『まんがタイムきららキャラット』2021年9月号、昨日の続きです。
『恋する小惑星』
桜先輩とモンロー先輩のお話。星空案内人資格認定制度、調べてみたら、これ、本当にあるんですね! 星空案内人の資格が欲しくて講座に参加しようとするモンローにつきあって、桜も一緒に参加しようというのですね。乗り気ではなさそうなモンローだけど、分厚い本には付箋がいっぱい! やるとなったらしっかりやるけど、なかなかそうしたやる気を素直に見せない。そういうところにこの人らしさが見えていい感じですよね。
星空案内人はただ天文の知識があればいいというものではないのですね。星空の楽しみ方を伝える人になるための講座。くわしいに越したことはないけれど、それだけでなく、広い知識や経験をもとに、参加者が星に触れ、楽しい、面白い、もっと知りたい、そう思えるようなお手伝いをするのが求められる役割。ああ、でもこれはモンローも、それから桜も適性があるんじゃないでしょうか。今回でいえば望遠鏡のくだり、その原理を実験で確認する時に、さっとルーペを出して接眼レンズに触れるでしょう? こういうの、さっと自分の手持ちから、なるほど! そう思わせてくれる視点を提供してくれるところ。説明を具体的な手応えとして伝えられるのは強さだって思ったのでした。
ふたりは卒業してしまったけれど、地学部の皆との交流はまだあるし、気持ちも近しくあるというのもまた嬉しいところでした。このふたりの仲よいところもとてもよかったです。
『まちカドまぞく』
展開がはげしすぎて理解がついていきません!
台風でしたね! 屋根を見にいったらそこに隠し部屋がありました! ばーっと風に飛ばされた書類はシャミ子が全回収。その解読、かなり時間がかかるかと思いきや、ウガルルがいい感じにキーワードを拾い上げてくれた! それは桃の家の住所! 台風を前にバンダ荘は危険と、一時的な避難場所と提供していた桃自宅へシャミ子とともに向かう桃。しかしその家では大変なことが起こっていた!
立て続けすぎる……。ええとえっと、なるほどね、しおん、死んじゃったん? って、マジかーっ! しかもリコから伝えられる驚愕の事実! 小倉しおんは本のまぞく!
いや、ただものではないとはわかってたけど、グシオンこそは魔族そのものでも、小倉しおんはもっと人に近いなんかかと思っとった……。そうか、ガチまぞくでしたか。その精神? 中身が桃の家の中にあった謎の扉の向こうに旅立ってしまったの?
いやもうほんと立て続け! ええ、次回には桃か誰かがいい感じに情報を整理してくれるのだろうと期待して、起こったことをそのまんま受け止めておこうと思います!
- 『まんがタイムきららキャラット』第17巻第9号(2021年9月号)
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