『まんがタイムきららキャラット』2024年6月号、昨日の続きです。
『ごきげんよう、一局いかが?』
冴、新たな一歩を踏み出しましたね。街に出掛けても麻雀ばかりが目についてしまう冴です。けれど雀荘には入れない、と思っていたら、なんと小中学生歓迎の子供麻雀教室なんてのを見つけてしまったのですね。
覗いてみれば、小学生なんかも楽しく打っている。そして、冴、受付のお姉さんに誘われるままに体験してみることとなって、まずは雀力をはかるために軽く問題を解くことに。って、待って? 役に翻数とか聞かれてもわかんないな! さらには符までとなれば、どうにもこうにも手が出ない。難しいですよね、麻雀の点数計算。実は自分はできません。その点に関しては、冴同様に初心者レベルなんですね。
小学生ふたりと先生まじえての初対局。小さき子らの初々しさに目を細めてたら、いきなり満貫を食らう冴さま。めちゃくちゃ面白い。子供といえど油断はできない。むしろ、一番弱いのは冴なのでは? という状況で、九種九牌。いや、この教室では九種九牌は取り入れていない。かくして手牌をバラした冴、少年のはげましに背を押されるようにして国士無双を狙っていみるというこの流れ。ああ、熱くなる展開、からの先生振り込み!
ええ、この一局で冴、大切なことを知ることができたんですね。
この体験、千星たちに話したらうらやましがられるかも知れませんね。そうした展開なんかもちょっと楽しみです。
『ずんだもんTV』
ふるさと女学院に編入かなったずんだもん。とりあえずきりたんと同級生になるのですが、面倒見させられるきりたんが拒絶! きりたんにいじめられるとずんだもんも拒絶! ずん子と同じクラスがいいと駄々をこねるのですが、さすがに高校生には見えない? どころか、小学5年生の学力に足りてないじゃないですか、ずんだもん!
悪いことはいわん。3年生とか2年生くらいからがんばった方がいいのでは?
飛び級を狙うも学力ではどうにもならないずんだもん。もう一芸に頼るしかないと、能力の発現に期待するのですが、雨の屋上で能力練習してみたら、まさかの落雷! ものすごい音がしたと思ったら、ズボンのお尻が裂けたんですか!? というか、あれだけの落雷を受けてなおずんだもん無傷!? 確かにこれはすごい能力かも! なのですが、この能力で飛び級はちょっと無理そうですね。
落雷を受けて無事だったという、むしろ喜ばしい状況なのに、ズボンのお尻を破いて叱られるずんだもん。ちょっと不憫。いやもう、あの応急処置見るに、今後もたびたびズボンのお尻、破れそうです。
『のけもののまち』
ルフナたちの喫茶店を訪れたタヌキヒトのあさひ。どうもルフナと対立? ライバル? 的関係みたいなんですが、この人がルフナに頼み事。なかば強制なんですけど、前回ジッペイくんが応対したお客さん、せんを預かることになったのですね。
気の小さいせん。店内でもずっとフードを被っているのは、人目を気にして? 引っ込み思案なのでしょうか。と思っていたら、フードの下に秘密があった。白い髪のせん。タヌキヒトの村で自分ひとりが白い髪。皆と違うということに怖れを抱いて、それで仕事もうまくいかなくなってしまった。
いろんな種族が自然に共存しているこのカフェに興味と希望を持ってやってきたの、こうした所以があってのことだったのですね。
せんの抱える問題に、るいならなにかしらの力になれそうな気もするのだけれど、るいが獣人でないことは今もなお秘密。この状況で共感をもって寄り添い、問題解決の助けとなることはできるのでしょうか。るいにとっても、自身を振り返る、そんな機会となりそうです。
- 『まんがタイムきららキャラット』第20巻第6号(2024年6月号)
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