2024年9月14日土曜日

『まんがタイムきらら』2024年10月号

 『まんがタイムきらら』2024年10月号、昨日の続きです。

『キミはあくまでも。』

倒れてしまったエクールカ。いったい彼女の身になにがおこったのか。うろたえるヴェネルの前にあらわれたのが悪魔の姿のサラロット。ヴェネル、エクールカを監視しているというサラロットは、この異変を察し駆けつけてくれたというのですね。

とはいえ、エクールカの身を案じてというのとは少し違う感じ。サラロットの口から語られたエクールカ、すなわち悪魔についての宿命。人に怖れられるという役目を果たせない悪魔は、力を失い、消滅に向かってしまう。消滅せずとも、自我を持たない下等な存在にまで落ちてしまえば、もうもとには戻れない。

その事実を知らされたヴェネル。魂をエクールカに与えるとエクールカは力を得、存続できるというが、悪魔に魂を与えることがヴェネルにはできるのか。決断の求められる状況に、これとすぐには答を出せなかったヴェネルなのですね。

そして目を覚ましたエクールカ。彼女の語る身の上。かつてヴェネルに救われた、その恩返しとしてヴェネルのもとにやってきた。いずれ消える身であることは承知で、ただヴェネルのそばにいたかったというのですね。

このままではエクールカは消えてしまう、この状況にヴェネルはいかな答を出すのか。なにか別の道でもあるのか。緊迫の度合いを増していきます。

My Private D☆V

『妄想アカデミズム』の檜山ユキです。

D☆Vポイントは、「素足」。でっかい文字で「素足」。すごくわかりやすい。

添えられたイラストも、素足を見せる莉子のその足にスベスベと頬擦りする未春。おお、なんというシチュエーション。でもこれは妄想じゃない。欲求に、願望に素直な未春のその姿。本編との違和感はというと、まるでなし! これでこそ未春らしいと思える、そんな様子に、この子はこれでいいのだろうかと心配するより、いいぞもっとやれ! と後押ししたくなってしまうのでありました。

実際、本編の未春を見ててもこれくらいいっちゃってることはあると思う。それだけに、このイラスト、ありえそうに思えてきちゃうんですよね。

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