『まんがタイムきららMAX』2024年2月号、昨日の続きです。
『エイティエイトを2でわって』
音楽祭も終わり、当座の目標もなくなって暇を持て余している美弦たち? とりわけ腱鞘炎になった美弦は練習も制限されて、ちょっとでもなんかやろうとしたら後ろから怖い目が見ている!
そんな彼女らに、新しいピアノの情景が開かれますよ。音楽祭に出店していたうまいコーヒー。今度はお店にいってみようという話になったんです。皆でいくうまいコーヒー。コーヒーを楽しもうと思ったら、店のかたすみにピアノを発見。さらに店長の馬居さんが、音楽祭で奏のファンになっちゃってて、とりみだすやら、サインねだるやら、もう大変だったんですが、店に置かれたピアノ、その演奏のバイトをしてみませんか? との申し出が!
ああ、かくして新たなピアノの世界に向きあうことになろうという彼女たち。まだひとりでピアノを弾くのは怖い奏が、美弦との連弾ならいいと。これは楽しいことになりそうです。どんな曲を選ぶのか、美弦よ、お店のBGMだからズンドコは駄目だよ? ええ、美弦にとっても新たな境地となりそうです。
『てくてくっ!秘密リサーチ』
ひぐれの力になりたいと息巻くすかい。マリンと一緒に歌碑を調べにいきましょう! 三鷹へと赴くのですが、このあたり、三木露風のゆかりの地なのですね。そのためなのでしょうか、たくさんの歌碑がある。三木露風があり野口雨情がありと、その歌にまつわる話。歌詞を話題にしてみたり、そしてかつて自分が感じていた記憶を思い返してみたりと、その様子がとてもよかったです。
そしてなにがよかったって、マリンの短歌! いい歌を詠みなさる! ほんと、歌に織り込まれた情景の豊かさ、それが素敵で、ああ短歌、よいなあと思わされたのでした。
さて、今回の歌碑めぐり。メッセージでもってひぐれに届けます! というのですが、写真はピンボケ、手ぶれで大変なことに! さらにはふたりの豊かな発想ゆえの妄想暴走でカオスなことに! ええ、このメッセージをひぐれは活かすことができるのでしょうか! 乞うご期待でありますね。
『さうのあっ!』
皆で繰り出す浅草。のっけから警戒するこかげがですよ、リューディアに強くねだられると首をたてに振る。この様子に、この子たちの仲のよさ垣間見るようで、ほんと可愛いやりとりだったと思いました。
さてこの浅草行ですよ。まさか仕組まれたものであったとは! いえね、浅草見物ももちろん楽しみながら、帰りに寄るは三ノ輪駅。改栄湯へと向かうのですね。
これ、浅草メインついでに銭湯じゃなく、こっちがメインよね? しかもこかげは嫌がるだろうと、皆で内緒にしていたというの。いやもう、こかげのことよくわかってる! そしてこうしたらちゃんとつきあってくれるってこともよくわかってる。やっぱり仲がよいなって感じるんですね。
今回のお風呂屋さんは実在なんですね。取材協力へのお礼がしれっと差し挟まれたりするところもおかしかった。そして施設の案内から、はやりの飲み物、オロポ。ええ、これは知ってますよ! 芳文社の雑誌に載ってる漫画経由で調べて知りました!
浅草三ノ輪からの帰り道、電車で寝ちゃったこかげをいいことに皆で次の行き先を話しあっているところ。ああ、これはまたいずれ実在の銭湯探訪があるかも知れませんね。楽しみな企画になってまいりました。
- 『まんがタイムきららMAX』第21巻第2号(2024年2月号)
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