この2日はNintendo Live 2019だけで終わったといっていいくらいにNintendo Live漬け。もともと私はこういうイベントの生中継とか、あまり熱心に見るようなタイプではなかったんですが、『Splatoon』をきっかけにプレイ動画を見るようになり、ついには生放送を見るまでに。今、主に見るのは『大乱闘スマッシュブラザーズ』ですね。今回見たのもスマブラの決勝トーナメントを中心にいくつか、それから両日のハイカライブ。いや、しかし充実というかなんというか、驚くほどに充実した2日間。スマブラ見たらスプラが見られず、スプラを見たらスマブラが見られない。両方に熱心に取り組んでる人は、さぞや大変だったのではないかと思います。
スマブラのトーナメント、いつもは予選から見たりするんですが、それこそ小学生大会にはじまり、中高生大会、そして一般部門と、あればあるだけ見ていたのだけど、なんか今年は多くない? それこそスマッシュボール杯と一般の決勝見るだけでいっぱいいっぱい。申し訳ないけど、予選と小学生大会はパスせざるを得ない。それほどの充実、というか、ほんと、スタッフの人とか大変だったろうなあ。
そうか、前回のNintendo Liveはスマブラはまだ発売前で、発売直前イベントとして小学生大会と一般大会だけやってたんだ。今年はそれにスマッシュボール杯、さらにはワールドチャレンジカップと加わって、そりゃそうだよなあ、ステージ数がそもそも倍くらいになってるんだ。多いわけです。
前回はまだ余裕があったので、『ARMS』、それから『Splatoon 2』のステージも見てたんだっけ。ええ、なんだかいろいろ思い出してきました。
私はスマブラはSpecial、つまりSwitch版からのプレイヤーで、その周辺についてなど、まったく知らなかったのですが、この1年弱ほどの間に有名プレイヤーについてや対戦環境についてなど、少しずつ知識を増やしてきたんですね。とはいえ、まだほとんど知らないっていっていいくらいなんですが、それでもまったく知らないと少しでも知ってるとでは全然違います。対戦を見る時に、今回はどんなファイターで出るのだろう、どんな風に戦うのだろう、戦い方を指南する動画やBlog記事で解説されていること、その実践とはどのようなものだろう。心掛けがまず違うのですね。
以前はまったくわからなかったファイターの個性やアイテム、ルール、そしてなにより画面の見方も、1年弱の経験があることで見え方がまるで違ってきます。解説者のいってることがわかるのも大きい。この1年弱で、プレイヤーとしてはまったくでも、観戦者としてはそれなりに成長できたみたいですよ。
ああ、そうか、なるほど。昨今日本でもeスポーツと話題ですが、これは本当にスポーツ中継見ているのと同じだ。なにも変わらない。上級者の卓越した技術、それを知るにはそれなりの経験があった方がいいというのもスポーツと同じ。eスポーツはフィジカルスポーツよりも身体にかかる要素が小さいから、経験するだけならより幅広い層が参加可能。もちろんプレイ経験なし、見るだけの観戦者であってもいいと思うんですよ? けれど、同じ見るならプレイ経験があった方が絶対に面白いと思う。その、プレイヤーとしての参加しやすさ、それはeスポーツの優位だなあ。なんてこと思ったりもしていました。
そして一日の終わりはハイカライブ。Day 1のハイカライブは、その表現力、あたかもステージにテンタクルズが、シオカラーズがいる、そのリアルさに驚き、そしてその音楽に、会場の熱量にあてられたものですが、Day 2はちょっと違う感情が沸いてきて、ええ、なんだろう、終わりゆく寂しさや悲しさ、そんな思いに少しセンチメンタルでした。
ハイカライブを観ると、Nintendo Liveというお祭りが終わっていく寂しさと、自分の中ではSplatoonが懐かしい思い出になってしまってることに気づかされる悲しさとがないまぜになって、思いが苦しい。
— IMAI Toshiyuki (@imait) October 14, 2019
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