『まんがタイムきららMAX』2017年5月号、先日の続きです。
『夢見るプリマ・ガール!』は球技大会。クラス対抗でバレーボールをやるというのですが、ああ、そうでした、バレエをバレーと間違えてダンス部にやってきた人がいましたね。ゆきな。今回はこの子が大活躍。対し、みゆはクラスが違う、ひとりぼっち、球技も苦手、バレーコートのわきでひとりピルエット続けてる。見た目にもおかしいんですが、その後のみゆの活躍もいかします。スカる、スカる、そして顔面で受ける! めきょーって! 昔のギャグ漫画みたいよ! そしてゆきなが今回のバレーによって、バレー熱を取り戻してしまうんじゃないか。皆で心配して、それでダンス部に引き止めようと頑張る、その様子、いやあ、熱かったですよ。勝手に気持ちが高まって、みたいな話なんですが、それでもゆきなもその情熱にほだされて、ええ、皆、いいですよ。あのダンスに対する、皆に対するゆきなの気持ち、あれもとてもよかった。ダンスから離れて、ダンス部の根幹に踏み込む、いい回だったと思います。
『のけもの少女同盟』はニカの悩み。どうしても子供に見られてしまう。というか、デパートいったというその時の服装、ポシェットななめがけしたりして、ほんとに子供っぽくってよ? ともあれ、大人になりたい、大人っぽくなりたいニカと、若さを維持したい、取り戻したいもも先生の対立構図がうまいこと効いていたと思います。というか、もも先生、いい歳してとか紹介文にありますけど、そんなに歳なの? なんだかんだで若々しい人ですよね? そして大人になるためのイニシエーション。なんとか誤魔化そうとやたらハードル高めるのおかしかったです。最後にスーツと化粧でイメージチェンジ。まさかいじめと勘違いされるとは! この予想外の展開、ほんとおかしかったです。
『ぱぺっとコール!』。ほとりんが女子会に誘われました。野宮さんと西川さんと木村さん。しおりは心配だから自分もいくとかいい出すし、つるちゃんはそんなしおりを必死に止める。遠隔でほとりんをサポートできるようオンライン待機するってことで決着するの、これ今風といっていいのかな、いいなって思いましたよ。しかしほとりん、面白い。サ●ゼにいこうっていわれて、躊躇なくラーメン屋に入っていく。な、なんでそこだと思ったの!? サイゼリノにプリシー、わからない単語があるとしおり、つるちゃんにスマホで助けを求める。その一生懸命ついていこうとしている様子は健気で、ほんと、素晴しい。そんなアウェイ感ある場所で頑張ってるほとりんが、ドリンクバーとなると人がかわったように自信満々。この子のこういうところもとてもいいです。今回、誘ってくれた彼女ら、ちゃんとほとりんのことわかってくれていて、ずっとスマホでしおり、つるちゃんと連絡とってたのもわかってたんだ。しおり、つるちゃんがほとりんを見守ってるように、この子たちもほとりんのこと暖かく見ていてくれたんだなあ。というか、ほとりんを愛でる会の会員! けど、これがこうしてちゃんとコンタクトして、仲良くなって。いい機会だったと思います。ああ、これも青春だ。
『いちごの入ったソーダ水』は真夜ちゃん特集です。やったあ。真夜ちゃん、月に目撃されてしまったのです。ジャージにマスクで出歩いてるところを。そんな格好で、どっか具合でも悪いのか!? ああ、月さん、いい子だなあ。もし具合悪かったりしたら介抱、看病してくれようというのか。けど真夜ちゃん、この格好、ただの通常営業だっていうんですけど。しかし、月さん、しっかりしてるんだなあ。そんな格好ダメだろ!! って、いや、めちゃくちゃ可愛いと思うんですが。くたくたジャージ、最高だと思うんですが。普段の学校での格好も、真夜ちゃんの考える落ちついた服装も、とてもいいと思うんですが! そう思ってたら、月プロデュース、カラオケ店でイメージチェンジ作戦! うわ、これ、危険! 真夜ちゃんも月もこれはなにか違うかも、そういって共通認識として確認しちゃったわけですが、真夜ちゃん曰く大事故だそうですが、でもそれはそれでとてもいいんじゃないでしょうか!? いやもうほんと、どうしたらいいのかわかりません。最高ですよね。最高ですよね。
- 『まんがタイムきららMAX』第14巻第5号(2017年5月号)
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