 『まんがタイムオリジナル』2025年12月号、発売されました。表紙は『かつては最強無敵の勇者様~姫には内緒のレベルダウン生活~』。ステラにりる、ピリカが冬の装いで紅葉の絨毯の上、楽しそうにお散歩しているのです。今月のテーマは秋冬の情景なのでしょうか。『クールな氷上さんは迫りたい』も秋っぽい服に着替えていらっしゃいます。と思ったら、『うちこもり妻はコスプレ配信者』は学生服姿で夫がなんか脱がされておりますよ!? 新連載『ふたりの距離の10年後』のカットもございます。
『まんがタイムオリジナル』2025年12月号、発売されました。表紙は『かつては最強無敵の勇者様~姫には内緒のレベルダウン生活~』。ステラにりる、ピリカが冬の装いで紅葉の絨毯の上、楽しそうにお散歩しているのです。今月のテーマは秋冬の情景なのでしょうか。『クールな氷上さんは迫りたい』も秋っぽい服に着替えていらっしゃいます。と思ったら、『うちこもり妻はコスプレ配信者』は学生服姿で夫がなんか脱がされておりますよ!? 新連載『ふたりの距離の10年後』のカットもございます。
今月は新連載が1本です。
『ふたりの距離の10年後』
印刷会社で営業に配属された月岡雷。訪れた化粧品会社はこれでもかとキラキラした人たちばかりで、別世界感がものすごい! と思ったら、出迎えてくれた女性があずまのことを知っていた。誰!? と思ったら、中学の頃の友人、咲花風子。10年ぶりに出会った風子はすっかりきれいになっていて、昔は男の子みたいだったのに! すっかり戸惑うあずまなのでした。
旧交を温めんと一緒に食事にいくことになったあずまと風子。仕事を終えた風子は、さっきまでとはまるで違って、むしろ昔の風子を思わせるさっぱりとした出で立ち。向かったお店もラーメン屋。そこでのひとときは昔を思い出させるもので、気の置けない仲間だった、そんな様子にあずま、なんだか安心したみたいですね。
でも風子にとって、あずまは特別な人だったのか。好きとかどうかはまだわからない。でも、自分が好きなもの、でも似合わないからと手放そうとしたそれを、別に気にすることないって、好きなのにしたらいいって、背を押してくれたあの日の思い出。あずまにとってはあまりに普通になんら気にせず放った言葉だったから、さっぱり思い出せないという!
住んでいるアパートも同じ、隣の部屋同士。また風子の意味深な行動に、その真意がわからなくなるあずま。ふたりの関係やいかなる展開を見せるのか。あずまはどうもリードされる側になりそうな雰囲気ですね。
『かつては最強無敵の勇者様~姫には内緒のレベルダウン生活~』
ぎょわー、にあ氏、めちゃくちゃかわいい! 眼鏡装備してステラの先生やっている。それもこれも、ステラがこの世界のことを知りたいからっていうのですが、だってステラがいろいろわかってないと、ジュローに教えるどういういう以前になっちゃう。なのでにあ氏が協力してくれて、いろいろ教えてくれているというんですね。
この一連のお話で、にあやベリコの魔術の片鱗が明かされる。にあは詠唱なしで魔法を使ってるわけじゃない。スプリットタンで詠唱速度をあげている。ベリコは体に刻まれた紋章で、常時強化魔法を発動している。
で、そうやって刻みこめる魔法に予約開始日通知とか各店舗特典感知とかあったりするの!? さすがにベリコも止められたそうだけど、あるってことは、それを常時発動させて、特典コンプするやつがいるってことなの!? 便利かもしれんけど、体の負担考えたら命削りすぎじゃない!?
と、女子たちはこうして楽しい時間を過ごしているのですが、では我らがジュローはというと、冒険先でコーチングしてる冒険者たちと一緒に敵から逃走中! 危機一髪といった状況で、こっちに逃げろと呼ぶ声あり! ああ、ジュロー一行は無事逃げおおせるのか。本当、結構な危機状況なのです。
『どうにも不器用な夫婦でして。』
一緒に温泉旅館にいきましたヨシアキにマコト。部屋に併設の露天風呂にふたりしてはいるのはいいとして、ヨシアキさん、えらいこと純情なのね! 眼鏡がないと見えないから安心してくださいとかいってますけど、それはそれで危険! マコトさんは見られること、そんな気にしてませんよ! 夫婦なんですから、それくらいもう慣れてくださいよ!
マコトがリードしている、そんな夫婦であるのですね。
マコトがこうして風呂に、さらには温泉旅行に誘った理由。それはわりと切実なもので、一緒にお話する時間をとりたかった。他のなにに興味を割かれるでなく、時間に追われるのでもなく、ゆったりとただお話したかった。ずっと寂しさ感じていたのですね。だからこそ、こうしておしゃべりする機会をと思い、誕生日を盾に連れてきちゃった。
わがままを詫びるマコトだけど、そんなの気にすることないですよ! そしてマコトの気持ちを聞かされて、前向きに対応していこうというヨシアキ。ちょっと方向性は違う気もするんだけど、誠実な人であることは間違いないんですよね。
そしてその後は夫婦の時間!? と思わせて、のぼせちゃったヨシアキの介抱タイムになっちゃって、マコトさん、せっかくの勝負下着が無駄に!? と思いたいけど、よかったですね、寝相のおかげで、ちゃんとヨシアキに着弾しましたよ。あんまり色気はないけれど、その自然体、無理しない感じこそがマコトの魅力だと思います。ヨシアキ、果報者です。
- 『まんがタイムオリジナル』第44巻第12号(2025年12月号)
 

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