『まんがタイムきららキャラット』2024年5月号、一昨日の続きです。
『うさパン焼いて悪いかよ!』
カワイイ喫茶店でカワイイウェイトレスとしてがんばるハチであります。前回の一件でクラスの皆とも親しくなって、そして皆からカワイイカワイイと、大人気の様子です。これまで遠巻きにしていた反動でやたら名前を呼ばれちゃったりして、それが面白くないのがクマ。口では、理性では、いいことだと思っているんですけど、とりわけ男子がからむとなると様子が違う。本人は否定してるんですけど、どう見たって嫉妬しているんですね。
嫉妬のせいで気もそぞろ。パン部での体験会では失敗の連続。でも文化祭のジンクス、手紙で屋上に呼び出すと思いが成就するというの聞いて、試してみたりしましてね、ああクマも青春です。でも、日頃の感謝の手紙とか、レアというか奥手というか、まあ本人がその気持ちを意識してない。ところがそんなクマが、下見にいった屋上で、告白されるハチを目撃!
これ、実際クマさん自分の気持ちに開眼しちゃうやつでは!? 待ったなしの状況なのですが、なんと次回最終回、どうやらクマは早々に自分の気持ちをはっきりさせないといけないみたいですよ。そしてそれはハチも同様であるかも知れませんね。
『ずんだもんTV』
ずんだもん、学校でのやらかしで入学する前に出席停止の措置をうけてしまいました。きりたんも冤罪で怒られて失意のひきこもり中。あっちでこっちで大変なことになっているんですが、これがそのまま動画編集に影響しようとは。
そうか、この家で動画編集できるのはきりたんしかいないのか! ずん子もずんだもんも互いに頼っている状況。短い動画ならなんとかなるかも知れないとチャレンジしてみるも、タイトルの文字入れからもうできない! 試行錯誤しながらなんとか文字を入れることには成功したものの、今度はタイミングが変えられない。それでイタコに頼るものの、イタコはずんだもんよりもPCにうといのか! いやもう頼る人を間違えてるよ。もう今日は動画編集をあきらめるか、きりたんに謝って機嫌なおしてもらうしかないのでは!?
しかしふて寝するイタコ姉様、すごかったな。あんなに極端な動きに出るんだ! からの、口寄せで動画編集できる人を呼ぶというの、いや、もう素直にきりたんに頼るのがいいのでは!? からの、まさかの修行僧マイチューバーとやらが降霊、勝手にぱぱっと自分の秘密を曝露する動画を作ってずんだもんアカで公開しちゃったもんだから、いきなりの炎上。もうほんと大変なことに!
今回はきりたん活躍の回でしたね。炎上に詳しいきりたん。コメ荒らしやレスバで燃えてきたって、きりたんってそんなキャラだったの!? でもきりたんのアドバイスのおかげで無事鎮火。むしろこの炎上のおかげで焼け太りの可能性もあるのでは!? という理想的展開を見せました。
かくして万事めでたしめでたしと思ってたんですが、最後にきりたんずんだもんへの報復動画が予約投稿カウントダウン中!? なるほど、こういう行動しちゃうから炎上慣れもしちゃうのか。今回は削除間にあったんでしょうか。セーフだったと信じたいところですね。
『たくあかっ』
恵利の母が引っかかったと思しい情報商材屋。どうもうさんくさいと恵利は警戒しているんですが、母がいうにはちゃんとした運営。顧問税理士もついている。というところで、税理士の燎子の出番となるわけなのですね。
その税理士に会うために、アポとって相手の会社に出向きます。疑問点があるからとその税理士先生にいろいろ聞くのですが、さすがに相手も手練れ、簡単にボロは出しません。けれどすぐに答えられなかった税理士の登録番号。そこに引っかかりを覚えた燎子、調べてみても番号は本物。しかし……。
と、ここで件の税理士が所属する会計事務所を訊ねてみれば、その税理士はなんと女性と判明。問題の税理士とは似ても似つかない、性別さえ違う人物だったというのですね。
かくして、恵利の抱える母の金銭問題はひとつ解決。情報商材屋も警察のお世話になって、万事解決。こうやって事件に税理士ならではの知識、制度、法でもって立ち向かい解決するという流れにはカタルシスあって、やっぱりすかっと面白いですね。ええ、爽快感ありましたよ。
- 『まんがタイムきららキャラット』第20巻第5号(2024年5月号)
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