『まんがタイム』2021年8月号、発売されました。表紙は『おとぼけ部長代理』。今回のテーマは夏目前にしてスイカ、なんですが、部長代理、ただ普通にスイカを食べるのではなくスイカをあしらったフルーツパフェでありますね! 実際、こういうのあるのかな。『冷めないふたりのひとりご飯』武蔵は、もうひたすらシンプルに切ったスイカを食べようと、『花丸町の花むすび』花子もシンプルに切ったスイカなんですが、なんですか、そのスイカのかぶりもの! そして『茨城ってどこにあるんですか?』多恵はといいますと、丸のままのスイカを掲げるみたいに持ちまして、あ、もしかしたらスイカ、茨城の名産ですか!?
『瀬戸際女優!白石さん』
ああ、最初に謝っておかなければなりません。白石が気持ちを寄せつつある薬丸社長。真島から届いたメールにあった意味深な文言、まだ社長と付き合ってないよな? というの見て、もしやなにか問題のある人なのか!? みたいなことを先月いっていましたけど、どうやらこれ、ものの見事に誤解であったようでして、ええ、薬丸社長、悪い人とかあかん人ではないっぽいです。いやはや、社長、申し訳ありませんでした。
真島のメールの真意、これってキャバクラに白石を呼び出すのに支障がないか確認したかったんですか。キャバクラのあいりちゃんが恋愛で悩んでいる。その相談に乗ってくれっていうんですけど、白石で、白石でええんですか!? いやほんとむしろ白石が相談に乗ってもらう側じゃないのかい? とか思ったんですが、あいりの置かれている状況、まさに白石のそれにそっくりで、ということはこの相談を通じて、白石に自分の状況を冷静に判断させようという腹なの真島監督!?
いや、そのへんがさっぱりわからんのですよね。
しかし今回、あいりさん、仕事としての振る舞いと普段の姿、そのギャップよ! 私服の方がいいなあ。はいいとして、白石との仲が深まっていくようなところね、すごくよかったですよ。そんな中、真島が白石のこと好きなんじゃないかという話が出てきたりね、ええ、いろいろこれまではっきりしなかったことも今後見えてくるかも知れない、そんな予感もさせられる回でした。
『お天気おねえさんの晴れ舞台』
今回は牧さん試練の回ですね! 取材で保育園にいって琴音と一緒に先生やることになったんですが、琴音は見事にマッチして、子供とのコミュニケーションもばっちり。対して牧はというと、子供の行動に驚かされたり、子供の言葉を真に受けてしまったりと、ええ、子供は大変ですよね。普段、琴音を相手にしてるから園児も大丈夫なのでは? と思ったけど、そうか、やっぱり牧は子供苦手。理性的に理屈でもって動くわけではない子供たち、それを対応して、時に受け入れてっていうのが難しいんだろうなあ。
でも、エプロンつけてる牧さん、可愛かったと思いますよ。「人気なし」のぽつん、ほんといい感じ。でも、そんな牧がさとしくんの七夕のお願い、妹のぬいぐるみを見つけてほしいというのを聞いて、親身になって動いてくれるじゃないですか。ああ、牧、やっぱりすごくいい。七夕の日は降るかもといわれて、一緒にてるてる坊主作りましょう。そしてそこからも探索継続して、ええ、さとしくんとの相性もよかったのかも知れないけど、こうして数日を子供たちと過ごすことで、馴染んだり情が移ったり、いろいろ心変わりさせるものあったのかも知れませんね。
そして牧先生、お手柄! ああ、お兄ちゃんも妹ちゃんもすごく嬉しそう。ほんと、気持ちのいいお話。いいラストに嬉しさ感じながら読み終えました。
『茨城ってどこにあるんですか?』
今回の舞台は大洗サンビーチ! ああ、サーフィンのアニメの舞台になってたところだ! 千葉代表の明里を含めた三人で海に遊びにきたのですが、語られるのは6月のこと。ああ、森戸の幼馴染み、大河が潮干狩りをしたいと、森戸を訪ねて大洗にきていたんですね。
大河すなわち男子が参加していたと聞いて、恋の予感!? みたいな感じで明里が興味津々になってますけど、そういう話なのかな? 少なくとも、多恵と鈴子はふたりの仲を進展させようとしていますよね。潮干狩りもバラバラ個別にやるんじゃなくて、チーム分けして対抗戦にしよう、そうして森戸と大河を一緒に行動させよう、策をめぐらせまして、でも多恵も鈴子も潮干狩りガチ勢かよ! 栃木組ふたりを勝たせるつもりが、見事に潮干狩りハイ! ノンストップで掘りまくってますがな。
今回の潮干狩り、森戸幼少期のわがまま、それを覚えてた大河からのいわばプレゼントだったんですね。ほんと、大河、いいやつ。寡黙だけどその思いの深さ、なみなみならぬものありますね。
- 『まんがタイム』第41巻第8号(2021年8月号)
0 件のコメント:
コメントを投稿