2025年10月16日木曜日

『押しかけギャルの中村さん』

『押しかけギャルの中村さん』、第75話を読みました。

『押しかけギャルの中村さん』

就職活動を開始したものの、どうにもうまくいかない秋山さん。先日の面接ではすっかりあがってしまって、思ってたような受け答えができなかった。品定めされるのもつらいと、どうにも秋山に就職活動は厳しい試練であるようなのですね。

そもそも秋山は自分を卑下しすぎてるんです。秀でたところもない。そんなこというけれど、カリンさんはちゃんと秋山のいいところ、見ていてくれていますよ!

ご飯がおいしい!

かたづけ上手!

特売見逃さない!

って、就活関係ないじゃん!

と思ったら、終盤にしっかりこれがまるで無駄じゃないんだよ、ちゃんと秋山の強みなんだよって生きてくるからすばらしい。

そうだよ。秋山は決して悪い男じゃない。もっと自信を持って、自分のよさを自ら見出していく、それくらいの無謀な前向きさ持ってもいいんだよ! それをカリンが教えてくれる。秋山の強みを、魅力を言葉にして、はっきりと自覚させてくれる。

はあ、本当にいい関係築いているなあと思えるふたりだったのですね。

さて、今回はめちゃくちゃなサービス回だったのではないでしょうか。

カリン面接官! めちゃくちゃいい!

スーツ!

眼鏡!

なにそれ、最高!

好条件にこだわるあまり、秋山に向かない業種、業界ばかり選んでることに疑問を呈したときのカリンの愛らしさ。無垢な表情で理由たずねてさ、そうしたらそこには秋山の感じる責任があった。

カリンとの生活を担えるようになりたかったんですね。

そうしたら、カリンが、私もバリバリ働くんだからっていってくれて、なにそれ、もうそれプロポーズじゃん!

将来設計に秋山がしっかりビルトインされてしまってるじゃん!

いやもう最高。でもって、そんなカリンに支えられ後押しされる秋山。ああ、なんと心強いことでしょうね!

0 件のコメント: