『まんがタイムきららMAX』2019年2月号、昨日の続きです。
『私を球場に連れてって!』。オープン戦をめぐる感想あれこれ、負けたら悔しいし、けれど勝ったら勝ったで不安になる。ペナントレースとはまた違う楽しみがあるという話も面白くって、これ、野球ファンなら共感できるところ、大きいのだろうなあ。くれあがおかしかったです。牛乳がぶ飲みとの情報。なんだなんだって思ったら、なるほど球団マスコットが乳牛のチームがあるんだ。ホルスタインズ。ええと、バッファローズがモデルか。バッファローズってまだあったっけ? と考えて近鉄が出てきてしまうほどに野球と縁の薄いのが私です。そうか、オリックスか。友達欲しがってるファル子とか、面白みたくさんの今回。けど、くれあはホルスタインズに、照はタイタンズにと、ままならないねファル子。照、タマとは違って父ちゃんと仲よいのか。いや、タマ、仲悪いわけではなかったか。くれあの言動のあやうさ、あれがよかったですよね。ニコニコ罪のない感じやのにね。
『どうして私が美術科に!?』。いつもの面々、放課後先生に呼び出しうけて、はたしてなにがあるのか。パーティ前提で話をすすめる桃音が可愛い。けど、こういうの怒られるやつだぞって黄奈子。この桃音と黄奈子の発想の違い、それまでの経験に由来する!? ひとりひとり準備室に通されていく、その緊張感。どんどん想像はネガティブに振れていって、警戒のあまり座り込む紫苑ちゃん、最高やんか。すいにゃんの経験にもとずく発言、あれがいかしましたね。留年! ひとり呼び出しを受けずに終わった桃音がね泣いちゃってね、けどここからの気持ちの切り替え、とてもよかった。この子の、友人たちと一緒に過ごしてきたこれまでが、気持ちを、心を強くさせたんだなあ。と、感動のシーン挟んでラストにはやられました! いやあ、留年はないと思ったけど、あんな落ちがくるというのも予想外で、これ、美術科ならではなのか!? いかにもありそうと思わせるところありますよね。面白かったです。
『のけもの少女同盟』。びっくりしました。前回、倒れた霞。これっていつもと違うじゃん!? 最終回に向かってる!? この子、大丈夫!? 狼狽したわけですけれど、ええ、本当に心配したとおりになろうとは。まず、次回最終回。そして冒頭では明るくなにごともなかったかのように振る舞う霞だけれど、病院に見舞いにきてくれた皆が帰ったあと、お医者と母と話しているその情景があまりにも切なさ帯びていて、ええ、この展開、本当にシリアスだよ……。霞の容態の変化、これが見ていておそろしかった。すずめに知らされた真実。ほんと、霞に会えずにいるあいだの皆の様子がつらい。そして霞も、ああ、よっぽどじゃないか。これ、次回最終回、もうここまでのシリアス、台無しにしてもいいから、霞、冗談みたいに元気になってくれないものかなあ。なんて思わされる悲しさ、切なさ、身に切り込むようでした。
- 『まんがタイムきららMAX』第16巻第2号(2019年2月号)
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