『まんがタイムきららMAX』2024年11月号、昨日の続きです。
『性別不明な殺し屋さんがカワイすぎる。』
熱を出した倫のために奔走するメイメイがかわいい。クールを装いながらも動揺しまくりなのもいい。うなされる倫の言葉、星とぷちぷち冷たくて甘いやつを探す旅路もまたメイメイの一生懸命さが見てとれて、ああメイメイにとって倫は本当に大切な存在なんだなって思わされるものあったのでした。
つくしのアドバイス受けて、あれもこれもと思いつくままに買いまくったメイメイ。こばとからの情報得て、これというのを入手して倫に差し出した時のあの表情! ほんと、倫を嬉しがらせようと全力で、メイメイいい人だなあ。そしてこの気持ちが倫にもちゃんと届いてるのがまたよいではありませんか。
ほんと、いいふたり。そう思ってたら、ラストで全部持っていくつくし! これもまた面白かったです。
『エイティエイトを2でわって』
文化祭の様子が実に面白い。奏にとってはピアノよりもお化け屋敷の方がウエイト重いみたいなのもおかしくて、どれほどに怖がらせたいというのか。しみじみと思う奏。成果をあげる仕掛けに納得しつつも、さらなる高みを目指す奏。どの奏もとても素晴しかった。
素晴しいというと、来夢がすごい。コスプレ喫茶で執事になってみせた来夢。めちゃくちゃ美形! 女子に大人気、からのゆずのポテポテメイドもかわいくて、いやされるなあと思ったところからの、あのアクシデントシーン! かっこいいし素敵だ! そりゃもう人気でるよなあ、このコンセプトカフェ。
みたいなこと思ってたらですよ、ピアノの試し弾き。ゆず来夢のふたり、見た目にもとてもキマってて! と、この見た目で魅了したあとに、続く美弦、奏の音の世界。ここにそれぞれの持ち味、魅力が押し出されて、これは文化祭二日目が楽しみだなあ! きっと普通では終わらないと思うんだけど、それは失敗とかやらかしではなく、なにかアメイジングなものなんじゃないかなあって予感がするんです。ああ、これが期待ってやつなんですね。
『スポチャン!』
いい漫画だなあ。薪との再戦に臨むもも。いざ勝ち進むぞと気負うも、試合相手が部長! よくわからん必殺マカロンにあっさり破れ、ああー、再戦ならないのー!?
と思わせてからが本番でした。
薪との再戦のチャンスはまだある。各種目での優勝者が戦うグランドチャンピオン戦。すなわち棒の部で優勝すればいい! しかし棒ってあんまり人気ないのですか? 中高生の部はもも含めてふたりしかいない。ということは、1戦勝てばそれで可能性が開ける!
ここからの攻防。決して相手も弱くない。ギリギリの見切りで解禁技をかわしてからのカウンター。これがもう見事な見どころ、と思ったら、即戦うことになった対薪戦、これがまた息づまる攻防。相打ちからのイーブン。次で決まるという局面でももが放った解禁技。
本当、これまでももが築きあげてきたもの、重ねてきた稽古のほどが見える戦いの様。素晴しかった。好勝負を繰り広げた対戦相手の心情に寄り添う描写にもぐっとくるものあって、ああいつしか再びのリベンジマッチもあるのかも知れませんね。
- 『まんがタイムきららMAX』第21巻第11号(2024年11月号)
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