『まんがホーム』2024年9月号、昨日の続きです。
『カワイイだけでは飼えません ~さくらば動物病院カルテ~』
ちっちゃかったチワワのココアちゃん、再会したらびっくりするほどまるまるした子になってました! の巻です。いや、成長したわけでなく肥満です。あまりの太りぐあい、具体的にいうとボディコンディションスコア5。ちょっとダイエットしたほうがいい。
ということで、飼い主さんにもアドバイスするのですね。
この太った過程、ご飯を我慢できない犬の特性が語られて、って、待てできるよね、犬って? そういうのとは違うのかな。対して猫はご飯をあとで食べるからと置いておける。そうなんだ! こういう特性とかまるで知らないので、個体差もありそうな話題ではありますけど、勉強になりました。おもしろい。
そしてダイエット手段として投入された知育トイ。早食いを抑制するためのおもちゃなんですが、こういうのもあるんですね! とまた面白い。飼い主さんも理解してくれたみたいで、成果が出るか楽しみ! なのですが、ここで厳しい表情で語るくまちゃん先輩。まあ、ほんと面白い。冒頭扉でのくまちゃん先輩も面白かったです。
『うちの秘書さま』
こわがりなのにこわい話が好きなはじめ様。ホラー映画に肝をつぶされてから、ちょっとこわい話を敬遠しています。
で、迎え火が怖い、お盆が怖い。あの世からご先祖様が帰ってきますからね。こわさをまぎらわせるために山田を呼んだら、なんとテレビの心霊特集を見たいという。なんとか回避しようとしたはじめだけど、田中さんも見るからとリビングの大画面はこわい話に占拠されて、なにをやっても裏目なはじめです。
今回は、はじめから厚い信頼を得ていることを知り感涙するメイドたちが最高でした。そして、廊下でビビったはじめの手を引いてくれたおばあちゃん。この懐かしさをもって思い出すところなんて、ほんとよかったなあって思われて、というか、はじめが七瀬にひかれるのはおばあちゃんを思い出させるところがあるからだったりしますか!?
いずれにしても、夏らしいちょい怖、それでいい話の好エピソードでした。
『歌詠みもみじ』
もみじさん、赤点とって補習です。みんなでいこうといってた海は延期、先生からも恨み言のべられて、そりゃもう大変、って思ったら、今回のメイン話題はなんと恋愛ネタ! 補習仲間の阿久津と一緒にファストフードにいったらば、宇賀神ちゃんに見られてしまって大惨事。仲睦まじいふたりとかいいふらされたもんだから、臨戦態勢の千恵と咲子が駆けつけてきて、阿久津火だるま、集中砲火を浴びるというのですね。
今回の被害者はまぎれもなく阿久津。勝手に恋愛の嫌疑をかけられ、その気もないのにもみじからは袖にされ、さらには本命まりなに誤解される。完全についえた恋愛の糸筋。まあ、本人が踏み出せないのもいかんのですけどね、というのが描かれたラストに涙さそわれるわけですが、それ以上に興味は千恵と咲子の恋愛の行方。ああ、こちらの恋模様のより深まるところも見てみたいです。
- 『まんがホーム』第38巻第9号(2024年9月号)
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