『まんがタイムきららMAX』2024年2月号、昨日の続きです。
『性別不明な殺し屋さんがカワイすぎる。』
バレンタインデーの話題です。
いつもお世話になってるつくしになにか作って贈ろう! そう思ったユーリの即断念するところ。よほど前回の失敗がこたえてると見えますね。で、ここに参戦してくるのが倫とメイメイ。いやあ、倫、めっちゃ可愛いよなあ。バイト先でもチョコをねだってばかりいたとかいうんですけど、その倫が手伝って、お菓子づくりに邁進しますよ。
ここでの会話が面白かったんです。ちゃんと料理できるのかと不安がられる倫ですが、一人暮らしで炊事もばっちり。てきぱきそつなく調理をこなして、でもキッチンにまわされるの嫌だから料理できることバイト先には黙ってたっていうのがね、なるほどあるあるだなあといいましょうか。
倫、いいですよね。このへんのわりきり。
そしてできあがったカップケーキ。そこにメッセージを添えてつくしに贈る。そのサプライズの様子から、そしてふたりの対話もまた素敵で、ええ、いい関係築いているなあと思わされて、暖かな気持ちになれた。本当、これからもしあわせの続くこと、祈りたくなるふたりです。
『ぼっち・ざ・ろっく!』
修学旅行後半。そうか、ひとりは皆と一緒に風呂に入るのは嫌なタイプなんですね。ひとり部屋にて待機していたら、喜多の友人が大挙して押し掛けてきた、そのやりとりに見えるひとりの複雑な思い。ああ、この子の自意識、その苦しみ、わかるようでわからないところがナイスでした。
今回のひとり、なんだかんだで喜多と佐々木と、気があったのかあってないのか、わからないながらも最後までなんとか旅行を乗り切れたのがとてもよかったなと、なんせいろいろ心配な子ですから、そう思わないではおられなくて、なんといいましょうか保護者気分ですよね。木刀買っちゃったり、なんだかんだ羽目はずす程度には楽しめたようなのもまたよかったところ。いい思い出になったら本当にさいわいだと思います。
そして最後に、人のギャグで世界に羽ばたいた後藤ひとり! ほんと、この子の人をひきつける力のすごさよ。持ってますよね。
『アイドルビーバック!』
いやもう感動的な展開! ステージに駆けつけてきたトモコ様。急遽の飛び入りに段取りもセッティングもめちゃくちゃで、でも会場は大盛り上がり! アイビバ目当ての客が9人だけとは思えない、そんな高揚に、これからのアイビバ(仮)の躍進を期待させられる、そんな一場面でありましたよ。
そしてまだ一曲しかないから、次の曲は強制アンコールっていうの。ほんと、まだはじまったばかり。でも、その第一歩がこんなにも熱い。これはほんと、沁みましたね。
三人でのはじめてのステージを終えて、ようやく一息つけるかと思ったら、なんと、これからがむしろ本番!? 特典会っていうのがあるのね? すごい勢いで駆け出していくあんじゅたち。なるほどグッズやチェキの販売をするというのね!? 物販できるだけのグッズがないからチェキメインなのかな? スーツ姿のトモコ様がどえらい人気で、いや、これわかるわ。逆にレアやもんな。
そして椿の作った曲に対するラブコールもあって、いやもう最高だったのでは? 旧アイビバとは違う曲調、でもそれでもアイビバらしさが感じられて、というファンからの言葉が嬉しい。そしてファンの子、ゆぴぴさんとのやりとりの中で決まっていくアイビバ(仮)の正式名称。
アイドルビーバック!
ここにタイトルが現れてくるんですね。
物語はまだはじまったばかりなのに、こんなにも心が熱い。伸びやかなる彼女らのこれからに心持っていかれてしまっています。
- 『まんがタイムきららMAX』第21巻第2号(2024年2月号)
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