2022年6月6日月曜日

ワルキューレの冒険 時の鍵伝説

 カイの冒険』遊びたい一心で導入した『ナムコットコレクション』。その後無事『カイの冒険』を全面クリアできまして、そうしたら、あ、100階、プレイしたことあるやつだ! って気づきましてね、ええ……、かつて実機で遊んでいた時にちゃんとクリアできていたみたいですよ……。さて、『カイの冒険』だけで終わらせちゃあつまらないと、次なるゲームを選びましてね、それが『ワルキューレの冒険 時の鍵伝説』。これ、友達から借りて遊んだものの、残念! クリアできないままでいたタイトルです。ええ、今度こそマジでクリアできてませんよ。勘違いとか忘れてたとかでなく、ほんとのほんとにクリアできなかったゲームです。

結構忘れていることと覚えていること、あるもんですね。覚えているのは、血液型での成長曲線の変化。O型が不利でB型が有利みたいなこと、よくいわれたじゃありませんか。そして忘れていたのが、星座による成長タイプの変化。これね、後で調べて知ったんですが、自分の星座は一番不利といわれている魔法型なんだそうですよ!

でもなあ、もうレベルもそこそこ上げちゃったから、今さらやり直しとかしたくない!

ということで、魔法型で駆け抜けることとなりました。

魔法型が不利といわれてるの、HPがなかなか上がらないため打たれ弱く、ともない攻撃力も上がりにくいから。魔法の覚えがはやくても、そんなに魔法が強力なゲームじゃないからメリット少ない。とまあ、そんな話らしいですね。でもやってみてね、魔法があって便利! ってこともあったんですよ。

ほら、突然現れて所持品を盗んでいくあいつですよ。ズール。これ、わりと為す術なく、重要アイテムだろうがなんだろうが持っていかれてしまうのでめちゃ困るやつなんですが、魔法が使えると結構なんとでもなるんです。余裕がなければ、星笛で足止め、ゆっくり倒してアイテムを取り戻せるし、余裕があるならイナズマで一発殲滅可能。タイミングによっては間にあわなかったりしますが、大抵は大丈夫。ええ、余裕を持って対処できる選択肢が増えるという点でも、魔法の覚えがはやいのはよかったと感じています。

さてさて、途中まではノーヒントで進めていった『ワルキューレの冒険』ですが、ついにギブアップせざるを得なくなってしまいまして、これ、ノーヒントでクリアとか無理じゃない!? と今さらながら思っています。

地図を見ましてね、果ての森、わざわざ地名がついてるってことは重要地点に違いない。そう思って、なんとか辿り着いてみたわけですよ。そうしたら1箇所、地面の色が違ってるところがある。でもそこに立ってもなにも起こらない。

あー、なんかアイテムが必要なんだな。

そう思い、山を斧で切り崩せるようになるまでレベルを上げ、山に囲まれている迷宮を攻略するも、新規アイテムはなにもなく、あれー? なんだろう、いきづまったぞー?

と、ここで思い出すわけですよ。あ、あれだ、このポイントで夜を明かすと虹の橋がかかるとかそんなやつだぞこれ!

で、試してみたのだけど、虹の橋なんてかからない。何度チャレンジしてもなにも起こらない。

かくしてギブアップ、ネットで攻略情報探してみたら、ああ……、そうですか……、船を持ってないと駄目だったのね? って、わかるかそんなもん! ただでさえアイテム所持数が少ないこのゲーム。ワープで移動できること理解すれば船なんか売っぱらっちまうし、ましてやマッコウを入手すればなおさら船なんて持ち運ばないよ!

パスワードでやりなおして、船をはじめ必要なものを一通り入手。無事、果ての森から富の国へと渡ることができて、ええ、これが私にとっての初富の国でありました。

ここからは攻略情報に頼ったので、スムーズなものです。というか、ティアラを取る、ライオンの門を越える。後はもうラスダン攻略、ラスボス撃破で終了です。パワーテントをふたつ持ってゾウナの城に突入、スーパーソードを入手後、一旦店と宿に戻ってアイテム整理、そしてセーブして、ここでよいサンドラを持ってないとクリアできないことを知るわけです。

あー、またパスワード復帰か……。いやね、アイテム所持数が圧迫されるから、最後の宿に辿り着いたらもう不要と思ってティアラを手放しちゃってるからさ、ライオンの門を通れなくて、よいサンドラを取りに戻れなくてさ……。

と思ったら、ラスダンでよいサンドラ拾えるポイントあったの!? いや、この文章書くためにいろいろ調べてたらそんな情報出てきまして……、そうか……、知らんかった……。

知らないうちは、あっちへこっちへ右往左往してしまうものですが、それもまたゲームの楽しみだと思います。とはいえ、富の国への渡り方とか、自力で気づけた人ってどれくらいいたのでしょう。『ワルキューレの冒険』発売時には、ゲーム専門誌や攻略本が多数発売され、広く読まれていたわけですが、そうしたゲーム外から得られる情報がクリアのために重要だった、そうとしかいいようのない時代だったなあとしみじみ思わされました。

いや、だってさ、『ドルアーガの塔』とかやってみ? ソフトを買えば何度でもチャレンジできるFC版ならまだしも、1プレイに100円必要なアーケード版であの仕様よ? 正直、正気の沙汰とは思えない! いやもう、当時これをクリアした人たち、尋常でないと思います。

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