2019年10月11日金曜日

『まんがタイムきらら』2019年11月号

『まんがタイムきらら』2019年11月号、昨日の続きです。

『ゆえに、アイドル革命!』。連載になるんですね。今回はゲスト3話目。異世界に送られ、どういう世界かざっくり理解して、じゃあどうやってファンを増やそう。今回はついに具体的に活動していく様子描かれて、話が動いていきますね。基本、困りごとをアイドルとしてサポートして解決に導く流れとなるのでしょうか。腕はいいのに客入りが悪い酒場の主人、そのお悩みを解決。自分たちの宣伝も兼ね、この店の名物を広く知らしめるためのイベントを開くというのですね。イベントは成功裏に終わって万々歳なのですが、自分たちの得意でもって問題をクリアしていくところ。今後、悩みやトラブルのバリエーションが増えるにしたがって、活用される能力、得意分野もろもろ、それらもともに開拓され、幅も広がっていきそうな予感がしますね。ともない、彼女らの個性など、より見えるようになってくれば最高です。

『さかさまロリポップ』。詩月が柚希の妹ということ、ずっと秘密にしてきたけど、ついに芽依にバレちゃった? と思ったら、これ、柚希の夢か。って、その内容を芽依にそのまんま話してどうするの。といっても、芽依は最初からわかってたから、特になんの問題もないという今回。慌てるのは柚希ひとり。肝心の詩月もバレたからといって別に慌てたりしないし、この余裕。しっかりものというか、ほんと、姉柚希を案じてついた嘘と明かされて、これ、ほんと利発な子ですよ。自分のことを知られるリスク、しっかり意識しているというんですね。この姉と妹のちょっと転倒したところ、これが持ち味だなって思わされます。それでいて、この姉のこと詩月は大好きでしょう。ちょっと優位に立ち回って、いたずらっぽくもある、そうした詩月の魅力、今回もよくよく出ていてよかったです。

『トールさんの通り道』。ブリって、ゴブリンのブリだったのか! とかいってたら、ライムもそんな感じか。ショック受けてるライムがおかしかったです。さてさて本編ですよ。ライムから、魔族のやり方について語られて、そうなのか、無秩序に人を襲う存在ってわけじゃないんですね。実際、こうして交渉して、利害さえ一致すれば、友好的な関係も築くことができる。でも、こうしたところ、人に見られるとまずいのか。だよな、魔族のルールとか、一般に人に知られてるわけじゃないものな。見られては困る魔族との関係。それを隠蔽するためのライムの技。おお、光学迷彩か!? と思ったら、あれ? モザイク? なんか予想と違ったぞ。また、偵察兵を追い払うためにピー太をドラゴンに化けさせたり、そうしたらモザイクとあわさってアレな感じになったりと、細かいところに笑いどころをちりばめつつ、人と魔族の関係、魔王についての情報など提示して、この世界の基盤をよりしっかりとさせていく。こういうところ、よいと思います。

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