『まんがタイム』2021年8月号、昨日の続きです。
『良倉先生の承認欲求』
SNS映えを意識した写真部の文化祭ブース、いよいよ完成したようですね。しかし今回は良倉のぶんちょー紳士活動は封印。さすがに星畑、上枝ふたりにバレたのを反省して、リスクはとらず自重することを覚えたか! と思ったら、SNS映えこそは断念したものの、学内での栄誉、そこに承認欲求の充足を求めようとは! いやあ、さすがですよ、さすがです、先生。
今回のMVPは古岩だったと思います。前回の良倉からのアドバイス、それをどんな感じに解釈したのだろう、さわやか笑顔で星畑、水元のこと歯の浮くようなセリフでもって褒めまくる! いや、でもいいよ、すごくいいよ、古岩部長、かっこいいよ、超素敵。いやもう、見事だったのではなくて? 実際マジ最高でした。
今回のエピソード、古岩のポテンシャル感じさせてくれて実によかったです。この実力、文化祭でも発揮されたら面白いな! なんて思って、ほんと学内にファンが溢れるくらいやらかしていただきたいところですよ。
『テレパス皆葉と読めない彼女』
皆葉が不調から回復して、ああ、この雰囲気久しぶりかも知れませんね。皆葉に澄花、笹本、桐谷の4人が能力駆使しながら和気あいあいと話をしている。
今後の方向性も明確になってきましたね。皆葉が澄花のこと好きと自覚した。笹本、桐谷はなにを今さら! みたいになってますが、いやそれでも自覚したこと、自覚していることを自身認識するにいたったこと、それがデカい! いやほんと、まだまだ恋愛の機微といえばいいのか、澄花の思うところにまで気持ちがゆきとどいたりはしていないのですが、だからこそといえばいいのかな、少しずつでも知ること理解すること、そうしようと心を砕くこと、そこに期待したいって思えてくるのですね。
きっとこの経験を通じて皆葉は成長するんだろうな。多くを学んでいくんだろうな。そうした伸びゆく様に期待をするのだと思うのです。
『秘密のお姉さん養成ノート』
蛍、やっぱりヤバいなこの子! 主任が懸賞で当てた加湿器を貰い受けるはこびとなりました。そこはいいんだけど、主任の部屋にお邪魔して、いい匂いだーっ! ってスーハースーハーするのかい!? それもそんなあからさまに、ふすふすふすふす、細かに吸気するのかい!?
今回は素敵お姉さんのお部屋探訪でしたね。主任の部屋、素敵だった。自分の部屋も素敵にしたい! でも、よくいえば生活感というか、これまで蛍を育んできた歴史がよく見える部屋ですよね! 悪くいえばごちゃごちゃゴミゴミしてる……。うん、そんなもんだよ。おしゃれ部屋作ろうとしたら、非おしゃれアイテムは完全排除、家具やら調度やら、トータルで一から揃えるくらいじゃないとちゃんとした感じにはならんですよ……。
主任の部屋だけでなく藤先生にもどんな部屋か聞き取りしてと、蛍、いつになくやる気なんですが、藤先生、さすがやな! トータルコーディネートのトータルする方向性、そっちなんだ。でも、ひとつのテーマ、コンセプトにしたがって空間を作る。その重要性はよくわかりますよね。
で、藤先生から聞いて学んだことを生かそうとする蛍。いや、そうじゃない、そうじゃないんだ……。ほんと、この子の残念感よ! 具体的に誰かから、ここはこうしてこうしてこうやで、って教えてもらわないことにはあかんっぽいですよね。
いや、それでもあかんかも知れないのが蛍という子のようにも思います……。
- 『まんがタイム』第41巻第8号(2021年8月号)
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