『まんがタイムきらら』2024年9月号、昨日の続きです。
『スロウスタート』
生徒会の挨拶運動。校門に立って、登校してくる生徒に挨拶をする活動なんですが、これを通じて判明していく様々な種類の人見知り。多人数相手だと大丈夫。逆に少人数なら大丈夫。対面でもお店のマニュアル対応なら平気だけど、ぐいぐい詰めてこられると無理。
そうした中、綴がひとり、多人数も少人数もどっちも駄目だと自信満々でいうのがね、ほんと面白い。それ誇っちゃあ駄目なやつだ。
苦手を前にして、どのように克服していくか。そうした心意気なんかも語られた今回。全体にフレッシュで、前向きな素敵エピソードだったのですが、周の突進がすべてを破壊する! いやもう、びっくりの突進でした。周囲見てません。
『ばくちぬぎ!』
謎の黒服に連れていかれようとする氷央を見捨てることができず、一緒にトラブルに巻き込まれてしまったミクルです。借金のかさむ氷央に返済を迫るべく、雀荘バイトに投入されたというんですね。で、ここまではいいのだけど、ミクルも一緒にバイトすることに。麻雀のルールもよく知らないのに!?
そういって同じ絵柄集めてるミクルなんですけど、東を4枚、一筒を3枚って、これめちゃくちゃの強運発揮してる場面みたいだな。残念ながら、それを生かす知識がミクルにないってだけで。
勝ち方を知らないために、ばんばん振り込んじゃうミクルに、氷央から振り込んだら脱ごうかと提案。いや、そんな提案に乗っちゃ駄目だよ! とは思うけど、乗るのかミクル。でもあまりの負けっぷりに、店長がついてくれることになって状況様変わり! いきなり天和を皮切りに、字一色の清老頭の九連宝燈のと役満を連発して見せて、勝ちまくり。お客さんにも好評で、バイトも成功。いいことづくめだったのですが、この先、ジョーカーを相手にするには運だけでは勝てない現実もまた突きつけられるのです。
氷央を破ったのもジョーカー。情報を得るも詳しいことはわからず、また幻のもたらした情報とも齟齬があって、いろいろ謎が深まるばかり。いや、氷央がジョーカーではあるまいな!? いやそれはないか。ともあれ、ミクルの特訓が約束された今回。しばらくは氷央相手に部内での対戦となっていくのでありましょうか。
『けいおん!Shuffle』
リサと真帆の関係、なんとも微妙な距離感ですね。リサは真帆のこと好きなのに、真帆もリサのこと評価してるのに、なのにどうしても素直に気持ちを出せないという。リサが素直じゃないんですよね。もってまわったいいかたするから、と思うんですが、それにむきになっちゃう真帆も真帆。互いに相手の心情わかりつつも、そのまま受け入れることができなくなっちゃうんですね。
で、それを調整するのが紫なんだ。ほんと、紫、有能だなあ。この漫画で一番地味めに皆を下支えしてる、そんな子だと思います。ああ、ドラムだから? いやどうだろう。ともかく今回もリサと真帆の間に立って、部内に不和が広がらないようにする。いやはやお疲れ様です。
からの、自分たちの演奏動画勝手公開を発見してからの展開のはやさ! ここは楓のお手柄でしたね。バスケ部の子らのやらかしでしたが、ファンがいることの嬉しさ知った真帆。というか、うっかりリサのこと褒めちゃってるよね! ほんと素直にばんばん褒めちゃえばいいのに。リサ、最高だーって。ね、そうしたらさすがのリサも白旗あげると思うんですよ。
- 『まんがタイムきらら』第22巻第9号(2024年9月号)
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