ええ、面白いですよ。全然強くない。理論はしっかり、けどそのとおりに投げられなかったりするっていうの、こういう駄目さが描かれてきて、けど負けるのは平気じゃないっていうのも描かれて、だから最後の展開、あれが生きるのかと思います。狙ったとおりにデリバリーができた! 会心の一投、逆転に繋がるかもしれない、そんな状況だったわけですが、そこで反則があった。そのままにしてたらばれなかったかも知れないのに、自己申告した夏。どうなる!? 勝ちたい、負けっぱなしは嫌だ、という気持ち、それがあったと感じられるからこそ、この展開はよかったと思うのです。次回、どうなるんだろう。きっと負けるのだろうけど、それが次に繋がる負けなのだとしたらそれはよいなあ。なんて思うのですね。
- 『まんがタイムジャンボ』第17巻第3号(2011年3月号)
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