『まんがタイムきららMAX』2024年5月号、昨日の続きです。
『アイドルビーバック』
扉絵のじうじうのサイン、めちゃかわいいですね。さて本編はといいますと、衣装決めでありますよ。ざっと案をイメージにしまして、それにあった服をネット通販でやっつけて即完了。って、はやいな! あまりの現実味に呆然と立ち尽す椿ですよ。こうして現実を知るほどに夢というものは消えていくのかも知れませんね。
とはいえ、これで終わりではありません。椿の夢を支えたかった? 週末一緒に出かけようと呼びかけるあんじゅです。それで皆の私服姿が見られるというの、これはポイント高いよね! ええ、慈雨の私服、めちゃかわいい! そして独特の雰囲気放っている椿です。いや、嫌いじゃないよ! 杖も、杖も持とう!
ここからの買い物風景。すごくよかった。できのいいベース衣装に、メンバーカラーと見ると買ってしまうアクセサリー。皆のほくほく顔ですよ! そしてさらなる衣装案につながるやりとりなんかも素敵でして、誰も気なんて使ってないよって、そうした気持ちを素直に出しあった先に着地した黒かっこいいと黒かわいいの両極致!
ほんと、どんどんかたちになっていくなあって、わくわくさせられっぱなしです。
『さうのあっ!』
予想外の展開! なんとこかげが銭湯にいきたいという。しかもできればホット・パラティーゾ。なぜかというと、マフリーくんのキャラグッズ、リューディアも集めてるのがですね、ホット・パラティーゾとコラボ中! あの風呂嫌いにして出不精なこかげにして、銭湯にいきたいといわしめるのがマフリーくん。かくして日本限定マフリーくんを求めてホッパラに通うことになるのでした。
って、それで芹香のテンションが下がっちゃうのか。不思議なものだな。思わずこかげの気持ちを理解してしまってますけど、なるほど、風呂ならどこでもいいじゃねえかってわけにはいかないんですね。
でもホッパラはホッパラでいろいろ楽しめるものがありますよ。ってので、まさかの槇に飛び火! ホッパラの社歌がカラオケにはいってる! からの、作詞歌唱は高野槇! 必死で話題をそらそうとする槇だけど、周囲がそれを許さない。でもほんとかわいいと思いますよ。ぜひその販売されているというCD、聞いてみたいところですよね。
そしてトノノったリューディアの自由きわまるふるまいに、コラボメニュー限定の飲み物注文強制からの、コースターは使わない! 芹香のグッズ系マニアの気持ちわからないってところから、決してズルはしない槇の生真面目さまで、登場人物それぞれの魅力、よくよく出ていたと思います。
『コンビニ夜勤のあくまちゃん』
いちばn、ファーストくじってこんなに大変なんだ! 人気のくじともなれば、店舗に入荷するかも抽選。しかも発売日ともなると、入荷しますかしませんかと、マニアからの問いあわせ電話が殺到。しかも販売は7時からだっていうのに早朝から客がやってくる!
ファンにマニアに、そして転売目的のヤカラまで! 今回は、販売店側に今回のファーストくじの題材『ぶるー・ざ・ろっく!』の大ファンであるねねが守護神として立ちはだかってるから、テンバイヤーは許さない! てなわけにはならなくて、たとえ転売目的だとしても販売を断る根拠にはならんもんなあ。むしろ、はやく引きたい、けれど店員だからといってフライング購入は許されない、バイトあがりは7時だけど、もはや店の前には長蛇の列が! 退店即並んでも売り切れてしまうかも!
なんて具合に煩悶するねねが印象的なエピソードでありました。
しかし本当にこんなに熱心に並ぶものなんだ。平日の朝5時にすでに形成される列! 争奪戦は想像以上なんですね。
しかしねねさん運がよかった。姉のために並んでいてくれた弟、かつめちゃくちゃくじ運のいい弟がいたおかげで、狙いのA賞B賞、両方ゲットして! となったら運が悪いのが店長のタダで、特賞が出てしまったらもうそのくじには価値がない! 一気に消えさる列、他店に移動しはじめる客!
いやもうこの熾烈さよ。
でも、店長、よかったですね。ラストワ、ファイナル賞も、そこにいたるまでの全賞も等しく欲しいというねねがいてくれたおかげで、店長が自腹を切る必要はなくなりました!
しかし、日頃目にするくじも、こうして過酷な表裏があるわけなんですね。売るほうも買うほうも大変です。
- 『まんがタイムきららMAX』第21巻第5号(2024年5月号)
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