2024年4月7日日曜日

『まんがタイム』2024年5月号

 『まんがタイム』2024年5月号、昨日の続きです。

『ローカル女子の遠吠え』

古いお家だと逃れられないこと? 法事についての話題です。

親戚の集まりが嫌な秋津さん。うん、わかる、といいたいけれど、うちは実は親戚の集まりとかなくって、それはそれはドライなものです。葬儀もりん子のいうように内々だけの家族葬。堅苦しさとは無縁で、ともない男は飲み会、女は台所といった風習もありません。でも自分が子供だったころには、それに近い感じはあったんだよなあ、とおぼろげに思い出されます。それが、時の流れ、時代の変化や状況の推移にともなって、どんどん希薄に、習わしもすたれていったのですね。

今回はそうした変化の先鞭をつけるもの。法事のお焼香は毎回雰囲気でごまかしてる。最初にやった人を真似るんだけど、途中で別の動きをする革新者が現れる。この革新者というテーマがですよ、まさかのラストに効いてくるの、さすがだって思いました。

これまでずっと台所で働くことを余儀なくされてきた女たちの中から、革新者出現。あの泣いて感謝する秋津。これ、内の人間だからこそ言い出せなかったんだろうなあ。古い習わしもやっぱり時代、情勢にともない、いろいろ変化していく。そんなお話でした。

『秘密のお姉さん養成ノート』

きれいな字に興奮する蛍です。いえね、字ってやっぱりきれいな方がいいですよね。私はとある銀行で口座を作る時に、窓口のお姉さんの字がきれいなことに鮮烈な印象受けまして、自分でも字を習いはじめるきっかけとなりました。今回のきれいな字は、蛍にして自分の字を見直す、そんなきっかけになったみたいですね。

でもね、まずはペン習字からはじめたらいいんじゃないかな? 別に毛筆でもいいけど、なんなら筆ペンでもいいんですよ? それを蛍ったら着物着てお習字! 自分でもわかる、絶対に大惨事! ほんと、お母さんの気持ちもよくわかる。というか、ほんと勢いでなんでもやりゃあいいってもんじゃあありませんよ、蛍さん! これ、結果的に墨を飛ばしたのかどうなのか、ちょっと知りたいところです。

『瀬戸際女優!白石さん』

白石さん、いよいよ瀬戸際ですか!? 出演しているドラマがクランクアップ。真島との別れがいい感じに白石の演技に深みを与えて、こうしたところは良好だったのですが、爽太との恋愛の芽も摘んだ。他の仕事、お悩み相談のラジオ番組が今月いっぱいで終了。地上波テレビのトーク番組もあと2回の収録で終了。

真島が去ると同時に次々となくなっていく白石のチャンス。さすがに落ち込んで、こうなったら実家のスナック、こいつに精魂こめるかと思ったら、なんとこの店、立ち退き要請がはいって閉店が余儀なくされました。

かくしていよいよ瀬戸際に追い込まれた白石。その明日やいかに!? ということで、次号最終回。白石の未来に光明あるのか!? ほんと、白石さん、なにかしら飛躍をもって最終回を飾ってほしいものです。

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