『まんがタイムきらら』2016年5月号、昨日の続きです。
『神様とクインテット』、おお、アイドルだーっ! って、ちょっと待て、トーコなのか。4浪の22歳です、って、そんなこといわんでよろしいがな! しかしこの人、不運というか受難体質ですよね。コンピュータ壊される。でもって弁償を求めたら、アイドルにされてしまった。りんに面白いようにそそのかされて、いやほんとチョロいチョロい。今回は、絵面的にヤバいというのは少なかったですね。あかねの頭が炊飯器だったりしますが、まあ、これくらいなら普通、普通。トーコのアイドル活動。芸祭でのイベントのはずが、なんだかどんどん話がでかくなって、その途中途中で出てくるうららの痛さ、りんの酷さ、そしてトーコの哀れ……。ほんとおかしかった。トーコちゃんが私を探してる、そこからのプリン100万個、最高におかしかったです。しかし、これ、美術学んでる子らの話でしたよね。ついつい忘れてしまいがちですよ。
『担当編集ボツ子さん』は、田中氏、犬井さんとちょっと一緒に行動しまして、例によって例のごとく刺子からはボツをくらって、どうしたものかと悩んでいた、そんな田中に犬井が付き添ってくれるんですね。犬井、アピールするのも作戦のうち。図書館でいろんな漫画、本に触れて、それでちょっとからかわれて、なんだ、もう、犬井さん、可愛いなあ。そしてふたりはどんどん接近。田中はその気でなくとも、犬井はどんどんその気になっていってるっぽい? と、こうなってくると、刺子のポジションあやうくなるのではないか。担当の座は揺るがないとしても、田中、他の女とあんなに楽しそうにしてたよ!? ほんと、このことを刺子が知った時、なにか物語が動きそうな気がします。
『放課後ぱにばす部』、面白いな。女性恐怖症のあさ子にいろいろアドバイスしていきますよ。ある程度恐怖症を克服している先生の話うかがうのね、なるほど、先生は結構自分に過酷なチャレンジ課題を課した。というか、女性専用車輌、これはやばいな。おしゃれなカフェ以外は、どれも不審よ? すごく不審よ? 恐怖症の原因、それはふたりの姉と年の離れた妹のせい。そういう先生。語り出して、その話がね、長女はいいじゃん! なんら問題ないじゃん! めちゃくちゃあ可愛いじゃん! へー、先生、うさぎ柄パンツが好みなんだ。これね、先生自身は苦手にしてるでしょうけど、姉妹ともに先生のこと大好きですよね。そんな感じがびしばししています。うん、こんな姉妹、現実にはいない。そしてあさ子の特訓。なかなか芽は出なさそうですが、なるほど好きなプロレスの話となると女子にも普通に話できるんだ! いや、会話にはなってなさそうだけどさ。と、ここで部長の恐怖症が判明する! ああ、次回はその部長のエピソードなんですね。
『チェリーブロッサム!』、ああ、もう終わりに向けて動いておりますね。三年生は12月で引退します。妹ささのんは、先輩たちを招いて追い出し会兼クリスマス会をとりおこないます。先輩ふたりは、もう通常営業ですよね。対して新丸子先生、あれおかしかったなあ。さらに塩をまくささのん、癖なのか……。大咲、大倉山先輩といい雰囲気になっちゃって、いや、ちょっと待って、ああ、そんなことになっちゃうの!? ああー! と、そこまではいかないんですけど、ほんと、ふたりの恋は成就して、だから物語としては、もう本当にあとは卒業式を待つばかり。ああ、最後の大倉山先輩のモノローグ。しみじみと感じいるものありました。時はすぎて、いろいろが変わって、そして巣立っていく。あの笑顔にわずかに添えられた切なさ、たまらんものがありました。
- 『まんがタイムきらら』第14巻第5号(2016年5月号)
0 件のコメント:
コメントを投稿