2025年10月11日土曜日

『まんがタイムきらら』2025年11月号

 『まんがタイムきらら』2025年11月号、一昨日の続きです。

『魔女まじょS-WITCH』

ルチェッタが小夜、まなのふたりに合流しましたよ。これまでの魔法少女衣装から魔女の正装に着替えて、ああ、こちらもすごくかわいいですね。帽子とほうきがお化けの意匠になってるのがすごくかわいい。白基調というのもルチェッタに似合ってて、とてもよいです。

さて、ルチェッタが参加して、この3人で取り組む不思議事件が決まりました。満月町の七不思議、いまだ解決されていない最後の謎、願いを叶える幽霊少女に挑もうというのです。町のどこかに出没する少女にあうと、願いをひとつ叶えてくれる。また噂にはヴァリアントもあって、不幸の前触れというものも。

目撃証言も多いこの少女の謎を追うべく、まな、ルチェッタはともに聞き込みに。そして人見知りで普段はその姿を隠している小夜は、学校で幽霊少女のことを話していた女の子ふたりの後を追うことに?

ああ、こうして小夜がいち早く幽霊少女の謎に近づくのか。そうでないなら、まな、ルチェッタ組が先か。不思議解明に向けての第一歩が踏み出されましたよ。

『ざこのみなさんお大事に』

仕事明けに皆でファミレスにいきました。仕事を離れるといつもと少し感じが違う。それが新鮮で、また気恥ずかしい? なんともいえない雰囲気のなか、この機会にえぬの歓迎会もしてしまおう。期待高まるえぬなのですね。

入店する前にですよ、いらっしゃいませに反応するなと忠告が。ああ、わかるわかる。ついついいつもの調子で復唱しちゃったりってやつですよね。で、皆、かなり気をつけてはいるものの、油断すると癖が出てしまう。いやほんと、あるあるというか、共感というか、これはなかなかにおもしろかったです。

夜の食事は太ります。みんなドラッグストア勤務だから、ダイエット知識とかあるのかな? でもえぬは食べても太らないんだー、って、この余裕しゃくしゃくな感じ、いいですね! だからといって暴食はいけませんよ? そして仕事には慣れた? とか、いろいろ聞かれたりなんかしてね、そうした様子もフレンドリー。えぬの本音の志望動機とかも、腹割った感じでいいじゃないですか。でも、仕事を探すにいたった経緯、ここで誤解が発生。ほんと、えぬ、配信なんてやってたわりに、コミュニケーション、情報伝達は苦手? そんな感じしますよね。

ドリンクバーにいった猫田さんが、ねこ配膳ロボとかちあってるのかわいかった。そして加藤と猫田の、名前呼び。美弥、こひな。この関係、幼なじみゆえか! ええ、なんかかわいい。ええ、大人組もかわいい。そんなエピソードでした。

『初凪ヒメリウム』

人見知りの陽姫がバイトすることになったアクアリム専門店。そこでいろいろ経験していくことが、彼女の人とのつきあい方、社会への向きあい方にも影響していく。知りたいという気持ち。それはただ名前を覚えるだけじゃない。見て、触れて、知って、理解していくという、その過程が描かれて、新鮮。陽姫の喜びも戸惑いも、失敗も。それらすべてがかけがえのないと思える様子がとても素敵でありました。

お店にいるたくさんの魚。動物の名前がついた魚はいっぱいいるよって、そうした出会いのおもしろさが描かれるの、とてもよかった。自分もまた、魚について知る喜びを感じる、なんて風に思えるんですよね。そしてベタに触れる陽姫。ベタという魚は知っていましたが、こんな感じなんですね。人懐こい。手に乗ってきたりもする。そうした行動を、ただ情報として提示するだけでなく、エピソードのキーとして組み込んでくるのが、より魅力を深めていました。ベタという魚の生態を知るだけでなく、ベタが陽姫の世界の扉を開くきっかけとなった。とても印象的であったのです。

そしてデンキナマズの電気ショック! あのちんまり陽姫もかわいいですね。期待、喜び、いろんな感情がオバーフローする陽姫がね、ほんと初々しい。でもここからですよ。バイトも、友達も、みんなこれからなんですよね。

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