2018年12月19日水曜日

『まんがタイムきららMAX』2019年2月号

 『まんがタイムきららMAX』2019年2月号、発売されました。表紙は『ご注文はうさぎですか?』、千夜とシャロ、ふたり同じ制服を着て、これはクリスマスイルミネーションでしょうか。キラキラとした光の中、吐く息の白さ、赤くなった頬が寒さ感じさせるのだけど、それだけに千夜の手にした缶紅茶、この暖かみが格別で、ふたりの寄り添うその姿もまたどこか暖かい。千夜に見えるちょっとした積極性、これもいいんですよね。

『ななどなどなど』、ゲストです。不登校のお嬢様、玉村小町、この子を登校させるべく妹、茶々が送り込んだのがヒューマノイド コード7D-O型。ななどと呼ぶよういってるこの人、小町の友達になろうっていうんでしょうけど、ななども小町も友達がどういうものかよくわかっていない。それで学校にいくことに、というか、無理矢理だよね、小町が登校させられるんですね。そこで判明する小町が学校にきたくなかった理由。そうかあ、皆から陰口きかれて、これはつらいわ。こんな四面楚歌、針のむしろといった状況で、ななどが力になってくれるのでしょうか。そうなってくれないと、小町、ちょっとかわいそう。なにか、こう一発逆転をしてほしいところです。

『ガーリーXプロージョン』、ゲストです。タイムリーな話題きました。学校を爆破する! 物騒なこと考えてる鹿瀬ニトロ。けど本当は口だけのニトロなんだけど、後輩の馬込ひばな、この子がアブナイ。口だけのニトロに対し、本気で爆破を実行しかねない勢いなんですね。綺羅ケ崎レイは、そんなニトロのこと気にしてくれていて、けれどニトロ、ひばなの手前ひっこみがつかなくなって、全校生徒に向けて爆破予告をしてしまった! さあどうなる。以下次号。いやほんと、どうなるんでしょう。途中小麦粉があったの、粉塵爆発を狙うことになるのかな? いや、ここはさすがに回避ですよね?

『ぼっち・ざ・ろっく!』。これ、いいですねえ。今回は打ち上げの様子なんだけど、居酒屋で飲み会なんていうね、いわばハレの席? ぼっちにはつらいのかあ。どんどんネガティブに陥って、あの落書きみたいな顔! 怖いのよねこの顔って紙やすりで成型しなおすくだり、どんなやねん。すごくシュール。けど、これがこの漫画の味だよなあ。でもって、喜多ちゃん、この人、自分の名前、郁代だってバラされて、ぼっちよろしくあの落書きフェイスに。伝染するとかいわれてるの、怖ろしいな、今後は他のメンバーもこうなるんでしょうか。虹夏とぼっちの会話、これがよかったですね。そうか、ライブでのぼっちの爆発力、あのギターを聞いてぼっちがギターヒーローだって気づいたんだ。それからの会話もね、店長がライブハウスはじめたわけだとか、それから皆の目標、夢がね語られていくの。そして聞かれて答えるぼっちのその目標。ああ、いいじゃないですか。ほんと、理解のおよばないシュールさに、こうしたシリアスがまじる。この漫画の味でしょう。とてもいい。このふいにやってくるシリアス、ぐっときます。

『初恋*れーるとりっぷ』。鉄道部、列車旅行にいったんですね。快速レトロ花めぐり号。これ、本当にある列車なんですね。電気機関車が牽引するレトロ客車。そうかあ、電気機関車だと、客車はむしろ静かになるんだ。ボックス席っていうのもね、背もたれが垂直なの、ああ、ほんと、これレトロ客車だ。そうそう、昔、こんなだった。皆で食べている駅弁もいい。牛たん弁当、これもきっと本当にあるんだろうなあ。糸ひっぱるとあたたまるっていうの、いいなあ、おいしそう。皆で鉄道の話をして、駅弁食べて、そして花を見てという、イベント列車大満喫の巻。皆の楽しそうにしてる様子見るのも楽しいし、列車の話、これもいいしで、いやあ、この漫画、予想以上の伸びを見せてくれますね。そして先生とそらの会話。これもよかったですね。先生からの感謝の言葉。そらは自分の気持ちを伝えるのちょっとうまくいかなかったですけど、いつか伝わるといいですね。

0 件のコメント: