2025年10月29日水曜日

『まんがタイムオリジナル』2025年12月号

 『まんがタイムオリジナル』2025年12月号、一昨日の続きです。

『となりのフィギュア原型師』

今回は分割のお話。こるり、いやさ代表が納品した原型。抜けない、組めないとして差し戻されてきた。倉田から半藤に分割の依頼がはいって、ここからせっちゃんが加わることで、即席の分割教室がはじまるのでありました。

原型の分割は、複製しやすさと塗装しやすさの両立。前提として、複製したパーツが型から抜けないことにはお話にならないわけで、この上で分割することで得られるメリットを試行錯誤していこうというようなお話です。分割することで、マスキングなしで塗装できるようにする。別パーツ化することで立体感を強調できたり、また別パーツにすることでアクセントを持たせたり云々。ただ簡単に分割といっても、求めるもの、効果、効率、作業者によってまったく違った結果になっていくというような話だったのですね。

途中、ためしに私をパーツ分けするならといったせっちゃん。あのポーズ、めちゃくちゃかわいかったよね! からの半藤のこだわりポイント。ちょっと照れぎみにインナー着てるんですけどのせっちゃんがまたかわいい! 今回はせっちゃん大推しの回だったかもしれません。

そしてまた途中に出てきた、分割しすぎの例。でも、こういうの見たことあるぞ……。って、フィギュアライズ・ラボだ! ええ、買うだけ買って組んでないプラモデルのフィギュア。プラの整形色だけで色分けしようとするとこうなっちゃう。ええ、これがフィギュアの分割ならやり過ぎになっちゃうってわけですね。

『うちこもり妻はコスプレ配信者』

表紙のカットで学生服着ていたふたり。なるほど、本編への布石であったのですか!

いったいなにをしてるのかというと、コスプレを夫に見てもらって、いろいろ評価してほしいいぶき。かわいいだけじゃ満足できないんだ! と思ったら、また違った目的のコスプレなんかも登場して、このいぶきさんは、タイムオリジナルに登場する恋人、夫婦のなかでも、異質な積極性見せますね。でもそれがかわいい、チャーミングなのもまた事実であります。

さて、いぶきに恥ずかしい格好はないのか。コスプレ同志である亜子との会話に出てきた疑問なのですが、実際そういうのないらしい。レイヤーとしては強みといわれたのだけど、そのいぶきにまさかのちょっと恥ずかしい格好が!?

というのが、表紙に出てきた学生服。高校時代の制服、セーラー服で夫、駿をお出迎え。そのときの照れてるいぶきや、ちょっとした意外性! でもってこれが駿に見事に刺さるんですね。

残念ながら、駿はもう制服は着られませんでした。きっと、筋トレでサイズアップしとるんだな。でもって、制服、指輪、変だね、の威力よ。ああ、この幼なじみ夫婦。相当な結びつき、愛情のほどを見せつけてくれますよ。

『クールな氷上さんは迫りたい』

たこ焼きパーティーをやる。上の妹、くるみの気紛れで、会場が兄、栗園課長の部屋に急遽変更。でも兄は妹のそうした性格を、よくよく理解しているんですね。きっと準備もしてないだろうと、道具、食材もろもろ、全部用意ずみ。ああ、こういうところ、兄妹の仲のよさ、うかがえますよね。

上の妹、くるみが来たなら、当然下のまろんも? と思ったら、こちらはなんと欠席。代わりにきたのが氷上さん。って、くるみは氷上を呼ぶのが目的だったよね? かくして氷上は、休日の課長の姿、たこのTシャツきた栗園を見ることがかなったのでした。

いつもなら、少女漫画好きを隠す課長ですけれど、氷上にはもう知られてるから気にすることはない。自然体で氷上を迎え入れ、と思ったけど、ふたりきりとなったらやっぱり緊張するのか。でもって、ぐいぐい距離を詰めてくる氷上さんです。わーお、積極的ー! でもしかし、この目力強い美人がこれでもかと近づいてくるの、圧が強いだろうなあ!

しかもただ物理的に距離詰めてくるだけでなく、課長の家庭の味が知りたい、ひいてはもっと課長のことを知りたいといわんばかりの言動に、さらには氷上のことよく知らないという課長に、興味ありますか? 私のこと。

いやもう、ぐーっときますよね! いやもう、なんて素敵なの! と思ったら、くるみが茶々いれちゃった! ほんと、ここでくるみが介入しなかったらどんなことになっていたのやら。あるいはなんらの進展などあったりしちゃったのでしょうかね!?

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