『まんがタイムきららキャラット』2020年7月号、一昨日の続きです。
『しずねちゃんは今日も眠れない』
抱き枕のねね。この子、自律行動できるんだ! 幻なのかなんなのか、授業中のしずねに介入。でも、本体は自室で寝てたみたいだから、これ、やっぱりしずねのイメージ。うとうとと精神が眠りに落ちそうになった瞬間に見た夢みたいなものだったのかも知れませんね。
と思ったら、今度はねねさん、お着替えですか! 着替えられるんだ! しかも、そのひつじ耳、飾りみたいなもの!? 予想外の展開が次々と押し寄せて、しかしこの子、実家? 抱き枕のねねを買ってきたお店にしずねと一緒にいくというのだから、ほんと、なんだか自由で面白いなあ。だってさ、ねねが外を出歩けるとか思いもしないもの。
しかしお出かけ着のねね、めちゃくちゃ可愛いですね。活発なねね、おとなしめのしずねと、このバランスがまたいい。しずねがねねに着せた服もね、しずね、自分が着るにはちょっと派手みたいなこと思ったりしてたのかな? しずねの服のチョイス、それだけでもなにかうがかえるところ、いいなって思いました。
店に向かう途中でも、しずねがクラスの子たちを見かけて隠れようとしたりね、ただ内気というだけではないのかな? そして体力切れるねね! 君、疲れやすいのか! 体力ないなあ! ってしずねの言葉が、心底驚いてるの感じさせて、これも面白かったです。
お店でのことも面白かった。うさぎのぬいぐるみに焼きもち焼くねね! ほんと、いろいろキュートでチャーミングな連載開始の第一回。これは今後が期待される内容でしたよ。
『魔王の娘からは逃れられない』
今回、人形の話なんですね。人形の品評会がある。それ聞いてショーコも自分のお気に入りを持ってくるんですけど、なんせここは魔界ですからね、ただでは済まない。ルルのショーコに渡そうとした手作りの人形も、いろいろ怪しい。どう見ても負のオーラ放ってるよね!? 品評会っていうのも、人形の出来不出来じゃなくて、呪いの力とかそういうの評価するんですよね?
品評会当日の様子がですね、当初こそ出来の良し悪しを見るみたいだったのに、途中から一気に不穏に! 動き出す人形! 中に魂が入ってて、動くし、魔力をねだるしで、ほんと尋常でない。そんな中、ショーコが持ち込んだデフォルメされたフィギュア。これ、どんな反応が得られるんだろう!? と思ったら、地味に評価されてるのがおかしい。見せて見せてとギャラリーが集まってくるのはいいんだけど、魔物にベタベタ触られるの嫌だなあって思ってるショーコ! うん、それ、めっちゃわかる!
この品評会に持ち込んだフィギュア。まさかこの子が夜中勝手に動き出すとかね! ルルなのかなあ。あの、カッ! ってなった時に魔力吹き込まれた? それでショーコのカバンに忍び込んできたりとかね、ああ、ショーコ、フィギュアにもしたわれてるんですね。でも夢見が悪くなるのは嫌だなあ!
『かぐらまいまい!』
オリジナルの御神楽を考えることになりました。って、それはいいんだけど、こふくの作った歌、歌詞がね、ぬんぬん、なの。それ、いいの? ぬんぬんでいいの? しかもベイビー神様だよ!? と思ったら、やっぱり却下されました。あのドヤ顔こふくとの落差が面白い。
皆でカラオケにいくことになりました。ひとりひとりに温度差あるのがまた面白い。ミコトのね、なんか妙にローテンションな感じ、これがすごくいい。そしてカラオケボックスにいってからも、またこふくがぬんぬん歌ってるよ! この人の鼻歌、ぬんぬんが標準なのか!? ふんふんと混ざって、ぬふんぬふんとかになってるの、本当におかしい。その後の行動もね、盛り上げに扇子持って舞で参加してみたり、それで美夜にしぶい顔されて、そしたら今度は鈴ですか! めちゃくちゃ面白い。
ひとしきり楽しんだ末に、皆で歌える歌として選んだ校歌。まさかカラオケに校歌が入ってるなんて!? から、これを舞にしてみれば? こうしてちゃんと結果に繋がるとは! ほんと、今回は寄り道みたいな話なんだと思ってたんですよ。それがこうして先に進む一歩になったの、こふくのアイデア、それがよかったってことですね!
- 『まんがタイムきららキャラット』第16巻第7号(2020年7月号)
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