『まんがタイムきららフォワード』2024年7月号、昨日の続きです。
『ウクレア』
予想を裏切る展開! てっきり、順調に貝殻を集めていくものだと思っていたのに、皆で企画したウクレレコンサート。まさかあんなに貝殻がはいらないだなんて思いもしませんでした。
これ、きっとウクレレ部の皆も同じ思いだったんだろうなあ。見にきていた会長がいうんです。演奏のレベルが低いって。けれどこうした厳しい批評を、あくまでもポジティブに、前向きに受け取る空子ですよ! この子、精神がタフというか、健全で裏表なくまっすぐ素直であるなあ! こういうところが好きなんですよ。むしろ会長が毒気を抜かれている。落ち込みかけていた部のみんなも元気を取り戻して、ああ次は二週間後。リベンジするとさらに意気込みを見せるのですね。
しかし今回の演奏、決していいかげんに取り組んだわけではない。練習を重ねて、たしかに上達してみせて、そして楽しい気持ちでいっぱいだった。だとしても、ただ自分たちが楽しいだけではダメなんだなって、ちゃんと演奏を聞いた人も、しっかり引き込んで、同じく楽しい気持ちになれるようじゃないとダメなんだって、演奏の、表現の難しさにきちんと向きあう機会をこうして作ってきたというんですね。
これからの二週間、次の機会に向けて皆がどうウクレレに、ハワイアンに取り組むのか、その過程が、そして結果がどうなるか、本当に楽しみに思います。
そして今回の曲ですね! 『On The Beach At Waikiki』。実は先日、ウクレレのハワイアン本を買いまして、この本にも『ワイキキの浜辺で』は収録されているのですが、歌詞が全部載ってないのが弱点! なので、PDF楽譜も買って練習中です。
毎月こうして新しい曲に出会う機会となっています。次から次に新しい曲を読むの大変ですけど、やりがいになっています。
『ネコかぶりアンコール!』
音子をメインに続く撮影。その相手役を演じるのは印。なぜかと問うてみれば、印と一緒にいるときの音子が一番よいから。自然体でいる、そんな雰囲気があるというの、確かに浦垣の見る目は正しい! 音子も太鼓判を押す見る目なのですが、でも音子の本質、その正体には気づけているのか。いや、むしろその正体をこそ通り越して、より本質に迫っていたりするのかも!? といったら、ちょっといいすぎでしょうか。
でも、あの浦垣に向けた音子の笑顔、そこに嘘はなかったと思うんですよね。
さて物語は兄貴さんの周囲でも動きます。兄貴、タイガーなんだ。泰芽。斑目有理栖から名前を呼ばれて照れを見せる兄貴です。ここで兄貴、有理栖と接近したりするのかしら? なんて思ってしまうのは無粋ですけど、私はというと今回の動画撮影する有理栖を見て、俄然ファンになりました。
この、反響がなくとも、そのせいで落ち込んだり逆恨みするようなことさえあったとしても、自分は動画をやめない。状況がどんなに変わろうとも、好転しようともこの感情は続くんだとしっかり飲み込んで、自分のやりたいことをゆるがせにしない姿勢。
これはとてもいいですよ! ええこれはかっこいい、かくありたしと思わせるものありました。
『オールドヨコハマラジオアワー』
突然、タイムリープができなくなったなぎさ。なぜ!? というと、姉がエビシュウマイを作るのに飽きて、グリーンピースシュウマイにしちゃったから、って、タイムリープ条件ってシュウマイだけじゃなく、エビシュウマイである必要があったんだ!
からの、タイムリープ条件探し。市販の冷食シュウマイはダメ。お店のエビシュウマイもダメ。シュウマイじゃなくエビが重要なのでは? と試してみるもダメ。この試行錯誤のせいでどんどん太っていくなぎさよ!
そしてついに手作りを試みるも、残念、なぎさに料理の才はなかったか!
でも妹のその様子を見て、姉がエビシュウマイを作ってくれました。その過程で知る姉の愛。この姉妹のきずな、たいへんよいものでありました。
とか思って、ラストですよ、もしかしたら姉のエビシュウマイを食べたらハラスちゃんもタイムリープできるのではないか? で、なぎさだけタイムリープしていくあの絵面。なんかいつも以上に頓狂でおかしかったです。
- 『まんがタイムきららフォワード』第18巻第7号(2024年7月号)
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