2023年12月1日金曜日

『まんがホーム』2024年1月号

 『まんがホーム』2024年1月号、発売されました。表紙は『らいか・デイズ』。冬、ということでお風呂で暖まるらいかです。これはドラム缶風呂? このほっと一息つく表情に、風呂の暖かさ感じさせられますね。他には風呂上がりの情景が続きます。『天国のススメ!』からは髪をふく十子。『孔明のヨメ。』はコーヒー牛乳にフルーツ牛乳を並んで飲む孔明、月英夫妻。そして『魔界の愛されCEOは元勇者』は浴衣卓球するソヴァンと魔王様です。

今月は新規ゲストが1本です。

『ごちそうさまは二丁目で』

茶色くてうまい飯を提供する二丁目の食堂。看板娘のタケちゃんってどういうこと!? と思ったのですが、それはさておきこれは夫婦で切り盛りしてるお店なのかな? と思ったら、店長は大村さん、配膳担当してるお嬢さんは田中の名札をつけてますね!

そして冒頭、当然のように描かれる男ふたりでイチャつくお客。いや、もう普通に受け取って、まるで気にしてなかった自分にびっくりです。ええ、ここは新宿二丁目、いろんな人達が集う場所。男が男に惚れるのも普通のことで、硬派の店長が思いを寄せるのもまた男。思われ人のミト君は、そうと気づいていないのかな。実家から食事の心配をされているミト君のためにご飯を用意するのが自分であると、ちょっと喜んでいる店長がいいですよね。

けれどここの食事は見場が普通。それをなんとかオシャレにするのが、バイトの田中みのりの役目!? こうして今後は店の映えメニューを店員総出で創案しますというこの展開。それぞれの得意を持ち寄ろうという展開、悪くないと思いましたよ。

『孔明のヨメ。』

駆けつけた劉備軍の援軍は、張飛に趙雲、そして関羽という精鋭揃い。長坂坡での活躍が今も曹操軍の脳裏に焼きついている張飛、趙雲の勢いがものすごくって、兵たちがクモの子を散らすように逃げていくというんですね。

戦いはもう決した。曹操は敗走し、この機にと水軍を壊滅すべく掃討戦に移行。陸上でも曹操を追撃するために馬を駆る関羽が、かつて友情を育んだ曹操配下の武将、文遠と一騎討ち。

思わぬドラマに、この勝負に決着がついてほしくない、そう思ったものの、もう数合も重ねると決着してしまうのでしょうね。その切なさもまた、この物語の妙味なのでしょう。

そしてラストに、眠りに落ちつつある曹操が耳にした華容道という土地の名。これがいかなる展開の起点となるのか。そこにも注目せざるを得ません。

『こんなにカワイイ音瀬くんが女の子のはずがない』

4人でキャンプにいったのに二人用のテントしかないというピンチ。さあ、どうする。誰がテントを使うのか、というので料理対決をしますというの、これはこれで楽しそうな展開ですね。

これ、調理風景見ましたら、音瀬と長瀬優勢。橘、森川はちょっと駄目そうかな? なんて予想しましたのに、森川、やるじゃないですか! チーズじゃがバター、シンプルだけど悪くないですよ! といいたいけど、あれ? 肉切ってたの? ほんと、それどうしたの?

今回の見どころは、夜、3人でぎゅうぎゅうになって寝るというところでしょうか。その前に、森川と長瀬にフラグが立った気がした。その長瀬がですよ、可愛いどころ、森川音瀬に挟まれて寝るというんですよ!? いやもう、これでなにも起きないはずがない。いや、起きなかったんですけど……。なんで?

3人でテントを使うといい、橘がめずらしく気を使った! 長瀬同様に驚いていたらですよ、橘は自分の快適を追求していただけだったと判明するくだり。いやもう、最高に橘らしくってよかったです。

そしてラストに意味深な登場人物。小池いろはなる可愛いお嬢さん。いや、もしかしてこの人も実は男なの!? ほんと、この漫画のカワイイは油断できません。

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