『まんがタイムきららキャラット』2016年6月号、一昨日の続きです。
『ジューンフレンド』、やたらおかしかったです。友達づくりの作戦会議をしましょう、なんていってたんですが、雨に降られまして、洗濯物が全滅しまして、さあ大変です。天気予報は雨だったのに、いけるかなと自己判断して洗濯物を干してきた。ゆずき、あかん人だ……。しかもその濡れた洗濯物を室内でしぼって、タオルも全滅。駄目な人だ……。部屋に乾燥機がないから、コインランドリーにいきます。洗濯だけは部屋でやって、というその洗濯についてのゆずきの話がおかしくて、一種の賭け。せ、成功率とかあるのか……。コインランドリーでぐるんぐるん回ってる洗濯物見てるゆずきとか、おかしくて、そしてコインランドリーで友達づくり作戦の会議して。結果的には予定どおりだったのかな? しかし、ゆずき、素直で可愛い人、対してはるも感情あらわにしないタイプだけど、面倒見のいいいい子です。
『トモダチヅクリ』、こっちも面白かった。静と麻乃、ふたりの関係を先に進めましょう。発言が恋人っぽい、みたいなこといってるのがおかしくって、友達の部屋に遊びにいくというミッションも互いに部屋に友達を呼びたいというものだから、前半後半でコートチェンジをする。おかしいなあ、この発想。前半、麻乃の部屋。ぬいぐるみがいっぱいあって、ベッドのそばには大きなクマのぬいぐるみ。おおう、可愛いなあ。ほんと、麻乃さん、皆から怖れられてる、その裏面にはこうした様子があるというんですね。なんだろう、これ、ギャップ萌え? いいわ、とてもいいわ。でもってそして静の部屋。ぬいぐるみがない。代わりに本がたくさんあって、部屋の壁は一面に書棚。実家から持ってきた、本棚にきっちり収まる分だけの本、厳選して持ってきた。って、ああー、その積まれてるの、買った分か。自分で、自分の失敗を自嘲ぎみにいう、それが面白かった。うん、やっちまいますよね。本、増えるもんな。でもって、そして、ふたりの別れがたいという様子、それがよかった。ええ、ふたり、ほんと、ばっちり友達ですね。
『疾風ういんどみる!』、面白い。ボロ船を使えるようにした一年生ふたり。名前はつむじ丸! って、勝手につむじの名前、使っちゃった! いや、ほんとにつむじ丸でいくんでしょうか。ともあれ、修理完了。頼られるつもりでいた蘭先輩ががっかりしちゃって、ほんと、なんだこの都合のいい作戦! 今回はスキッパーとクルーの役割が軽く説明されて、なるほど、スキッパーが運転手、そのたとえ、わかりやすい。でもって、つむじ、ふうこのこと信用してなくって、自分がやると志願するまではいいとして、あの必死さ! でもって出艇させてからの紆余曲折もおかしくて、港内でくるくる旋回してる。それを颯天先輩、タックとジャイブの練習と勘違いするとか、そういうポジティブさ? も面白かったです。ヨットに乗る、海に出る、そうしたことのわくわく感がすごくよく出ている、そんな描写が素敵です。でもってちょっとしたピンチ。大きな船が近づいてくるよ! これ、想像以上のプレッシャーになりますよね。絶対ね、海面近くにいる小船でしょう? ビルが迫ってくるような圧力あるはずですよ。で、このピンチをいかにして乗り越えるのか! あー! そういうこと! もうほんと、面白かった。海の魅力、新しいことにチャレンジするその面白さ、見事に出てますよね。
- 『まんがタイムきららキャラット』第12巻第6号(2016年6月号)
0 件のコメント:
コメントを投稿