『まんがタイム』2024年1月号、発売されました。表紙は『ローカル女子の遠吠え』。冬の食べ物がテーマの表紙。りん子は、これしぞーかおでんですよね? なんかひょろひょろと長く伸びるのを食べておりますよ。『花丸町の花むすび』彗ちゃんはあんまん? にくまん? をぱくっとまずはひとくち、『秘密のお姉さん養成ノート』蛍は、年越しですかね? 天ぷらそばを食べています。そして『おとぼけ部長代理』は、ああ、たこ焼きを食べて口をやけどしそうに! そうなんですよね。温かくておいしいは、熱くてやけどに直結しそうなところあります。
今月は新規ゲストが1本です。
『跳べないウサギと神の島』
東京から亡き母の実家、月兎島に引っ越すことになった少年、南部怜音。いずれ勉強で上位をとって東京の大学に戻るんだと、気持ちを高く持っているのですが、そんな彼の前に現れる不思議。
空から降るように降りてきた女の子。怜音の幼馴染みの少女、首藤輪子なのですが、怜音とかわした、いつか東京に連れていくという子供時分の約束を今も覚えているのですね。けれどこの子、不思議なことをいう。私この島出られないから。それはしきたり的な話なのか、あるいは物理的にもこの島を離れることができないということなのか。
そしてふたたび空高く跳躍して消えていくリンコ。
この謎の多い少女と、そして不思議を抱える島。レオンがこれから出会っていくもの、それもまた不思議の数々なのでしょうか。なにか彼の出生にも秘密があったりする!? ええ、ちょっといわく感じさせるボーイ・ミーツ・ガールの幕開けでありますね。
『ローカル女子の遠吠え』
江戸時代に夢を馳せる秋津さん。江戸時代なら私も美人だったかもというのですが、なにをおっしゃってるんですか! 今も美人ですよ! 最高可愛いですよ! という役割は江崎さんにとられてしまいました。
しまいました、が! そのおかげで照れる可愛い秋津さんが見られたこと、浮かれる可愛い秋津さんが見られたこと、本当によかった。江崎さん、ナイスプレイでしたよ!
さて、今回は昔はよかったというわりには本当にはよくなかったりする昔の話。
そうそう、そうなんですよ、平成令和を生きる我々が昭和に戻ったりなんぞしたら、町は汚ないわ人間は粗暴だわで、絶対耐えられないよ! みたいな話を実例出して紹介していましてね、町のあちこちに残されるガムの痕とかさ! ほんと、たまらんよね。うっかり踏むと嫌な気持ちがひきずるんだわ。
でもって、トイレ事情も最悪で、観光地のトイレとか近寄れたもんじゃない! ええ、ほんと、昔はよかったって思うのは思い出の中、美化された「昔」だけであって、本当の昔ってやつはどうしようもないんです。ええ、ほんと、りん子さんだってひっくりかえるくらいですよ。
『瀬戸際女優!白石さん』
白石に母がいった言葉、爽太、あの子はやめときなの真意が明かされました! なんと、若い男にもてあそばれた経験があるからでありますか。若い男とつきあってみたはいいけれど、振る舞いのあっちこっちに顔を出すおばさん感に徐々に恋も冷めてゆき、ついには若い女に乗り換えられてしまったという話。
ああ、ちょっと安心した! 爽太という個人になにか問題を見出したとか、そういう話じゃなくてよかった!
でも、爽太との恋愛をリアルに考えると、いろいろ思い当たる困難、問題いろいろ。それがふたたび白石を悩ませて、もうつきあうとかそういうのはよそうと心を決めたら、白石準主役、爽太が主役でドラマに出る機会が!
ああ、またここで白石の心が揺れますね。はたしてどうなる白石。というか、ふたりの役はどんなのなんでしょうね。
『スーパー恋愛タイム~現場でドSな彼女は自宅でデレる~』
テレビ局前で催された、エボリューザーのライブイベント! 年齢性別を超えたファンたちが多くつめかけるイベントであるのですが、ということは当然タダシファンのお隣さんもくるわけで、いやもうね、この人たちがこないとファン関連の話題ははじまんないよね!? ってくらい自然に登場してきます。
この感覚、どうもステージ上のタダシ、すなわちアツシにとっても同じようで、客席にふたりを見つけてリナと一緒に実家のような安心感とかいってるの、ほんとにおかしい。時に身バレ、ふたりの場合、交際してることがバレるリスクもありながら、それでも全力で推してくれている、その気持ちや存在感が頼もしかったり嬉しかったりするんだろうな。なんて思ったんですね。
もしかしたら、こうしてファンが生の役者の存在に向きあうことのできるイベントは、ファンにとっても嬉しいし、同様に役者ならびにスタッフ、関係者にとっても嬉しくちからづけられるものなのかもですね。
さて、今回ラストに登場したフードの人物。これは追加戦士か!? いやもう、またなにか動きがありますね、これ。
- 『まんがタイム』第44巻第1号(2024年1月号)
0 件のコメント:
コメントを投稿