2023年1月12日木曜日

『まんがタイムきらら』2023年2月号

 『まんがタイムきらら』2023年2月号、先日の続きです。

『ゆらめきラグーン』

エリーに気持ちを伝えたいゆら。この旅行中にと気合い入れてるのですが、どうしても素直に気持ちを口にできずにいて、照れちゃう、思いとはうらはらにそっけない言葉が出てしまって、先が思いやられるなあと思ったところに、千帆からのジャッジですよ。

それじゃ不正解と指摘され、その後はエリーとゆらを近づけるためのアシストに徹してくれる千帆。いい子だなあ! というか、エリーとゆらの関係、しっかり理解してくれているっていうのがちょっとすごい。そして千帆が作ってくれたチャンス、ふたりきりになれる夜のデッキ。一緒に空を見ながらの会話、そこで語られるエリーの思いの丈がしみじみと胸に迫って、これは本当に素晴しかった。

一瞬も無駄にできない、したくない、そうした思いが伝わってくる。そしてついにはゆらも気持ちを開こうとして!

ええ、続きこそは次号ですが、このゆらに思いきらせるきっかけを作ったのがエリーであるというのがとてもよかったです。素直な思いが素直な思いの呼び水になる。そのつながっていく気持ちの流れ、素晴しかったです。

『それでは、ステキなセッションを。』

ロノの仕組んだ機材トラブルを、咄嗟の飛び込み演奏でもってしのいだ是沢と加島。しかしその代償は大きく、イベント運営から呼び出しを食らってしまうハメに! って、いやいやピンチを救ったことに対するお礼じゃないのん? もう完全にネガティブに陥っているふたりですが、よかった! やっぱりお礼でしたよ、どころか、ふたりともに新たな演奏のステージに駈け登るチャンスを掴んだというのですか!?

元トーキングインネオンのヴォーカル、シギー様のバックバンドに参加してみないかとの申し出です。鴫野あまね。実力者なのだけれど、あまりに厳しい要求にメンバーが定着しない。そこで是沢、加島の活躍を見て、これならとお声がかかった模様。トーキングインネオンといえばベーシスト徳庵がかつて在籍したバンド。是沢にとっては、憧れの徳庵に近づくチャンスでもあるわけだ。

まずはオーディションからという話ですが、悪いお話ではないでしょう。ふたり、チャンスを掴むべく動き出しそうな気がします。

とその時てんちゃんはというと、是沢加島とはぐれてしまっていた。そんな彼女に声をかけて、お菓子までくれた女性。あ、これ、鴫野あまねだ。ということは、この人もかつてお助け妖精のアイテムに実力を伸ばしてもらったっていうことか!?

かつてのお助け妖精関係者と、今のお助け妖精関係者。この出会いがどういう結果を生むか、気になる展開になってきましたよ。

『ほぐして、癒衣さん。』

素敵女子登場だ! ちんまりデコっぱち眼鏡女子。コンビニで夏鈴の裾を掴んだ彼女に、うっかり迷子? といいかけた夏鈴。でもその実態は、夏鈴の勤める会社の副社長。忘年会で進行役つとめてたそうですが、だったっけ? 忘れたなあ! でも、この苦労性で若干潔癖な素敵女子の参戦は、なかなかに今後を面白く彩ってくれそうで大変喜ばしいことです。

副社長、白岡さん。気まぐれな社長に振り回されて、えらいこと苦労している模様。ストレスも溜ってるのかな? そんな彼女が心配しているのは夏鈴と癒衣の関係。夜のフロアに響く変な声。なんらかのハラスメントがあるのでは? みたいに心配されてたんか。実際はマッサージ受けてるだけなんですけど、その実態を聞き取ることができて、白岡の心配も少しは軽減されたかも知れませんね。

からの、夏鈴のマッサージ講座。白岡は人に触れられるのが駄目、というのでセルフマッサージを教えることになるんですが、しっかり凛々しい系に見えた白岡がちょっとゆるむのね。そうしたところ、大変よかったなあ。

そして白岡から見ればポーカーフェイスで感情を読み取りづらい癒衣の感情にも触れることができて、ああ、ちょっと新しい世界、興味が開いたようではありませんか。ということは、また出てくるな! これはこれは期待です。というか、癒衣と白岡の身長差、けっこうすごいですね! ぐっときます。

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