『まんがホーム』2024年10月号、先日の続きです。
『座敷童子あんこ』
太ってやせたあんこ。そのご褒美に高級アイスを買ったというんですが、なるほどこれでリバウンドするわけだな、と思ったらさにあらず。むしろ今回はあんこは悪くなかった! むしろ被害者的ポジション。とはいえ、停電というアクシデントを台風接近してるのに想定してなかったのは甘かったとしかいいようがない。とはいえ、庫内にストックされた冷凍食品はあんこがどうこうしたわけじゃないもんなあ!
なんてこと思わされた今回。台風コロッケ大量に食べてたのはあんこの落ち度とはいえ、停電してアイスが溶けるとパニックになって、次々アイスを完食していかねばならないシチュエーション。涙目のあんこに正直同情を禁じえませんでした。そして続くやけくそ冷食処理。このわかっててそうせねばならないという、あんこの心情、察するにあまりあるものありました。
そして見事に巨大化したあんこ。その目の悲しみ、ほんと今回ばかりは気の毒なあんこでした。
『歌詠みもみじ』
この漫画、群馬栃木が舞台なの? と、それはいいのだけど、カフェレーニアがやってきた。都会で人気のカフェ。さっそくまりなにもみじが店にいったら、そこには長蛇の列。あきらめざるをえなかった。
それからのカフェレーニアをめぐるいろいろ。土曜朝一で並んだら、出迎えた店員が千恵。バイト大好き千恵さんなのか。たしかにこれまでも、あちらこちらでバイトなさってました。けど今回ばかりはこれまでと違う。憧れのレーニアで働ける。もうキラキラしちゃってて、そんな千恵に試練を与えるまりな。そんなまりなに温情で接する千恵。そして千恵の憧れが砕け散る瞬間!
ほんと、ひとくちにチェーン店といっても立地で全然違ってくるという、その悲喜交々描いて面白いエピソードでした。
- 『まんがホーム』第38巻第10号(2024年10月号)
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