2023年2月4日土曜日

『まんがホーム』2023年3月号

 『まんがホーム』2023年3月号、一昨日の続きです。

『カワイイだけでは飼えません ~さくらば動物病院カルテ~』

さくらば動物病院に加わった頼もしい仲間、熊倉花さん。経験者、ベテラン、知識も豊富ということで、さっそくキョウスケをビシビシ指導してくれているんですが、めておを相手に保定の練習、もしめておが獰猛な3メートルの猫だったらどうなってたかと厳しく指摘していくんですが、それはもはやヒョウとかジャガーとかの類いなのでは? 微妙に謎の前提盛り込んできちゃったりするんですが、指導自体はありがたいですよね。いつでも危機感持って取り組もう。そうした意識がひしひしと伝わってきます。

今回は、動物看護師としての基本である診察補助、保定を徹底的に叩き込まれます。熊倉の熱意にほだされてキョウスケもいつも以上にやる気出してるんですが、それでもなかなか結果に繋がらないというの、大変ですよ。どうすればいいか、動物に安心感を与えるための方法を実演しつつ説明していく熊倉の姿勢は、教えられる側にとってはありがたいですよね。頭ごなしに見えたけど、全然そんなことない。動物の気持ちになって接するように、教わる側の気持ちにも立ってくれているのかも知れませんね。

しかしこうしていろいろ教わるも、めておがキョウスケに対してだけはスパルタ指導!? 熊倉には従順、先生のいうこともよく聞く、けれどキョウスケのことはなめている!? いやほんと、動物が人をシビアに見るところ。信頼される人間になるにはどうしたらいいのか、話してわかってくれる相手じゃないからなお大変! といいたいけど、めておは人の言葉わかってるんじゃないかっていわれてますよね。ということは、あえて厳しい態度をとってる!? 

実にスパルタです。

『歌詠みもみじ』

歌詠みもみじは2月恒例のイベント! そう、節分ですよ。恵方に詳しい宇賀神ちゃん。いや、恵方に詳しいことってそうそうある!? あるいはイベントとなると盛り上がっちゃって、情報がんがん仕入れちゃうタイプなのかも知れませんね。

恵方巻きもすっかり定着しましたね。でもいきなり切られてる恵方巻き、それじゃただの巻き寿司だってツッコミ入れられてます。ということは自分が今年食べたのは、恵方巻きじゃなくて巻き寿司だったわけですな。ええ、案外このへんはゆるくてもよさそうですよ。

そしてちゃんとバレンタインのエピソードもありましたよ! ママさんからパパさんに! いや、もみじたちは盛り上がっとらんのか。ママさんからのチョコレート、結構奮発してるようで、意外! だったのですが、そうか、これは自分の分でもあるんだ。こうしてシェアしあうチョコレートっていうのも、家族のイベントって感じで悪くないですよね。なんだかんだで仲のいいふたりです。

『うちの秘書さま』

うちの秘書さまも2月恒例のイベント! そう、節分ですよ。恵方巻きにはじまり、鬼役決めての豆まき。はいいんだけど、高倉さん、速攻で腰をいわして鬼役をはじめと交代ですよ。いやいや、そんなに張り切って飛ばすから! 大人の節分なんですから、もっとこう儀礼的に静かにやったらいいんですよ。といいたいけど、きっとはじめを前にして手を抜きたくなかったんだろうなあ。ぼっちゃんのためには誠心誠意、本気で取り組む屋敷のみんなです。

鬼役になったはじめに豆を投げられないメイドたちと、対照的にまるで容赦のない七瀬の対比が素晴しい。ぼっちゃんに豆を投げられないのは、ぶつけるなんてとんでもない! からなのか、あるいはたとえ鬼役とはいえぼっちゃんを外に追い出すような真似はできない! からなのか。おそらくは両方なんじゃないかなって思ったりしましたよ。

そして豆まきを終えてからの食事、恵方巻きに庭師の田中さんを招こうと思ったら、庭が豆だらけ! 田中さんの仕事を増やしちゃった!? からのこれを片づけるはじめ七瀬のコンビネーション。これが鮮やかすぎて笑ってしまいました。

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