2018年4月14日土曜日

ARMS

 ARMS』は、当初からそういう予定があったのかなあ、追加要素がずいぶん多くって、ファイターの追加こそは予想の範囲ではありましたけど、パーティジャックという、スプラトゥーンでいうフェスみたいなもんですかね? そいつが突然開催されるようになったり、またつい最近、4月11日にもダッシュボードという機能が追加されたり。発売後も、どんどん変化、進化しているのであります。

追加された新要素に関しても、実際の状況、使われ方など見て、必要ありと判断したらすぐさま改善を試みようとする、そんな姿勢が見てとれます。それはパーティジャックに顕著なのですが、パーティジャックというのはピックアップされた2ファイターの人気を競う、そういう体裁をとっているイベントです。例えばまさしく今日開催されているパーティジャックではミェンミェンとDNAマンがピックアップされていて、このふたりを使っていると対戦して得られるポイントが1.5倍されます。イベント終了後にファイターごとの勝率が出て、勝ったファイターを応援していた(使ってた)プレイヤーは嬉しい、とこういった感じになってる。当初はこれだけだったのですが、前々回くらいからでしたっけ? ルームごとの勝率を出して、負けているファイターを選ぶとポイントを2倍するようになりまして、人気の偏りがなくなるような工夫、いろんなファイターやアームを使ってもらおうという運営の意思というものが感じられるつくりになっているのですね。

また、多彩なファイター、アーム(武器)を使わせようというだけでなく、プレイヤーのスキルの底上げをはかろうとしている節もあって、このたび追加されたダッシュボード、これに戦術を紹介するコーナーがあったりして、基本のテクニックから、一歩上達するためのTips、そしてファイターごとの特性を活かす戦い方が、動画つきで紹介されているんですね。さらにはこれまでの大会の試合映像も収録されていて、見て学ぶことができるわけですよ。ああ、これはすごい、ありがたい。

こういうのスプラトゥーンでもやってくんないかな。自分でYouTubeでもニコニコでも探せばいいじゃんかって話でもあるんだけど、自分のスキルの底上げもしたいし、他のプレイヤーのスキルもあがって欲しいし、そのためには外部サイトを頼るのではなく、基本的なところはソフト内で完結してほしい、とここまで考えたところで、基本スキルを知るにはヒーローモードが最適というのを思い出したんですが、あれ、やらない人はまったくやらないんですよね。基本的な動きとか紹介されてるから、ひととおりやってみたらっていっても、やらない人は頑としてやらないんですよね。うん、動画があろうと、説明があろうと、見ない人は見ないわ……。

スプラトゥーンとARMSのイベントが同日に開かれるの、勘弁してくれよってずっと思ってましたが、同様の声が多かった? 今回は別日にしてくれてありがたかったです。正直、スプラトゥーンのフェスとARMSのパーティジャックなら、ARMSの方が飽きずにできると感じていて、それは15分ごとにボーナスアームが変更されたり、ポイント2倍や3倍のボーナスタイムがあったりと、単調にならない工夫があることと、ルームに集められたプレイヤーは退出しないかぎり固定されているので、プレイヤーの個性、戦い方の癖みたいなものが掴めてきて、対処法工夫しながらリベンジマッチに熱くなったりできるからじゃないかなあ、なんて思ってます。

スプラトゥーンのフェスは、とりわけソロは、2になって一期一会感が強くなりすぎたから、プレイヤーの個性をつかんで、アシストするとかサポートするとか、そうした結果仲良くなるとか、そういうのなくなっちゃったからなあ。

そういう点では、スプラトゥーンの1にあった楽しみをARMSは残していて、私はそれを楽しみにしているのかも知れません。

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