2024年3月7日木曜日

『まんがタイム』2024年4月号

 『まんがタイム』2024年4月号、発売されました。表紙は『大家さんは思春期!』。苺狩りですね、口もとに苺をはこびパクリと一口食べたところのチエちゃんの笑顔に、苺の甘ずっぱいおいしさが見てとれるようですよ。苺を食べているのは『おとぼけ部長代理』もそうですね。『まほろば小町ハルヒノさん』はイチゴのクレープを食べてるのですが、このクレープ、やたらとパンパンでは!? そして『秘密のお姉さん養成ノート』蛍は全身苺コーデです! ほんと、こういうのが似合うのも蛍の素敵お姉さんたるゆえんですね。

今月は新規ゲストが1本です。

『ギャルはキンツリ男児が好き』

パンチラで好きな男の気を引こうとしている女子、海野恋虎。ところが肝心の男子は釣りに、魚に一心不乱で、パンツなんか気にしちゃいねえ。その男子、瀬戸熊元気は釣り同好会会長。同好会会員のココと一緒に釣りにきているのですが、ココくんは女子の下着に一喜一憂しない元気会長をむしろ好ましく思うべきでは?

さて、今回はサビキ釣りでアジを狙います。アミエビをカゴに入れてアジを誘き寄せるのですが、このアミエビがまあ臭い。これを食べた魚を食べるのかと気落ちしているココが面白かったです。内臓はとるから平気よ?

あの手この手で元気にアプローチしようとするココですが、釣り優先の元気にはまるで通用しないの、面白かったし好感持てましたよ。ただ元気少年、女子相手に言葉は選んだほうがよいよね!? でもって釣った魚をその場で調理、アジのなめろうを作るのですが、元気の手際とてもよく、こうした描写もまたこの漫画の魅力になっていたと思います。

男女の恋愛の機微あれど、釣りの楽しさ、料理の面白さ。そうしたところに光をあてるの、いい塩梅、いい感触でした。

『跳べないウサギと神の島』

物憂げな表情を見せるリンコ。なにごとかと思ったら、なんとこづかいの残りが足りなくて、お好み焼きかラーメンか選ばないといけないという。ほんとなら両方食べたい、ってわんぱくだな!

そんなリンコに連れられて島のあちこちを見てまわる怜音くん。まずはお好み焼き屋で腹ごしらえするのですが、ここでツケ払いしようとするリンコを見越して、母織子から禁止令が発布されているという。ツケがたまっとるのか、そいつはいけねえなあリンコくん。

お好み焼き屋のあとは島の子の聖地神田商店にいくのですが、そのいく先々でのリンコの傍若無人! いやもう、逆にお店の人との関係の近さを感じられはするのですが、この性格、母譲りなのか。こうした端々もまた面白かったです。

こづかいのないリンコのために、アイスをふたりでわけていっぷく。この仲むつまじい様子を遠くから見る少女がひとり。ああ、これは波乱の予感ですか!? いやもう、リンコさん、罪なお人です。

『お天気お姉さんの晴れ舞台』

牧がなんだか悩んでいます。なにかと思ったら、気象予報士の沖友さんが、自分たちの事務所に琴音を引き入れたいという。琴音なら在京局のキャスターも夢ではない。高く買ってもらってるのはいいのだけれど、その反面自分が琴音になにもしてあげられないことを気に病む牧なのですね。

しかし琴音はいかなる選択をするのだろう。好きな広島、気のあう仲間たちを選び移籍話を断るのか、あるいはさらなる飛躍を求め移籍することとなるのか。

悩む琴音の背を押したのは、おばあちゃんの言葉だったんですね。かくして選んだ琴音は、牧に離れがたいといいつつも、さらなる可能性を開くべく旅立っていくのですね。

ということで次回最終回。ああ、この漫画もついに終わってしまう。琴音の選択が導く結末、楽しみにしたく思います。

『スーパー恋愛タイム~現場でドSな彼女は自宅でデレる~』

追加戦士が登場ですよ! 演じるのは小原マナ。新戦士ベルクとして撮影に加わることになるのですが、ややこしいことにベルクは男性、王子様というのですね。いやなにがややこしいって、戦隊の紅一点、チナを演じている相葉ミロは男の子。ほんと、なんだろう、ちびっ子たちの指向に影響与えそうなキャスティングですね。いいぞ、もっとやってほしい。

しかし、マナさん、素晴しく凛々しい出で立ちで、これは魅力的ですよ。ベルクのときの凛々しさ涼やかさと、マナ本人のやわらかくほころぶ雰囲気の好対照。慣れない撮影で緊張したり、失敗しそうになったり、それを皆でリカバーしていくという現場の空気にも助けられ、と思ったら、転びそうになったところをアツシに助けられ、たっくんのことを思い出しちゃった?

思わぬ恋愛のくすぶりに悪い笑顔浮かべるのがラスボスのまりんでありますよ。

アツシをリナから引き離すためにまりん暗躍す!? いやもう目が離せなくなってきましたね。って、その矢先にワリィナ様、退場しちゃうんですか!?

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