『まんがホーム』2024年1月号、昨日の続きです。
『カワイイだけでは飼えません ~さくらば動物病院カルテ~』
ドレープが毛だらけにならないよう、コロコロを使ってきれいにしているキョウスケ。けれどそこにめておが乗っちゃって、また毛だらけに!
この布ね、最初、真ん中に穴が空いてるのなんでだろうと思ってたんですけど、なるほど手術の時に使うやつなんですね。今回は後半、手術の描写がありまして、そこでこのドレープがどう使われるか見ることができます。
今回の手術は雄猫の去勢です。オスメスでの去勢避妊手術の大変さが違うという話あり、そして清潔と不潔の話あり。執刀医の清潔を守るために、サポートする役目の人がいる。それがくまちゃん先輩なのですが、心電図を確認し、麻酔のコントロールをし、そして最後についでの爪切りから耳掃除まで。
このテキパキとあちこちに気がつき、手が届く感。こういう広い視野が大切という話。キョウスケも感心してましたね。ええ、実際こういうベテランさんには憧れます。
『歌詠みもみじ』
今回はお歳暮の話。家族間でも日頃の感謝のあらわれとしてお歳暮贈ります。パパさんからママさんへ。そうしたらすかさずママさんからクリスマスプレゼントをねだられるというのね、ああ、パパさん愛されてるんですよ、それは。
千恵ともみじの手帳の話も面白かった。手帳に、文具にと凝るのが千恵ちゃん。対してもみじはせっかく買った手帳を活用しないタイプで、ああー、自分ももみじ寄りです。手帳とか、なにをどう書いたものかっていまいちわからず、真っ白にしちゃうんですよね。ええ、自分に手帳、日記は過ぎたものなのです。
そしてラストの扇風機。ああ、うちもまだ一台扇風機片づけずに置いてある! そうなんですよね、ついちょっと前まで使ってた。今年の夏は尋常でない夏でした。
『うちの秘書さま』
年末ということで大掃除、メイドたちは屋敷のあちらこちらを、七瀬は玄関を、そしてはじめは自室の片づけ。はじめの部屋、たまにきれいにするけど、気がつくと散らかってる。もう風物詩になっていますよね。
また、片づけはじめると気が散ってしまって、ついつい出てきた本やらなんやら見てしまうというのも定番。こうした定番展開を経てようやく片づいたかと思ったら、メイドによるゴミの分別チェックが入るというのですね。
でもここでまさかはじめに見られてしまって、ゴミ漁りと思われるのを怖れたメイドさん!? 中身チェックなんていっちゃったもんだから、間違っちゃあいないけど、はじめが逃げちゃって、いやもうはじめもお年頃、見られちゃ困るものもあるのでしょう!
と思ったら、それが最後に判明。まさかの12点の数学のテスト。ああ、まだまだはじめはお子様かも知れません!
- 『まんがホーム』第38巻第1号(2024年1月号)
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