2020年6月14日日曜日

『まんがタイムきらら』2020年7月号

 『まんがタイムきらら』2020年7月号、先日の続きです。

『ゆえにアイドル革命!』

いろいろと文化、社会について語られていきますね! かつて存在した種族間の対立や、それに由来する軋轢などなど。こうした背景がしっかりしていくとやっぱり面白いよなって思っていたらですよ、それ以上のことが発生して、いやまあ驚きましたよ。そうか、そういうシステムなんか!

ずっと伴奏なしでやってきたけれど、それでは物足りないと指摘を受けたCHU♥IN GAM。このままでは祭典への出場は難しい……。さあ、この苦境をいかにクリアするのか。いやね、町で出会った女の子、ミィアがキーパーソンになると思うじゃないですか。例えば音楽の天才とか音楽隊に所属してるとか、そいうのん。でも、全然違うっていうの、ほんと驚かされました。

ミィアがキーパーソンではあったんですよ。けれど、直接的にCHU♥IN GAMを支援するのではなく、あくまでもファンとしてというんです。いえね、まさかこの子が50人目のファンとなることで達成報酬がもらえるとか、まったくもって予想もしてませんでしたよ。あ、そうか、言語能力獲得も達成報酬だったか。あんまりに序盤だったから、そのへんのこと忘れちゃってましたよ。ともあれ、ラジカセが手に入って、これで伴奏も確保できたってことで一歩前進。でも、このラジカセがどーんと出てくるの、ちょっと異質で、でもこれがこの漫画の世界観なんだな。象徴的なシステム、なんか釣り込まれて笑ってしまう。そんな面白さだと思います。

『夢見るルネサンス』

すげえ! タイトルロゴが特別仕様だよ!

ロボットアニメにはまってしまったエマ。のっけからロボットの合体シーケンスからはじまって、いつもと違うタイトルロゴに鼻息荒いエマ。このやりたいことやってます! って感じ、いいですね。楽しそうなのがなによりですよ。

リーチャはレンの影響もあったわけですが萌えに目覚め、そしてエマはロボット、燃えに目覚めた。この差は、絵画のリーチャと彫刻のエマ、手掛けるジャンルの違いもあるのかもですね。なんせ、変形して合体するロボットとか、いかにも立体、造形志向ではありませんか。でも、エマの様子見ると、ただただアニメにはまってるだけのようにも見えて、これは、これは堕落なのですか!?

ロボット求めて町に出て、おもちゃ屋で見かけたロボットイ。思いっきり魅了されてるエマですよ。結構な値段がするので手が出ない! そこにつけこんで、エマに生活改善の約束をさせるモモカ。この子、もう完全に保護者みたいになってますよね。ある意味、これもまた支援、芸術の擁護のあり方なのかも知れませんね。いや、やっぱり保護者だと思う……。

『トールさんの通り道』

スライムのライム、そんな色してたのか! ピンク系の色だと思ってたら鮮やかな青なんだ。意外意外、結構驚く色でした。

トールがライムにアクセスしたのは、召喚魔術についてライムがなにか知らないかと思って。でも、呼べてもほいほい帰せるわけではないのか。

今回、いろいろと気になる情報出てきてますよね。人間が再び魔術を使いはじめた云々。魔王代理をしているというライムの知り合いサイド。また500年前に死んだという魔術に詳しかったライムの友人。この情報のすべてが今後のいろいろに関わるとは限らないとはいえ、この世界を知る、今後の展開を占うにあたって、結構鍵になりそうなこと。なんか、いろいろちりばめられてたっぽい感じがするんですよね。

そしてケイトはといいますと、アーティのおばあちゃんにあいにいくことになりました。どんなおばあちゃんなんだろう。なんかきっと面白いことになりそうな予感。次回が楽しみです。

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