2011年2月9日水曜日

『まんがタイムきらら』2011年3月号

『まんがタイムきらら』2011年3月号、発売されました。表紙、バレンタインデーですね。『ゆゆ式』の三人が、チョコレトートを持っている、可愛くていいですよね。落ち着いてる唯、ゆずことゆかりはそれぞれちょっと違った風に元気というか、動きがあって、こういうところもすごくいいなって。ああ、そうだ、そういえば私がBlogに雑誌感想を書くようになったのって、『きらら』2009年4月号の『ゆゆ式』表紙があんまりによかったから、だったんでした。ええ、今月もそんな感じ。この表紙はいいですよ。

『「超常現象研究部」VSエイリアン』、ゲストです。オカルト研のふたり、葛城芥子(からし? けし? どっち? それとも違う読み?)と信貴寺葵(山葵と関係する? だったらやっぱり芥子ってからし?)のふたりが、UFO呼び出すつもりで悪魔を召喚してしまうという漫画です。葵の方が変わり者みたいね。で、呼び出された悪魔が、宇宙人と呼ばれたことをもって、悪魔のことを人は宇宙人と呼ぶのかと勘違い。それで宇宙人と自ら名乗って、いろいろややこしいことになっていくという展開、なかなかに面白かったです。どういう風に話を膨らますのか、それはこれからだろうけど、なかなか悪くないかもって思います。

『2-B!』、ゲストです。女の子三人組の漫画。朝に弱いちびっこツインテールヒヨコと、茨城育ちのハーフ、金髪娘のよしこさん、いやアリスでいいのか? ちょっと迷惑なくらい元気な日向、この三人に委員長寿つかさが主な登場人物なのでしょうか。実家が美容院っていう日向、前髪切ってあげようか、って、うわヒヨコの事例が酷い。このヒヨコの日向に対するアタックぶりもナイス。わきをムニムニ、頬をギリギリ、加えて廻し蹴り。いかします。で、ヒヨコ、前髪も身長も伸びないのか。いや、でも、そんな君も可愛いよ! テンポ、ノリ、元気さ、なかなかによくって、これは面白いです。とても楽しく読めました。

『ねーちょこ』、ゲストです。姉寧子、妹ちょこ、ふたりの仲を描く、そんな感じの漫画ですね。ちょこがとにかくねーたんのことを好きで好きで、カップルつなぎの100倍かわいいの、もうものすごいのですが、そのちょこに合わせてあげるねーこはやっぱり姉なんだって思わせられますね。ほのぼのなんだと思います。

『少女公団アパートメント』、バレンタインのお話なんですが、チョコレートを選んでるところ見られたなつみの、驚くほどの落ち込みよう。なんなんだろう、そこまで大層なことなのか? なんだかすごくおかしくて、そしてちさの安請け合い、これも実に面白かったです。トリュフチョコは簡単だよ、って、作ったことないのに言い切るちささんは素敵です。で、ふたりで台所作業、チョコレートとクリームをまぜているちささん、なんだか素敵だな。しかしね、付け焼刃のちささん、ばれるところとか、ほんと面白い。で、ラム酒がないからブランデー。一番奥の持ってきたということは、秘蔵の一品か。これは、絶対、ものすごくおいしくできあがるに違いない。そう思わせる展開ですよ。ええ、昔、タルトを作った時に、クリームにいいブランデーをぶちこんだら、めっちゃくちゃおいしいのができたことがあって、だから、これ、すごくおいしいトリュフになると思います。初心者のふたりが、紆余曲折しながらも、なんとかトリュフを完成させました、そんな話だったんですけど、できたトリュフも、なんだか団子だか饅頭だか、そんな風なのだけれど、このお菓子づくりの風景、その頑張ってるっていうのが見えるところなど、すごくよかった、面白かったです。

ところで、私、以前チョコレートケーキを作った時、ガナッシュが丼一杯あまったことがありまして、分量間違った覚えはないんだけど、丼一杯のガナッシュ……。あの時はラップかけて冷蔵庫保存して、ひと月くらいかけて食べ切りました。トリュフにしたらっていわれたんですが、問題なくいけましたね。ええ、そんなこと思い出しました。うん、一度に食べ切る必要なんてないんですよ。チョコレートは保存食です。

  • 『まんがタイムきらら』第9巻第3号(2011年3月号)

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