『まんがタイムきらら』2022年7月号、昨日の続きです。
『ほぐして、癒衣さん。』
酔った勢いで癒衣を自宅に招いてしまった夏鈴。けど自宅についた頃にはすっかり酔いもさめて、えらいこと焦ってしまってる。もう、あの顔! そうか恥ずかしいのか。なので、部屋に入って即酒の力に頼ろうとする。
そしたらすっかり元気? 取り戻して、ぐいぐいいくようになるんですね夏鈴。ちょっと攻めっ気のある夏鈴、いいですよね。いつもはちょっと引いた感じの弱気が見える子なのに、酒が入るとここまで変わるのか。ちょっと癒衣が押され気味で、でももしかしたらこうした状況もまた癒衣にとっては嬉しい、そんな気持ちもあるのかも知れませんね。
足のつけ根のリンパマッサージからのハグ。なにか思いあまったような切迫さ感じさせるその行動。さらに続けて好きと口走る。え!? やっぱりそうやったん!? と思ったら、笑顔が好きといい直しちゃったのですが、いや、これは気まずさをごまかすため? いや、わからん。わからんけれど、今回の癒衣さんの行動、酔いのせいで綻んだところから思いの丈が溢れ出ちゃった、そんな感じがするんですよね。
しかし、この言葉を受けてぐいぐい攻めていく夏鈴。ええ、やっぱり可愛らしい子だと思う。そりゃあ癒衣さんも好きになるわけだわ。と、自分の中ではなんか確定事項みたいになってしまっていますよ。
『蜂も刺さずばうたれまい』
今のすずめを知るために、制服を調達して校内に潜入する朱音。どうしてもすずめのことがあきらめきれないんですね。しかし、制服似合ってるな。この子、どんなかっこしても可愛いな。ヤンキーにしておくには惜しい、そんな素質ありますな。
さて、朱音の知らないすずめの姿を知っていく今回。中学の頃、ヤンキー時代には見せなかった反応や表情。お揃いのプリを喜んでたりと、そうしたすずめに触れるごとに思い出されるのは、自分がすずめに強いていた理想の数々。ああ、朱音、苦い思いですね。すずめは変わってしまったのではなく、自分がすずめを縛っていたせいで、すずめ本来のらしさが失われてしまっていた。
そのことに気づいてしまった朱音。観念してすずめの前に現れて、その様子、あまりにも弱々しくて健気そのもの。この子、ここから謝ったりするのでしょうか。それで今のすずめとの折りあいをつけていくことになるのでしょうか。わからないけれど、そこに蛍がなにかしらの介入をしそうな予感。今回も、隠れている朱音に蛍ひとりが気づいてましたよね? ええ、この子のとりなしがうまく彼女らの関係をとりまとめてくれたらと願うばかりですよ。
My Private D☆V
『ばっどがーる』の肉丸です。
D☆Vポイントは「やたら距離感の近い彼女の友人」。って、微妙に関係性が難しいな? 彼女の友人ってことは、おつきあいしている人の友人が、ぐいっと距離を詰めてきているってことですか!? なにか略奪的なものですかい!? おお、不穏、不穏。
といいたいけれど、距離感の近い女友達、そんな感じで捉えたらよいっぽいですね。ですか?
いやしかし、こういうのね、確かに威力は大なんだけれど、自分くらいこじれていると危険警報が鳴るんですよ! 勘違いしてはならぬぞと、そうした戒めが出てしまって、そこから先の感情にリミッターをかけてしまう。ん? ということは、ここにいうD☆Vポイントにしっかり反応しているということでは!?
ええ、わかる。そういわねばならないようであります。
- 『まんがタイムきらら』第20巻第7号(2021年7月号)
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