『まんがタイムきららMAX』2024年7月号、昨日の続きです。
『ぬるめた』
さきなが風邪でダウン。村川だけが見舞いにきてくれるというの、さきなが人望ないというよりも、風邪ひいてるときはめんどくさいからなんだそう。どうめんどくさいんだろう? と思っていたら、ああ、村川さんとのやりとりに、その片鱗が現れかけていましたね! なるほど、あんな感じに過剰に甘えちゃんですね。
今回はちょっと特殊なフォーマットでお送りします。通話を切り忘れたさきな。村川との会話が、友人間にダダ漏れであります。右にさきなの部屋の様子、左に盗聴している皆の様子が描かれて、同じ時間軸で進行していくという具合。同時並行で描かれるの、読みづらくはあるのだけど、それを置いてもなお面白かったです。
しかしほんと、さきな、ちょっと困った子。でもそんな具合に頼られて村川は嬉しそう。よっぽどの心酔っぷり。このまま深い仲になればいいのに! と思っていたら、こごめがよりあけすけな言い方で似たようなことをいっていて、ヤベえと思ってしまいました。でも村川さん、さきなともっと仲よくなれたら、きっと嬉しいだろうなって思ったのでした。
『神絵師のおしごと』
立派な椿の大木。樹齢1300年なのだそうですが、かつて力があったときには抑制できていた毛虫が、今のツバキでは追い払うことさえできずたかられまくってるという状況。花を咲かせることもできなくて、つまりはそれだけ弱っているということですよね。
ツバキの神威を取り戻すには、もみじの絵師としての活動が必要、イラストでもってツバキへの信仰心を高めていかねば。というのですが、今回は地道に神社の掃除をするのでした。
その過程で見えるツバキの人柄、いや神様だから人柄は変か。けれど偉ぶることなく、気さくに親しみをもって人とも神使とも交流する様子に、もみじはけっこう驚いたり? でも、こうした神様だからこそ、こうしてもみじとも仲よくなれたのだろうなあ。それでもって、こうした神様だからこそ、これからももっと幅広く人との関係を深めていけるのだと思うのです。
ということで、もみじの活躍です! 思い立って、がっと描いてみた神社の看板。そこにはツバキがあしらわれていて、萌え神社構想ですね、多くの人を集めましょう! マスコットの着ぐるみも作るつもりなのか。町総出で盛り上げていこうというこの企画、さてどれだけの支持を集めることか。
これね、神社を通した町おこし、これに関わる人が増えるだけも、ツバキの力の下支えになると思うんですよね。ええ、まずは足元から固めていきましょう! 地道な活動に期待なのであります。
『スポチャン!』
赤点とったら補習で大会に出られなくなりますよ! というわけで大変なことになったアメリアともも。ももは数学が苦手、アメリアはなにが苦手なんだろう。自分のこと大バカというくらいだから、もも以上にピンチの模様です。
というわけで、勉強会をやりますよ! 場所はアメリアの家。それがまあデカいことデカいこと。警備の人がいる。メイドもいる。でもって、アメリアの部屋は和室!? スポチャンの道具も揃っていて、どれほどの入れ込みようかうかがえるってなものなんですが、そのスポチャンのために勉強頑張らないといけません。
アメリアの苦手がわかってきましたよ。数学は大丈夫。けど他がわからない。というの、これアメリアの勉強の様子見てみれば原因が見えてくる。問題は日本語の読み書き。頭はいいけど問題が読めない、答が書けないのが点数とれない原因なのですね。
というわけで、ももには数学、アメリアには日本語を教えます。頼りになるのは学年2位のあかりで、学年1位のレイはここでも残念を力いっぱい披露してくれて、ええ期待を裏切らない人なのですね。
そしてテストの結果です。アメリア、なんとか赤点を回避! ということは、ももは駄目だったパターンか!? と思ったら、まさかの95点! 極端すぎる! ほんと、ほんとはできる子アメリアと、やればできる子もものテスト顛末でした。
- 『まんがタイムきららMAX』第21巻第7号(2024年7月号)
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