2024年3月12日火曜日

『まんがタイムきらら』2024年4月号

 『まんがタイムきらら』2024年4月号、昨日の続きです。

『妄想アカデミズム』

今回は番外編。小ネタがたくさんのってます! ああ、こういうの大好きなんですよ。だからたまにはやってほしい。ほかの漫画もやってほしいのであります。

しかし今回、ページ数少ないながらも面白いの、突如後輩女子から告白された莉子の咄嗟の回避がために学級崩壊するにいたるまさかの流れとか、そして映画にいくのにドレスアップする一葉。ほんと、小さなエピソードなのにおかしみがあってすごくいいんですね。

極めつけはラストの一本。未春が病院に潜入した夜のできごと。咄嗟に隠したらまさかの大出血というこの展開。いや、本編の裏にほんとにこんなトンチキエピソードがあったというのでしょうか。あってもなかっても、どちらでも笑ってしまう、そんな威力。素晴しかったです。

『キミはあくまでも。』

サラロットとの一件をへて、エクールカのしでかすいろいろに対し素直な感情見せるようになったヴェネル様。素直に感謝、素直にあいさつ、素直に感想、そうした対応を喜ばしく思いながらも、どうにも平静でいられないエクールカです。そこにヴェネルへの感情があるのは間違いないんですが、これ、どうもエクールカはもてあましているというか、これまでどおりを望む気持ちとよりいっそうの踏み込みを予感する気持ち、それがせめぎあってる感じ。

そんなエクールカになにかしら変化をうながす動きが出てきましたよ。マーシャがですね、ヴェネルに告白するという。抜け駆けするのはフェアじゃないからと、真っ向エクールカに宣言してからの告白。その宣言するくだりがですね、すごくロマンチック。マーシャの真っ直ぐでいて、そして若干の不安も抱えた感情があらわれていて、そのさざなみ立つような機微がとても素敵だったんですね。

ただそれがあまりに素敵すぎたせいで、サラロットからエクールカが疑われちゃって! というの。ほんととんでもない展開が差し挟まってきましたけど、サラロットもそこまでマーシャに固執するんだったら、いっそ素直になっておしまいなさいな! ええ、サラロット、素直じゃありません。

『異世界魔王ごっこ~魔王は姫を倒したくない!~』

せっかくゲームを買ったのに、異世界にはゲーム機がないから遊べない問題。どうやら解決しそうですね。鍵となるのは、魔王配下3人目の幹部、ジェロシア。ジェロならゲーム機も作れるのではないか、そう聞いてジェロのもとを訊ねる魔王。しかしやだやだ一点張りで部屋から出てこようとしないのがジェロ。人嫌いなのかな? と思ったら、そうでもないのか。むしろ構って欲しいタイプなのか。これ、対応が難しいなあ!

しぶってなかなか出てこようとしないジェロだけど、魔王の口からプリクエの名前が出たら態度急変。異世界に興味ありありのジェロは、ゲームのこと、プリクエについても興味津々で、でも魔王がプリクエ知識を披露したらそれはそれで妬ましいんだ!

ほんと対応が難しいなあ!

でもなんか、あれこれやりとりしているうちに、うちとけたのかな、ゲーム機作ってくれるという。そのために乃々の部屋を探ってみたりして、そしてようやくゲーム機できたら、あとは仲良く遊ぶのかな? と思ったのに、そんなことになっちゃうの!?

ゲーム機を人質にとられて配下にかしずく魔王とか。ほんととんでもないことになってます。

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