『まんがホーム』2021年1月号、昨日の続きです。
『ちくちく推して』
カラーページ、いいですね! 今回は推しのアイドルグループ、PPPのライブにいきます。というので気持ちが高ぶってしまってるゆみち。この人、先生やってるんだ。で、生徒にもPPPのファンがいる。バレるわけにはいかない! というので、ライブには気合いいれた格好で参加するんですが、いやいや可愛いじゃないですか。普段も相当ですが、実際素晴しい。
今回はちくちく要素は抑えめでしたね。ライブ会場で生徒と遭遇。バレてないかと思ったけど、その子の落としたアクスタを届けたりね、そうしてちょっとしたニアミスしながらのライブも無事終わって、と思ったらやっぱりバレとったんか。
その子、増沢さん、真面目? 無口? 内向的? でも可愛いですよね。今回のことでふたり交流のきっかけができた? 秘密の関係? なんだか今後の展開、いろいろありそうでこいつはいいですね。学校では教師と生徒だけど、ライブ会場ではちょっと違ったふたりになれるみたいな、そういうの結構好きなんですよ、といいますけれど、なかなかそうはいかんかもですね。でも、増沢さんの再登場、楽しみにしちゃいますよ。
『歌詠みもみじ』
山城家ではケンカをすると大量の短冊やりとりしながら口論するのか。勉強するしないでいがみあう母娘です。こういうの、まあよくある光景ですよね。というわけで、今回は家庭内での不和ですよ。仲良し母娘もたまにはケンカをします。そうしたらパパさんがとばっちり受けますっていうのね。うん、気の毒! ラストも実に気の毒で、このパパさんらしいなあって思っちゃいましたよ。
ケンカ中でも普段の仲良し母娘の側面が出てしまって気まずいっていうの、ほんとわかる気がする。怒ったり嫌んなったりはそりゃあることで、でも基本的に嫌ったり憎んだりしてるわけじゃないから、油断すると普段の調子が出てしまう。難しいですね。意地はっちゃうんですね。わかります。わかるからこそ、はやく仲直りできたらいいねって思うんですよね。
学校でのアドバイス? あれはやられましたよね。そして母からの仲直りの合図。でもなかなか素直になりきれないってのもらしくって、ここでパパさん、ちょっと活躍しましたね。でもその結果があの仕打ち! やるときはやるけど、基本影がうすくてないがしろ。これこそがパパさんです。
『うちの秘書さま』
クリスマスを目前として、皆のプレゼント用意すべく隠れてバイトに精を出すはじめですよ。まあ身から出た錆って話でもあるんですけど、だっておこづかい使っちゃっててね、それでもきちんと働いてお金工面しようとするところ、御曹司なのに飾らず素直なはじめの美点であると思います。
友達と勉強すると偽ってバイトに向かうはじめ。でもその言い訳が逆に不信を招くっていうのな! らしいわ、らしいわはじめさま。そこでメイドの考える悪の道に走るはじめの姿。いや、それはただの反抗期ですよ!? というか、第一次反抗期ぽくもある。メイドたちにとっては、やっぱりはじめはまだまだ可愛い坊ちゃんなのかも知れませんね。
今回のはじめの不幸。あまりに不信を招いたがために、きゅっとしめられてクリスマスがくるずっと前にプレゼントの存在を知られてしまったところでしょう。疑った七瀬はちょっとバツが悪そうですね。対照的に泣いて感動するメイドたち。ああ、素晴しい情景です。ええいああ、思わずメイドにもらい泣きでした。
今回はクリスマスのいい話。七瀬からのプレゼント、はじめさん、よかったですね! そしてちょっとなんかズレている田中と山田のプレゼント。ある意味、ふたり、思考が似ているのかもですよ?
- 『まんがホーム』第35巻第1号(2021年1月号)
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