2021年7月4日日曜日

『まんがタイムきららキャラット』2021年8月号

 『まんがタイムきららキャラット』2021年8月号、先日の続きです。

『RPG不動産』

ファーの服についた種から育って咲いただろう星の雫。この花を手掛りにファー探索に向かう琴音一行。同道するのは当然PRG不動産の面々! のみならずサトナ様にその部下、兎月、狐白も一緒でして、ああ、ちょっと不安があるなあ。

この探索行。星の雫が最初の手掛かりになるところから面白かったのですが、かたちを変えるノームの洞窟、その構造から自然にできた古い道、新しく作られた人工的な道をルフリアが見分けていく。そうした視点も面白くってわくわくさせられるのですが、ああ、でもこうしてファーにサトナたちが近づいていけば悪いことが起こりそうな気がする! 少なくとも、サトナよりも先に琴音たちがファーに接触、亜人たちの置かれている状況について情報を得ないといけないのでは!?

でも、どうもそういう風になりそうにないんですよね。

いやもう、本当に不安。琴音の姿を一度は見たはずのファーはさっと姿を隠すし、ノームたちも攻勢に出てくるし、加えてサトナは兵を動員するに至る。ああ、どうなる。このまま戦闘になるのか、そうなれば亜人側に一方的な被害が? さらには、いまだ戦争の終わっていないという亜人たちの置かれている状況は? 人間側に隠されているその情報、真実についてサトナは知っているのか?

などなど、本当に緊迫の続く展開。ハラハラのしどおしでした。

『mono』

クロクマ先生の漫画はヤバいオカルトをモデルにしてるので、厄除けやらしとかないと関係者間に不幸が蔓延してしまう。でも、このたびのアニメ化、すっかり浮かれて失念してしまっていました。

って、ヤバいな! ヤバいよ! 実際次から語られていく不幸の数々、地盤沈下で建物が1階分減ってしまうとか、しかも一棟だけじゃないとか、わりと洒落にならないレベル。さらには七日間連続事故。でも、死んだり怪我しない程度に手加減されてるのね? このあたりはクロクマ先生の徳のおかげ?

そして音響スタジオに響く謎の声。ああ、亡くなった母ちゃんの声……。ほんと、どの怪異も怪しいといえば怪しい、ヤバいといえばヤバい。でもどことはなしに手加減があるというか、目配せみたいなの感じさせるところね、漫画だから当たり前っちゃあ当たり前か知らんけど、霊の皆さん、ネタ優先なさってるわー。

ほんと、面白かったです。

基本、この漫画らしい胡乱な話が続いて、プラズマ! ほんまかいな! 厄除け済みPC! これはこれで好きな人とかいそうだなあ……。ほんと、最後まで人を食ったところあって面白かった。この脱力でもって締めていくみたいな味わい、いやもうさすがの一言です。

『紡ぐ乙女と大正の月』

舞踏会で唯月と雪佳が踊りました。それで紡が踏み台にされたんじゃないかとか噂が立って、かと思ったら旭はまるで噂にもならなくって! この子たちのわいわいしたところ戻ってきて、ほんと、よかったですよ。ずっとつんつんしてた雪佳も悪かったと謝ってくれて、ええ、まずは落着ですね。安心しました。

ここで新事実発覚。そうか、雪佳さん、ひとつ年下でしたか。驚く紡。唯月たちと同い年、すなわち自分よりひとつ下だと思っていたらさらに年少だったとは。現代換算すると中学二年生。それですっかり雪佳に対する見方、接し方が変わる紡、これも面白かったです。

今回をもって物語の終わりに向けてのカウントダウンが始まった、そんな風に思っていいんでしょうか。唯月が紡に対し素直な気持ち、紡がきてくれてよかった、一緒に過ごす時間が減ってさみしかった、いろいろまっすぐ話してくれたところなど、この子のあどけない様なども見られて、大変によかったです。かと思ったら、いずれいなくなるかも知れない予感などしてるじゃないですか。ええ、ほんと、これすごく不安!

そして紡の持ち込んだ写真ですよ。ついにその像が見えるまでになった。映っているのは唯月、紡、旭、初野、雪佳。この度まさに縁をはぐくんだ面々。ああ、なにか意味があるのだろう。この写真が告げようとしていることとはなんなのだろう。いずれにしてもこの謎の徐々に明らかになっていくだろうところに、やはり物語の終焉など感じとって、ああ、ほんと不安!

と思っていたらですよ、まだあるんか。唯月の父が娘に許した時間はあと2年。それが確認されたところで原首相襲撃の一報! ってことは大正10年か。ということは、あと2年じゃないですか!

いやいや、もうもう、いやいや、もう、ほんと。いやいや、もうもう、いや、ほんとですよ。

0 件のコメント: