2018年4月22日日曜日

『まんがタイムきららMAX』2018年6月号

『まんがタイムきららMAX』2018年6月号、一昨日の続きです。

『はんどすたんど!』。いい雰囲気の会、頑張ってますよ。段違い平行棒、いよいよ真打登場というのですが、いちごがそれでオエーっていっちゃってね、大丈夫かな。失敗して落ち込んだりしないかな、ほんと、心配していたら、おお、開き直った。もうすっかり膨らんじゃって、気合い充分。それで演技も、よいしょー、やりましたね、いつも以上に動けてるんじゃないでしょうか。蹴上がりの成功にはじまって、ラストまできっちりしっかり演技しとおして、でもそれで気力使い果たしちゃったんだ。でもわかる。なんか集中力が限界超えて、消費しきっちゃうとね、こんな風になんかおかしくなっちゃいますよね。自分も、集中してなんかやった時、こんな風になることありますよ。でも、いちごほどではないかな? そうか、自分はいちごほど頑張れてないってことだな。そして平均台。おお、ななみ、いいじゃないの! 今回こそは落ちないって誓ったわけですが、難しいところもなんとか切り抜けて、豚の丸焼きにもならずにすんで、ほんとよかった。あの、グラっときたところを、ジャーンと切り返すのね。面白要素っていわれてますけど、後方ブリッジでいいのかな? あのリカバー、ジャーンっていうの、いいよ、いいよ、なんだかかっこいいよ。この絵、大きく引き伸ばして飾りたいくらい好きです。そして平均台本命のひなた。やっぱり上手だっていうのね、絵でもって伸びやかな演技、その美しさ、ちゃんと見せてくれるの、とてもいい。で、最後に経験者組。ゆかにあやにまい、三人がいい雰囲気の会の皆の演技見てね、ほのぼのと語りあっている。それがまたすごくよくって、ええ、初心者の伸びゆく様、その魅力があるんだってね、よくよく伝わってきましたよ。

『JKすぷらっしゅ!』。今月号も裏表紙に広告ありますが、『はるかなレシーブ』がテレビアニメ化。よく考えたら、これって、毎回が水着回だな。そう思ったところで、『JKすぷらっしゅ!』、考えてみればこれもそうだ。毎回が水着回。しかも、この漫画はさらに際どく踏み込んでみせて、ああ、今回なんかはまさにそうでしたね。体調崩したという澪花ですよ。遅れて登校してきた彼女を見れば、なんといつもはつけてる水着がない。ということは、裸にセーラー上を羽織ってるだけか! 前、がら空きやんか! これは、これは、なに回といったらいいのか。半裸回か。いや、半裸は毎回そうだったような気がする。今回、澪花とかなた、ふたりの関係、それが深まってきたこと、改めて確認される、そんな回でありましたね。水に入るのが怖いかなたに、澪花が水に慣れるよういろいろ工夫してくれた。それがいつしか抱き合うようになって……、と、こうした関係の変化もろもろ描いて、ああ、そして大きく変化していたの、澪花の気持ちもまたそうだったというのですね。というか、今さらなのですか! 澪花の体調の不調、かなたへの恋煩いだっていうんですが、あれー、そんな段階だったっけ君たち!? ちょっと混乱しましたが、そうか、そうだったか。しかし今回ね、こうしたふたりの変化描かれたわけですが、かなたの危険性、それもよくよく描かれていて、あー、この子も遠くまできたのだなあ。そう思わされておかしかったですよ。

『TCGirls』。もうすぐクリスマス。しみじみ語るシオン、マナに相談があるのと切り出した、それ、アンの解雇と思っちゃった!? マナさん、あんまりだーっ! クリスマスパーティをやりますよ。場所はアスター。アンが自分に都合のいいことばっかり、欲深なことばっかりいってますけど、あー、そうだ、そうだった、シオンはいわば前科があった。金銭感覚がちょっと無茶だったよな。クリスマス会、ツリーの天辺に取り付けられてるのが星ならぬ手だったりね、あー、あの人だ、マナさんだ、なんか怪しいオブジェですよ、これ……。プレゼント交換もおかしい。シオンのプレゼント、きっとものすごいはずってアンが欲深な考えおこしましてね、でもってアンの手元にやってきたの、またマナのか! また手か! でも、最初はがっかりしたアンだけど、カード置きになると聞かされて、さらに音声ギミックつきと知らされて、そうしたらもうこんなに喜んで、チョロいのか? 君はチョロいのか? シオンに渡ったアンのプレゼント。これもまたすごいですよね。闇天フォーマット変化の軌跡だっていうんですが、ちょっとずつのデザイン違い、はあー、こういうのあるんだ。マニアなら、これで何期とかわかっちゃったりするのかな。また、何期かで価値が違ったりとかあったりするんでしょうか。そして、最後に大きな展開ですよ。昔の約束ちゃんと守ったアンにです、シオン、自分の決断の正しかったこと確信して、そして渡される店長小柴の名札! ああ、来年は受験生だというシオンたち、それで店長をアンに託そうというのですか。これ、大きな展開ですよ。そして次号最終回! 店長アンの手腕が描かれるのか、その一年が過ぎてからのことが描かれるのか。もうね、なにがきてもきっとよいものになると信じています。

『ゴスロリJK無人島漂流記』。最終回でした。これ、ほんと、不思議な漫画でした。ぺむぺむに乗って島を脱出した皆。2年がたって日常に復帰している彼女らの様子が描かれるのですが、そうかあ、大学生になったんですね。帰ってすぐのインタビュー、これがおかしかった。姫野が語る語る。ゴスロリが幸いした。ゴスロリは精神によい。これ、知恵もちょっと面喰ってますけど、ほんと、聞いてた人たち、どう思ったろう。無人島での暮らしが彼女をここまで追いつめて……、みたいに思われたりしたんじゃないかと心配したら、おやおや大丈夫か、というかめっちゃ食い付いてるやんか! しかもそれでデザイナー兼モデルとしての道が開けたとかね、ええ、ナイスガッツ、ナイスバイタリティーですよ。知恵は学者になるつもりでいるんですね。もう一度あの島にいきたいというんですが、わけもわからず漂着するのではなく、しっかりと目的意識持って訪れようという、その気持ち。この子もずいぶんしっかりとしたのですよ。すずもそうですね。高校生活は大変だけど、無人島生活に比べるとそれほどじゃない、って、まあ、そうだよなあ……。この子たちの、帰ってきてこそ際立つ、そういっていいでしょうか、この仲のよさ、気の置けなさ、まさに苦楽をともにした仲間って感じがありますよね。飾らない率直な言葉、あの島を経験した同士だからこそ伝わる気持ちみたいなのもね感じとれまして、と、そこで三森さんからの招待状! こんなラストがくるだなんてね。いやあ、まったくもっての予想外ですが、この子たちらしい! なんだか嬉しくなるラストでしたよ。

  • 『まんがタイムきららMAX』第15巻第6号(2018年6月号)

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