2024年3月30日土曜日

『まんがタイムきららキャラット』2024年5月号

 『まんがタイムきららキャラット』2024年5月号、一昨日の続きです。

『mono』

パン祭りの動画撮影が続いています。とはいえもう3回目、と思ったら彼女らにとっても同様のようで、もうパンは食べ飽きた、というかそれ以前にもうお腹に入らない。って状況になりつつあるというのに、ボーノに寄って追いクリームパン!? 無茶するなあ! でももしかしたらなでしこなみに入るのかな? と思ったら、全然そんなことないじゃん! 猪俣、さっそく自分で招いたピンチにはまりこんでいます。

後半の撮影は満腹との戦い。姑息に軽いパンを選んだり、それぞれに状況に対応していく涙ぐましい工夫が見られるのですが、それでもどうにもならなくなったときに飛び出した桜子の秘策! まんぷくオーバードライブ! って、そういやまんぷくフォトラリーのときもサイズアップしてたな! いやもう、桜子はよくても残りのメンバーはどうするの!? って思ったら、穏当に回避する策が提示されて、それですぐにもとに戻る桜子。ほんとこのナンセンス、まさしく『mono』って感じがする!

こうして無事に撮影を終えて、さあ後は公開、結果を待つばかりと思ったら、まだなにかあるというの!? この撮影、どうやら序章に過ぎなかったようですよ!

『ごきげんよう、一局いかが?』

すごく勉強になる。文化祭の麻雀断ちを終え、オンラインに復帰した冴。けれど緑一色をアガりそこね、さらにその後は負け続け。ランクダウンの瀬戸際崖っ縁まで追い込まれてしまったというのです。

そんな冴のランク落ちを回避すべく、放課後集まるいつもの面々。3人で冴をサポートしよう、というか主に純礼が頼りです。この配牌からなにを切りますか? という問題に、純礼視点から指摘が入る。いやね、東一局の配牌、自分なら自風でも南を切ったと思う。それを8索から切るという判断。ちゃんと理由があるのがね、なるほど勉強になります純礼先生!

でもあまりに純礼に頼りすぎて、操り人形化した冴。自分を強く持ってとの千星の声に自我を取り戻したら、振り込むわ、役満アガりそこねるわ、さらには国士無双に振り込むわ。

いやもう、本当に面白かった。駄目な時は駄目だから、復調するまでおとなしくしておいたほうがいいのかも? いや自分にもこういうことあるからなあと、共感しながら読める面白エピソードでした。

『のけもののまち』

今回は執事喫茶! ということでジッペイくん以外、執事に扮するというのですが、マキさんがかわいいな! フェミニンな人の男装って、なんともいえないよさがある。もちろんるいもさわやかかわいいし、ベストマッチのネルも最高なんでございますけどね!

そしてジッペイはといいますと、ひとりかわいいメイドになっていて、本人は不服なんですけどお客さんからは超好評。そんなジッペイのイメージチェンジ大作戦。うまくはいかないんですけどね、落胆しながら休憩していたら、イベントの熱気に気圧されて脱落してきたお客さんとコンタクト。そこで、ひとりなれる場所を紹介して接客するというジッペイの判断が功を奏して、お客さんも満足! というか、この人、新たなスタッフとして再登場してくるのかも!

メインメンバーのよさを出しつつ、この先の展開に期待を繋げる、そんなエピソード。チャーミングで面白いのもまたよしでした。

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